http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/832.html
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(回答先: 京大原子炉・小出「これからは戦争状態・チェルノブイリでは作業員数十万人絶望的」6月14・15日たねまきジャーナル 投稿者 ジャック・どんどん 日時 2011 年 6 月 16 日 07:24:28)
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/816.html#c7
6月1日付け『東京新聞』こちら特報部
記事は下記でダウンロードできます。
↓
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4837.jpg
↑これを「読んでココ」体験版でキャプチャーし微調整してみました。
子に体調異変じわり
原発50キロ 福島・郡山は今
大量の鼻血、下痢、倦怠感…
「放射線と関係不明」
収束の兆しさえ見えない福島第一原発の事故。放射線汚染の範囲は拡大し、
避難区域の外側でも、子どもの健康被害を不安視する声が目立ち始めた。しか
し体調不良と放射線の関係には分からないことが多い。それだけに親たちは疑
心暗鬼で苦しむ。子どもたちを守るために今、できることとは−。
(山田阿生)
「上の子が1週間くらい毎日大量に鼻血が出続けていたので心配で…。下の
子も、時期は導つけれど、やはり一週間くらい鼻血が出て」。思い詰めた表情
で母親つ一もが、医師に相談していた。
NPO法人「チェルノブイリへのかけはし」が12日、福島県郡山市で開いた
医師による無料問診会。放射線被害を心配する親子連れ計50組が参加した。
同市は福島第一原発から約50Km。
この親子の場合、震筑後いったん埼玉県内に避難したが、3月下旬に郡山市
に戻った。すると小学校一年の長女(6つ)が、4月上旬から三週間、鼻血が
出続けた。このうち1週間は両方の鼻から大量に出血。耳鼻科で診察を受けた
が、「花粉症では」と言われた。「花粉症なんて初めて言われたし、普段は滅
多に鼻血を出さないんですけど…」と母親は言う。長男(2つ)も4月下旬か
ら5月に鼻血を出し続けた。
診察した小児科医の橋本百合香さんは「放射線被害かどうかは判断できない
が、ひとまず小児科で血液検査をして白血球を詳しくみてもらって。記録を残
すことが大事」と助言した。
母親によると、小学校ではクラスの1割が避難していなくなった。次々と児
童が転校するので、新入生には出席番号がつけられていない。放射性物質が濃
縮されやすい牛乳を給食で出すかどうか、学校ごとに対応が異なる。「うちは
保護者の選択制。娘が仲間外れにされたくないというので、今は飲ませてま
す」
福島市から4カ月の長女咲空ちゃんを連れてきた平申昭一さん(40)は「症
状は出ていないが、24時間不安で、外出を一切させていない。自衛といって
もどうしたらいいのか」と苦悩の表情。生後、他人をほとんど見たことがない
という咲空ちゃんは、記者が近づくとおびえた。
問診会場近くの植え込みで、放射線測定器をかざすと、毎時2.33μSvの
値を示した。地面から離すと一帯酎台に下がる。郡山市内の12日の最大値は
1.38μSv。東京都内で計測された同日の最大値が0.0635μSv。約2
2倍だ。市内の最大値は3月15日の8.26μSvで、5月中旬からは1.3
μSv前後で推移している。
文部科学省では3.8μSvが計測された学校では屋外活動を制限するとして
いるが、一方で年間の積算線量の子どもの丘限値を1mSvから20mSvとしてい
る。これは毎時1.3μSvの場所で1年間暮らせば十分に到達してしまう値で
もある。
「医者や学者も言うことが違い、避難の基準が分からない。飯館村は1ヶ月
も放射能を浴びさせて、値が低くなってから避難させた。国も県も信用できな
い」。長男(6つ)を連れた母親(40)は、こう憤る。自宅は新築。遭難して経済
的にやっていけるのか、何年後に戻れるのか…。費用や子ども初心に与える影
響を考えると踏み切れない。
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