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678ミリシーベルトって、どうなの?
ヤフーニュースより転載
被ばく量、最大678ミリシーベルト=東電2社員、限度2倍以上―福島第1原発
時事通信 6月10日(金)18時33分配信
福島第1原発事故で、東京電力は10日、多量の内部被ばくが判明した30代と40代の男性社員2人について、外部被ばくと合わせた総被ばく量がそれぞれ678.08ミリシーベルトと643.07ミリシーベルトだったと発表した。厚生労働省が緊急時の特例として引き上げた限度250ミリシーベルトを2倍以上超過した。
また、同社は新たに、地震発生時に3、4号機の当直長だった50代男性社員の甲状腺から895ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されたことを明らかにした。当直長も限度を超える恐れがあり、放射線医学総合研究所(千葉市)で詳しく調べる。3人とも健康診断の結果、異常は見つかっていない。
30代と40代の社員2人は「水素爆発の直後、マスクを着けていたか覚えていない」と話しており、東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「事故直後の放射線量測定とマスク着用指示に問題があった」と述べた。
東電によると、詳細評価の結果、30代の社員が外部被ばく88.08ミリシーベルト、内部被ばく590ミリシーベルト、40代社員が外部103.07ミリシーベルト、内部540ミリシーベルトと判明。5月中の被ばく量が一部未加算で、さらに増える恐れがあるという。
当直長は3月11日の地震発生から同14日まで、3、4号機中央制御室で原子炉の運転を指揮。15日以降は、敷地内の免震重要棟で作業を続け、今月2日に同原発を離れた。4月末までの外部被ばく量は110.27ミリシーベルトだった。
社員2人も3、4号機の運転員で、中央制御室などで勤務。5月23日の検査で、甲状腺からそれぞれ9760、7690ベクレルのヨウ素131が検出され、5月下旬に同原発を離れた後、放医研で詳細検査をしていた。
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