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(転送・転載を歓迎します)
今回の福島第一原発の事故での東京電力の初動対応に色々な疑問や批判が有る事は周知の通りです。
そうした疑問の一つが、東京電力は、いつ、原子炉を製造したメーカーの技術者に協力を要請したか?と言ふ疑問です。
その点について、ノンフィクション作家の広瀬隆氏は、事故後間も無い時点でこう書いて居ます。
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(以下引用)
原発の図解はテレビで何十回も放映されていますが、あんな簡単なものではありません。原子炉の心臓部である炉心の下には槍ぶすまのように制御棒や、いろいろな配線、配管、バルブや計器類メーターがあります。(DAYS JAPAN1月号に写真を掲載)。
テレビで教授と称する人々が説明していますが、彼らは何も知りません。実際に知っているのは設計者だけです。1基ずつすべて異なる作りで、非常に複雑です。それがそうなっているか、東電も故障すればわからないのです。彼らは何も知りません。原発を建設したのは日立、東芝、三菱で、そこの技術者がすべてを知っているのです。ところが信じられないことに、東電は、その人たちをすぐに呼ばなかった。
(広瀬隆「福島原発で何が起きているのか」(DAYS JAPAN 2011年 5月号 Vol.8 No.5 8〜9ペ−ジ)より)
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最終的に、東京電力は、原発メーカーの技術者を呼んだと私は聞いて居ます。しかし、「すぐに呼ばなかった」と、広瀬氏は指摘、批判して居ます。
この「すぐに呼ばなかった」理由は何だったのでしょうか?
初動の段階で、彼ら(東京電力)は、原子炉を製造したメーカーの技術者をすぐには呼びたくない理由が有ったのではないか?例えば、メーカー側に知られたくない事が何か有ったのではないか?
これは、私の疑問であって、疑問以上の何物でもありません。しかし、私達国民が、当然、抱いて良い疑問です。
この点の検証を待ちたいと思ひます。
平成23年6月22日(水)
西岡昌紀(内科医)
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■冷温停止後の具体的手順検討始める…政府・東電
(読売新聞 - 06月22日 06:23)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1645450&media_id=20
【ウィーン=高田真之】日本政府と東京電力は21日、東電福島第一原子力発電所の事故について、工程表で示した原子炉の冷温停止以降の具体的な手順の検討に入った。
日本原子力研究開発機構が近く溶けた状態で内部に残る核燃料や汚染水の浄化作業で生じた高濃度の放射性廃棄物の処理方法などの研究に着手する。
ウィーンで開催中の国際原子力機関(IAEA)閣僚級会議での演説で、海江田経済産業相は、損傷した燃料の処理・処分などに取り組む姿勢を強調し、個別対談した各国の閣僚らにも早期の事故収束を強く約束した。これを受け、経産省などが事故対応で生じた放射性廃棄物の最終処分について、新法の必要性も含めて検討することを決めた。
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