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もんじゅ落下装置、詳しく調査へ 年度内稼動は厳しく (福井新聞) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/345.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 6 月 25 日 01:03:31: igsppGRN/E9PQ
 

もんじゅ落下装置、詳しく調査へ 年度内稼動は厳しく
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowermonjuresume/28864.html
2011年6月24日午後6時59分 福井新聞

 日本原子力研究開発機構は24日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、原子炉容器内に落下していた炉内中継装置の回収を終えた。昨年8月以来、原子炉容器内に大型の構造物が落ちたままになっているという異常な事態は解消された。

 原子力機構は今秋には復旧作業を終えたいとしている。2011年度内の40%出力確認試験を目指しているが、福島第1原発事故を受け厳しい環境にある。

 原子力機構によると、引き抜き時の観察では、既に確認している同装置の継ぎ目以外に異常はみられなかった。継ぎ目を留めている8本のピンは付いていたという。回収した同装置本体を7月から詳しく調べ、原子炉に影響がなかったかなどを評価する。

 同装置は長さ12メートルの円筒状の構造物で、重さは3・3トン。昨年8月、燃料交換を終え搬出するため同装置をつり下げた際に落下した。回収を2度試みたが引き抜けず、「スリーブ」と呼ばれる上ぶたの一部と一体で引き上げる大がかりな工事となった。

 23日夜に始まった引き抜き作業では、装置に付着している冷却材のナトリウムが空気と触れないようにするため、炉上部に設置した耐熱性のじゃばら式容器を伸ばしながら、1分間で6センチずつ引き抜いていった。約8時間後の24日午前4時55分ごろ、回収作業を完了した。装置は原子炉建物内で約10時間冷やした後、メンテナンス建物に移動し洗浄。7月上旬から、分解するなどして詳しく調べる。

 近藤悟もんじゅ所長は「多くの関係者に心配をかけた。トラブル復旧に向け、一つの大きなステップを乗り越えることができた」とのコメントを出した。
 

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コメント
 
01. 2011年6月25日 01:42:57: aofYmra6K2
日本の高速増殖炉は破綻している。

政府の原子力開発利用長期計画の変化を見ると、

1967年 昭和50年代後半(1980年代前半)に実用化目標
1972年 昭和60年代に実用化目標
1978年 昭和70年代に実用化目標
1982年 2010年頃に実用化目標
1987年 2020年代から2030年頃に技術体系の確立を目指す(実用化断念?)
1994年 2030年頃までに技術体系の確立を目指す
2000年 技術体系の確立を目標とする年度を示すことはできず。

5年ごとに約10年実用化目標年度が遠ざかり、1987年には実用化の文言が消える。
2000年には目標年度すら示せず。

こんなプロジェクトに税金をつっこむのはおかしい。
まっさきに事業仕分けで廃止するべき。

核武装のメリットより、攻撃目標としてのリスクのが圧倒的に大きい。
もんじゅのプルトニウムで反撃する前に、もんじゅに攻撃されて日本は壊滅だ。


02. 2011年6月25日 02:16:26: Bb91iuHOZc

数十年前、軍部の暴走によって国民は奈落の底に突き落とされた。
二発の原爆によってとどめを刺された。

二十一世紀、原発推進勢力の暴走によって再び国民は破滅のふちに立たされている。
一発目は福島。二発目はどこだ?
原子力の推進などもはや自然と人間性に対する侵略戦争でしかない。
いったい何のための戦争なのか。何のための犠牲なのか。

この戦争を支持する者は、後の世に「だまされた」と被害者面しているのだろうか?


03. 2011年6月25日 03:36:57: N0rmqaC22Y
原発のことを知れば知るほど、なんか、将来のために頑張って生きるというのが、無意味な気がしてきた。

広瀬隆はいう。「日本が10年後あるかと問われれば、私はかなりの確率で、10年後日本は存在しないと言わざるをえない」。

もんじゅ、六ヶ所村、東海村再処理施設、浜岡、玄海、福井銀座、これらが、何らかの理由で(とくに地震で)壊滅的な事故を起こせば、日本という国は消滅する。いや、世界が終るかもしれない。そして、その確率は決して低くない。

そうなると、一生懸命歯を食いしばって今を生きるということが、バカらしくなる。原発を前にすれば、人類のあらゆる営みは、無意味だ。ただただ、むなしい。

 太宰治の小説「トカトントン」の主人公のような心境である。

 皆さんはどうでしょうか?

