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東電ずさん…原発作業員“使い捨て”の特殊事情とは?
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110621/dms1106211626019-n1.htm
2011.06.21 夕刊フジ
東京電力福島第1原発で事故処理にあたる作業員らの被曝問題が深刻になっている。内部被曝線量を測定できていない125人のうち半数以上が所在不明だ。所属先の事業所に該当者が存在しないケースがあり、偽名で登録していた可能性もある。東電のずさんな管理体制が浮かび上がるが、作業員側の特殊な事情もあるようだ。
厚生労働省は東電に対して3月末までに作業に当たったとされる作業員約3700人分の被曝線量の暫定値を報告するよう求めていた。だが、依然として125人の作業員が内部被曝線量を測定できておらず、このうち69人は線量計の貸し出し名簿に名前が記されているものの、所属先とされる事業所に該当者が存在しないなど連絡が取れない状況にあることが判明した。
厚労省側では、名前を間違って記入したり、あえて偽名を記したりした可能性もあるとみて、東電に徹底した調査を厳しく求めている。
東電の協力企業の関係者は「本来なら所在を把握できないということは考えられないことだが、福島原発の爆発後は作業員集めが難航し、人集めがありきとなったため、チェックどころではなかったのは想像がつく」と話す。
東電が臨時雇用者を採用する際、協力会社から下請け、さらにその下請けなどを介すケースもある。「結局、いろいろなところから人材が集まってくる。何らかの理由で名を明かしたくなかったりという人材がいてもおかしくはない」(先の関係者)
一時、30〜40万円とも囁かれた日当。先の関係者はそこまでは高くはないという。高い放射線量のなかで作業服に身を包み、身動きが制限され、業務は過酷を極める。睡眠は会議室や廊下での雑魚寝。被曝防止の鉛入りシートを床に敷き、毛布にくるまる。食事もレトルトが多い。それでも「そこそこの日当をもらえるなら悪くはないという作業員は少なくはない」(同)。
雇用側の管理の甘さはそしりを免れないが、一筋縄ではいかない背景もありそうだ。
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