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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110620/t10013647291000.html
2号機建屋 2つ目の扉開放
6月20日 18時59分
東京電力福島第一原子力発電所の2号機では、建屋内の湿度を下げるため、20日朝、建屋の外につながる扉を全開したのに続いて、午後、2つ目の扉を開放しました。建屋内の湿度はこれまでの99.9%から場所によっては58%程度に下がり、東京電力は作業環境の改善を進めながら建屋の中での収束作業を行う予定です。
福島第一原発の2号機の原子炉建屋では、格納容器や使用済み燃料プールから出たとみられる水蒸気の影響で湿度が99.9%と極めて高く、収束作業が進まない状態が続いていました。このため、東京電力は、11日から建屋内で浄化装置を動かし、気体に含まれる放射性物質の濃度を下げる作業をしたうえで、19日午後9時前から外につながる西側の扉の1つを開放し、20日午前5時からは全開にしました。さらに、20日午後2時半ごろ、この扉の南側にある「大物搬入口」と呼ばれる別の扉も開放しました。作業員が建屋内部を調べたところ、20日午前5時すぎの時点で、湿度が、扉近くでは58.7%に下がっていたほか、扉から東に離れた場所で62%、大物搬入口の扉付近で89.9%でした。また、建屋内の放射線量は1時間当たり5ミリシーベルトから27ミリシーベルト程度だったほか、原発周辺の放射線量はこれまでのところ変化はないということです。東京電力はこのあと、作業員が建屋に入って作業環境の調査を行うとともに、原子炉の水位を示す計器などの調整を行って、収束に向けた作業を進める予定です。2号機は、事故で爆発が起きたうえ、福島第一原発で最も多くの放射性物質を放出したとみられ、今後、原子炉の安定した冷却に向けた作業とともに事故の詳しい解明が求められます。
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