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停止中原発再稼働要請に疑問の声 県「対策評価は場当たり的」(福井新聞)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/28723.html
(2011年6月18日午後7時29分)
原発の過酷事故対策を「適切」と国が評価し、海江田万里経済産業相が停止中の原発の再稼働を促したことに対し、県からは追加対策の実効性を疑問視する声や、地元の要請に応じようとしない国の姿勢への反発も出ている。岩永幹夫原子力安全対策課長は「状況が変わったわけではない。地元の不安を取り除くため納得できる説明が必要」とし、再稼働を認めない県の方針に変更はないと重ねて表明した。地元の町長は一定の評価はしつつも、まだ再稼働を判断できる状況ではないと慎重だ。
経済産業省原子力安全・保安院は21日、県や県会に対し安全対策などを説明する予定で、黒木慎一審議官が来県する方向で調整中。ただ、従来の見解の域を出ていない経産相の発言をみると、県が求めてきた新たな安全基準、福島第1原発事故に地震や高経年化が及ぼした影響、浜岡原発だけを全面停止とした明確な根拠が示される可能性は低く、県などの理解を得るのは難しそうだ。
過酷事故対策に関して県幹部は「これまでの安全対策は電源車や防護服、がれき撤去用重機の配備など対症療法にすぎず、実効ある対策か疑問」と指摘。4月までに実施した緊急安全対策に続き、政府が先に指示したばかりの追加対策を「適切」と判断しており「あまりに場当たり的」との声もある。
県の要請には何ら踏み込んだ回答がないことには「県民の不安に真摯(しんし)に向き合っているのか」として、国の姿勢そのものに不信感を示した。
また、西川知事は「電力供給と安全確保は別の次元の問題」との認識を示しており、海江田経産相が再稼働を急ぐ理由に「電力需給の安定」を挙げたことに対して県幹部も違和感を口にした。
一方、関西電力美浜原発の2基が停止している美浜町の山口治太郎町長は「(緊急安全対策から)ステップアップした対策を確認したことは、安心感を与えてもらい、いいことだ」と一定の評価はした。ただ「評価結果に納得できても、再稼働の判断は別」とし、町会や県の検証委員会の議論を踏まえて慎重に判断すると強調した。
町としては評価結果の詳細を国から直接聞く考えで、これまでに指摘した避難道路整備や東北電力女川原発などの知見の反映状況を確認したいとした。
野瀬豊高浜町長も「これまでの緊急安全対策も含め、事故対策の取り組みには一定の評価をしている」とした。その上で「避難道の整備や新たな安全基準を示すことが必要」と話し、現時点では再稼働の判断はできないとの認識を示した。一方で「町としても現状をいたずらに引き延ばすつもりはない」とし「再稼働を目指すのなら相応の覚悟を持ち、安全対策などに関する詳細な説明をしてほしい」と求めた。
【地には平和を】海江田万里経済産業相をクビにしろ。菅よ。
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