http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/240.html
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『原子力緊急事態宣言』さんから引用。
「核燃料6400本の共用プール付近から光と白煙が見える」
http://phnetwork.blogspot.com/2011/06/blog-post_22.html
恐ろしいことにまだ伏兵が潜んでいた。
このところの夜間の白煙、異常に大量で何かがあるとは皆さんもお気づきだったと思うが・・・
共用プールに関しては事故直後から電源系統の不良などが報じられていたが
(当時の読売オンライン
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110318-OYT1T00021.htm)
『すでに数年以上かけて冷却されているため、ただちに爆発する危険は少ないとみられる』と、差し迫った各号機の危機に報道も我々の意識も押しやられる状態になっていた。
だが、数年間冷却してあるから大丈夫、は本当なのだろうか?
放射性物質の含有率と半減期
ウラン235(約95%) 7億年
ウラン238(約1%) 44億6000万年
プルトニウム239(約1%) 2万4000年
最終生成物はこれだけではないが、主な成分だけ見てもこういった状態だ。
放射線が弱まらない限り、高密度に集積していれば再び核反応を起こし始める。
最終処分法さえ決まっていない・・・というか判っていない、原子力利用は、よく「トイレのないマンション」と揶揄されるが、汚泥どころではないのである。
この放射性物質のきわめて特異な特性が、政治家含め、一般の人たちには直感的に理解されづらい。
そのことが、今、日本で起きているさまざまな事象に影響する、大きな要因のひとつと考える。
現在、最終処分場が具体的に稼動準備に入っているのは、フィンランド、オンカロのみ。
2010年国際環境映画祭グランプリ作品となった『地下深く永遠に Into Eternity』を見ればわかるように、施設としても理念としても、非常に厳しい姿勢で取り組まなければ果たせない困難な事業である。
地層処理であるので、もちろん結局のところ「最終」ですらない。
その建設から運用まで、莫大な費用がかかり非常に長い時間を要するのは明らかだ。
燃え出した6400本・・・その行方は。
ニッポンは自身が最終処分場となって燃え尽きるのか。
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