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乳歯(内部被ばくの証拠)を保存しよう。 週刊朝日7/1号に「今はまず逃げてほしい」という記事がある。そこに、被曝をした証拠を残すことが必要だとして「放射性ストロンチウムは骨に蓄積されやすいので、抜けた乳歯は保管しておく、体調を書いた日記も大切」と書かれている。 福島県下の被ばく調査が震災後3か月で始まったことを考えると、政府は被爆の証拠をあまり望んでいる様子には見えない。子供で歯が抜け替わる年齢になっているのはほんの一部だろうから、乳歯を保存すると言うのはあまり一般的ではない。それよりも、頭髪、爪などを保管するべきではないだろうか?こちらなら、子供でも大人でも、誰でも保存ができる。どの程度、放射性物質が爪や頭髪に残っているのか自分は分からないが、少なくとも、鉛などの重金属は頭髪や爪からも検出される。だから、ある程度は証拠になるはずだ。 福島県内に居住されていた方は勿論、福島第一原発で作業をされた方にも、頭髪や爪の保管をすることを勧めたい。いつごろ保存したのか、原発事故直後からどこにどのぐらいの期間居たのかを紙に書いて、一緒に保管しておくことだ。 放射線による内部被ばくはその影響が3年とか5年、または、10年後に出てくる。また、放射線による被ばくは大した悪影響がないと言う宣伝も原爆を持っているアメリカ、イギリス、フランスなどの大国によってされてきた。だから、多くの方が今回の放射性物質による環境汚染がたいしたことがないと思い込んでいる。日本政府も、原爆を投下されたにもかかわらず、その原爆の影響を小さく評価することを続けてきた。そして今回の福島第一原発事故においても「ただちに影響はない」と言い続けている。原爆を作り保持することや実際に原爆を投下することによる放射線被害を小さく見せるために必要だったからだ。原爆という圧倒的な武器を持ち続けるために、爆発による破壊力と、その後に残る放射性物質の影響を切り離して、放射性物質の何万年にもわたる脅威を認めようとしないのだ。 日本は全国にほぼくまなく原発が立地している。東北地方太平洋沖地震というマグニチュード9の地震のために、今後数年の内に福島原発以外の原発がより過酷な原発震災を引き起こす可能性は高い。それを避けるためにも、今回の福島第一原発事故の影響をきちんと残していくことが大切だ。もし5年のうちに次の原発震災が起こらなければ、それまでに内部被ばくの影響が表面化し、日本国内の原発廃止に踏み切れるかもしれない。福島第一原発で被曝された方は、再度の被ばくを避けると言う意味がある。ぜひ、頭髪や爪、そして、乳歯などが抜けたら、それを保管しておいていただきたい。 なお、ビタミンを多くとり、乳酸菌などで腸管免疫力をあげておくことが、がんなどの発症を防ぐ効果がある。被曝を一定程度以上された方は特に重要だから、ぜひ、注意しておくことだ。 *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<600>>
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