http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/634.html
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(転送、転載を歓迎します)
こんな記事が有りました。
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http://sankei.jp.msn.com/world/news/110611/erp11061120230007-n1.htm
「東電の不作為は犯罪的」IAEA元事務次長一問一答
2011.6.11 20:22 (1/2ページ)
元IAEA事務次長のブルーノ・ペロード氏
福島第1原発事故をめぐり産経新聞のインタビューに応じた国際原子力機関(IAEA)元事務次長でスイスの原子力工学専門家、ブルーノ・ペロード氏との一問一答は次の通り。
−−福島第1原子力発電所事故で日本政府がIAEAに事故に関する調査報告書を提出したが
「私は事故後の対応について日本政府や東電を批判するつもりはないが、両者が事故前に対策を取らなかったことは深刻だ。特に、東電の不作為はほとんど犯罪的だ」
−−なぜ、そう思うのか
「福島第1原発の米ゼネラル・エレクトリック(GE)製沸騰水型原子炉マーク1型は圧力容器と格納容器が近接しており、水素ガスが発生すれば圧力が急激に高まる危険性が1970年代から指摘されていた。福島で原発の建屋はクリスマスプレゼントの箱のように簡単に壊れたが、スイスでは90年代に格納容器も建屋も二重するなど水素ガス爆発防止策を強化した」
−−東電はどうしたのか
「当時、スイスで原発コンサルティング会社を経営していた私はこの作業にかかわっており、マーク1型を使用する日本にも役立つと考えた。1992年ごろ、東電を訪れ、(1)格納容器と建屋の強化(2)電源と水源の多様化(3)水素再結合器の設置(4)排気口へのフィルター設置−を提案した」
−−対策費は
「非常用の送電線は2千〜3千ドル。排気口のフィルターは放射性物質を水で吸着する仕組みで電源を必要とせず、放射性物質の拡散を100分の1に減らせる。今回の震災でも放射性物質の拡散を心配せずに建屋内の水素ガスを排出できたはずだ。費用は300万〜500万ドルで済む」
−−東電の対応は
「東電は巨大で、すべてを知っていると思い込んでいた。神様のように尊大に振舞った。東電が原子力安全規制当局に提出していた資料には不正が加えられていた。これは東電が招いた事故だ」
(ロンドン 木村正人)
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東京電力のコメントを聴きたいですね。
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汚染水の処理延期 工程表に影響も
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1634029&media_id=88汚染水の処理延期 工程表に影響も
(日テレNEWS24 - 06月11日 20:00)
福島第一原子力発電所では、増え続ける高濃度の放射性物質を含む汚染水の処理が事故の収束に向けたカギとなっている。「東京電力」は、10日に汚染水を浄化する装置の試運転を始める予定だったが、水漏れが見つかり、延期したままとなっている。
福島第一原発では、敷地内に汚染水が10万トン以上たまっており、現在も増え続けている。汚染水の浄化システムは、まず油分を取り除き、2種類の装置でセシウムなどの放射性物質を除去した後、淡水にして原子炉の冷却に使う形になっている。しかし、10日に海水を試験的に流し始めたところ、1つの浄化装置など十数か所から水漏れが見つかったという。
汚染水は今月下旬にも地表に漏れ出すおそれがあるため、東京電力は修理を急いでいるが、試運転は始められていない。今後、作業が遅れれば、事故の収束に向けた工程表に影響が出る可能性も出ている。
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