 


04. 2011年6月25日 03:47:50: 5OOB5UbPqa
ここまでして「もんじゅ」にこだわるあたり・・・
高速増殖炉での核物質の扱いに関する密約がアメリカと交わされているんじゃないか?
だから政治的にもんじゅを「廃炉」する事ができなかったりして。

05. 2011年6月25日 04:39:07: DyWkqxSD36
なぜこの前の戦争が原爆二発を落とされるまで。また旧ソ連の侵攻まで終わらなかったのか今になってわかる。このもんじゅと同じ。

小笠原が取られ海軍が壊滅し、本土は空襲にさらされていた時でもさらにドイツが降伏し沖縄が占領されてもなお竹やり訓練をしていたかっての日本。

もう少し早く手を上げていれば、北方領土とサハリンならぬ樺太の半分は今も日本領土だったはず。


06. 2011年6月25日 06:02:42: butbvIDi2o
無事回収できたのは本当に救いだと思う。
ここで手を引くべきだ。
これが最後のチャンスだと思う。
次は無いかもしれないね・・・

07. 2011年6月25日 07:38:17: A4GQ7o9O02
人間に生きる意味があるのか?

「放射能汚染の現実を超えて」小出裕章著(1992) 北斗出版 

P13より引用

「引用開始ーーーーー生き方の中にこそ生命の尊厳はある 

人類はいずれ滅亡する。生物として当然のことである。恐れるべきことでもないし、避けられことでもない。それと同じように、一人ひとりの人間もどんなに死を恐れ回避しようとしてもいずれ死ぬ。一人の人間など、ある時たまたま生をうけ、そしてある時たまたま自然の中に戻るだけである。人間の物理的な生命、あるいは生物体としての生命に尊厳があるとは、私は露ほどにも思わない。もし人間の生命に尊厳があるとすれば、生命ある限りその一瞬一瞬を、他の生命と向き合って、いかに生きるかという生き方の中に、それはある。
ーーー中略ーーーー

自らが蒔いた種で自らが滅びるのであれば、繰り返すことになるが、単に自業自得のことに過ぎない。問題は、自らに責任のある毒を、その毒に責任のない人々に押し付けながら自分の生命を守ったとしても、そのような生命は生きるに値するかどうかということである。

私が原子力に反対しているのは、事故で自分が被害を受けることが恐いからではない。ここで詳しく述べる誌面もないしその必要もないと思うが、原子力とは徹底的に他社の搾取と抑圧の上になりたつものである。その姿に私は反対しているのである。ーーー引用終わりーーー」


08. 2011年6月25日 11:25:21: XwKJUS0hvI
橋下知事の発言はないのか。
孫の発言はないのか。

09. 2011年6月25日 18:50:22: MMUDeV9Jhs
まず、よく抜いた!関係者の文字通りの背水の陣の覚悟を賞賛する。

でも、、、抜いたんでしょ?

で、普通は抜かない部品まで抜いたんでしょ?

だから、その部品がない部分、今現在も、空間ができちゃったんだよね。

その空間って、一時冷却液体ナトリウムと外気とをつないでる穴なんだよね。

普通抜かない部品だから、取り替えることは想定してなかったんだよね。

これからどうやってふさぐ作業するんだろね?

原子炉から直に、強烈な線量の速中性子が飛び出してくる「穴」を

どうやって修理するんだろうね。

いったん停止して、核燃料取り出した上で修理するんだろね、もちろん。


10. 2011年6月25日 20:52:43: kFCMRLbm32
>>01

そんなに昔からの計画だったんですね.知りませんでした.
そもそも「実用化」てのは,「使える段階」という意味か?
廃棄物処理からメンテナンスまで全部含めて実用化のはず.
その意味では,現在稼働中の原発もまだ「完全実用化」段階ではない.
思想が太平洋戦争末期の日本軍兵器レベルだ.

----------

3.3トンの構造物が落下した衝撃がどの程度のものか?
記事では,原子炉本体は確認しないような書き方だが…

もしかしたら,原子炉に重大な破損はないかもしれない.
しかし,絶対に失敗が許されない状況で,事故が生じた同じ施設をまた使って再稼働させようという思考自体が既に破綻している.絶対に失敗が許されない,の前提が崩れている.所詮,その程度にしか考えていないんだ.


11. 2011年6月25日 21:38:28: Kx9laFN81Q

このまま廃炉にしろ。 それなら、今までの悪事の全てを不問にしても良い。

日本が壊滅するよりはるかにましだ。


12. 2011年6月25日 22:53:55: KUXOuEBKQ6
広瀬隆はいう。「日本が10年後あるかと問われれば、私はかなりの確率で、10年後日本は存在しないと言わざるをえない」。

こんな大変なことが起きているというのに
テレビをつけると相も変らぬおバカ番組

放射能のことなんてまるで関係ないいつもとかわなぬ生活

これではどう考えても10年後はないでしょう〜

暑さ我慢して節電なんて・・・・いちぬけた〜


13. 2011年6月26日 18:48:54: h6cbKB908I
「年度内稼動」って文字みただけで、怖くて震える。

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