安全値なんてないのが原則。
少なければ少ないほど良いけど、放射能があるから仕方なしに我慢する量が
日本の暫定基準値であってフランスは日本の検査体制が心配で、抜き取り
検査を静岡茶にしたのだろう。

それに引っかかったということは、多数放射能茶がフランス国内で流通したということ。
日本国内ではフランス以上の物が流通してるはずで、静岡県知事はお茶の生産者を
特定し公表して、静岡県としてその付近のお茶を調査し出荷を止めるべきなの。

人間の健康に良いはずのお茶に、放射能があっては静岡茶全体が売れなくなる。
検査体制が静岡はしっかりしてますので心配はいりませんという信用力が一番大切
な時期に、フランスの検査体制にイチャモンをつけるなんて最悪の対応。
こんな人間が静岡県知事では、静岡茶は世間に相手にされず全滅かもね。

6月2日現在でお茶の出荷制限をしてるのは、福島県、茨城県全域と神奈川県
千葉県、栃木県の一部です。

お茶の生産を保護するには、県が主体で厳重な検査体制を作り、放射能茶を買
い取り、廃棄処分にするくらいの行動をしないと産業自体が全滅してしまう。
この買い取り金額は東電に県が後で請求すれば良いのだから。

お茶に1000Ｂｑ／ｋｇという異常値は、どう考えても商品にはならん。
今は原発事故だとしても、商品は信用がなければ廃れるのは時間の問題。
俺としてはチェルノブイリ事故で、規制がゆるくなったドイツの規制値を当てにしたい。
今の日本の規制値はあまりにも酷すぎるし、検査体制がザルだ。

ーーーー引用開始ーーーー
ＷＨＯの飲料水基準は1リッターあたり１ベクレル、
ドイツでは0.5ベクレル、
米国では0.111ベクレルです。
日本水道協会での指針は10ベクレル

メルトスルーしているのなら、いまの作業をしなくてもたいして変らんのじゃないの。
なんか俺にはムダな作業をして不必要な被曝を作業員に強制してる感じがする。
メルトスルーを前提にして作業計画を作り直すべき時期に来てると思う。

格納容器や底を核燃料が突き抜けてると考えるのなら、きれいな水で冷却する
必要はないし汚染水を循環させて冷やしても良いと思うけどね。

地中に連壁工法で壁を作り、汚染地下水が海に流れ出ないようにして原子炉
をテントで被せるような作業を早急にやって欲しい。

お茶の問題もそうですが、菅政権の放射能汚染とそれに対する賠償に関する基本的な考え方や姿勢が、日本の食糧生産者を醜くズタズタにしていると思っています。

きちんと賠償してくれるかどうかも曖昧、少々の汚染だったらとにかく市場に出させるという政策を見ていれば、とにかく資金を回収しなければと思う生産者や流通業者の気持ちもわからないではありません。
とくに、お茶は、この時期に１年分の商売をすべて行うというくらい短い商機です。
出荷制限の農家への賠償が、「逸失利益」で、売上原価分は知らん顔、農家に負担させてしまうという算定方法に日本政府の腐った心根がよくあらわれています。

哀しいことに、被害にあった生産者より防げる事故を引き起こしとてつもない放射性物質をまき散らし続けている東電を“保護”するような政府に我々は支配されているのです。

※　参考記事

「中部電力の水野明久社長は２４日、静岡県庁に川勝知事を訪ね、非常事態訓練を行うなどの安全対策を講じたうえで、定期検査中の浜岡原子力発電所（同県御前崎市）の３号機の運転を早ければ４月上旬に再開するとの方針を説明した。

　川勝知事も「安全対策をしっかりしたうえで決断すれば、尊重したい」と述べ、安全措置をとったうえで運転を再開することを認める考えを明らかにした。」（読売新聞）

それはない。
勝川の欠点は、お茶の放射能検査をやらないで輸出する県の体制を認めてること。
積極的に検査体制を整備し、静岡県の信用力を高めるべき時期に逆方向に走るバカ。

それに勝川はモトモトが原発推進派だろ。
ＭＯＸ燃料を拒否した佐藤栄佐久元福島県知事とは雲泥の差。
勝川程度でＭＯＸ燃料を拒否したら、とっくに東京地検特捜部に贈収賄か政治
資金規正法違反でで刑務所にぶち込まれてるよ。

>>09　「安全」と信じる人が、日本にいるでしょうか？誰も信じないと思います。

逆だよ。
日本人の特性かもしれないけど、お上の話はすんなり信じるご老人が多い。
暫定基準値でも安全な数字と誤解させる気でお上が言うと、説得力があるんだよ。
それもテレビで東京大学の御用学者に喋らせたら、６０％の人は信じてしまう。

しかし食品の放射線数値くらい正確な数字を出して欲しいものだ。
ただお上から「食べるな」という表現じゃ、なんか子ども扱いをされてる感じ。