http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/818.html
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これまで東電は3月中は作業にあたるグループごとに1台の線量計を
携帯していたと説明してきた。
しかし実際に現場作業を行っている労働者は違ったと証言している。
また、労働基準局に指摘されるや、一日二日の内に千台程度調達しているのに、
事故後20日間も線量計なしに作業を行わせていた。
確かに事故直後は、津波に押し流され、線量計が不足していたのは事実だ。
線量計がないから作業しないというのも本末転倒かもしれない。
しかし、問題は、20日間もその状態を続けたということであり、
線量計を持たずに作業していた事実を認めなかったことであり、
そういう事実に踏まえて、計測できなかった被曝量をも考慮するという
当然為すべきことを為してこなかったということだ。
福島第一原発労働者の被曝:ずさんな管理
福島第一原発労働者の被曝:ずさんな管理 投稿者 LunaticEclipse-Nuclear
被ばく限度超の作業員、他にも多数か
http://news.tbs.co.jp/20110615/newseye/tbs_newseye4751735.html
http://megalodon.jp/2011-0616-0117-42/news.tbs.co.jp/20110615/newseye/tbs_newseye4751735.html
事故直後に線量計が大幅に不足するなど被曝線量の管理がずさんだったため、
被曝限度を超えた作業員が他にも数多くいるおそれがあることがJNNの取材で
明らかになりました。
「今、線量が管理されているのはAPD(線量計)を持った時点から管理されている
だけで、 (線量計を)持っていない時期のカウントはしていませんから。
本音を言えば実際にいくら(放射線を) 食ったかは分からない」
(協力企業の男性)
(Q.グループに線量計が1つもなかった?)
「無い時もありました」
(Q.5〜6人のグループで行った時は?)
「何も無いです。本当の特急なので、すっ飛んで行った状態。
それ以降はグループでAPD(線量計)を 持たせていたけど、グループが
同じ動きをしているわけではないので、全員が持っていないかぎりは駄目」
(協力企業の社員)
被ばく線量は体に浴びた「外部被ばく」と、
放射性物質を吸い込んだ「内部被ばく」を足して評価します。
今回の証言のように、事故からしばらくの間、線量計を持たずに作業したり、
グループに1台しかなかった場合、「外部被ばく」の値を正確に把握できない
ことになります。
つまり被ばく限度を超えた作業員は東電社員8人のほかにも
多数いる可能性が出てくるのです。
「特に問題なのは、その状態を(線量計不足)20日間も漫然とやっていたこと。現に我々が指導した3月末に一日、二日の間にあっという間に
1000台ぐらい柏崎から借りたり、修理したりして確保できている。
東電さんにずっと我々が言っているのは、線量管理をキチンとすることで人員の
充足にもつながっていくと」(厚生労働省労働基準局 安井省侍郎専門官)
「休憩所のスペースは欲しいけど、基本的には発電所内の空気(が心配)。
皆、開き直っているわけではないけど、ただやるしかない」(別の作業員)
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