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【ローマ共同】ANSA通信によると、ローマ法王ベネディクト16世は9日、「環境に配慮した生活様式を選び、人類に危険を及ぼさないエネルギーを研究開発することが政治と経済の優先課題であるべきだ」と述べ、暗に原発などに代わる再生可能エネルギーの利用を奨励した。シリアなどの新たな駐バチカン大使から信任状を受け取った際のあいさつで述べた。
(イタリアでは12、13日に原発再開の是非を問う国民投票が予定されている。法王の発言は、カトリック教徒が9割を占める同国の有権者の投票行動に影響を与えそうだ。)
2011/06/09 23:30 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011060901001169.html
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さて、結果的には、カトリック総本山のあるおひざもとイタリアでは、国民投票により脱原発が決定された。
ローマ法王の発言、脱原発への賛同は、この選挙結果に少なからず影響を及ぼしたと考えられる。
さて、法王の出身地は、南ドイツのバイエルン地方である。
なんと、ここはあのチェルノブイリ原発事故により、ドイツ国内におけるもっとも高い濃度の汚染地帯となった。
その後、このバイエルンの森の中のきのこを食らういのししからは、現在に至るまで生物濃縮されたセシウム汚染が観察されている。それゆえ、この地域では、きのこ、いのししを食用にすることは禁じられている。
ドイツ人である法王が脱原発への姿勢を積極的に示したことは、今後のドイツの脱原発運動にいっそうの拍車をかけるものと思われる。
さらに、ドイツでの脱原発を決定した現与党であるキリスト教民主党の大票田こそが、この南ドイツバイエルン地方であることも注目に値する。
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