http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/558.html
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スイスの動き。スイスのある大手テレビ局は、飯舘村などの避難が決まったとき、原発から40 km くらいの同心円とスイス国内の原発から描いた図を発表。
なんとこの図の中にはスイスの首都であるベルンがすっぽりとまるまる入った。もともと四国くらいの大きさしかない国だから、この40 km 圏内の図を見て、恐怖を感じた国民も多かった。
次のリンクの下にこのスイスでもしも原発事故が起きればどうなるのかについての 40 km 圏内の図がある。日本よりもはるかに小さい国。国民が恐怖を感じるのはよくわかる。
http://www.tagesschau.sf.tv/Nachrichten/Archiv/2011/04/11/International/Katastrophe-in-Japan/Japan-verdoppelt-Evakuierungs-Radius-um-Fukushima
このたび、スイスでも下院が脱原発を決めたが、どこの国にも巣くっているのが原子力ムラとその産業。産業界がこの決定に反発。国民投票に持ち込まれる可能性もあり。
なお、スイスでの東京大学にあたるもっともエリート大学の原子工学科の教授は、もちろんばりばりの推進派。スイスきっての原発推進派教授の写真は、リンク先にあり、写真をクリックすると大きくなる。
どこの国でもそうだが、やっぱり正教授になれるのは、産業界の後押しのある推進派が教授の職を得る。彼が反原発なら、決して教授にはなれなかっただろう。日本で言うと東大クラスで、しかも産業界からばりばりと研究費のある大学で教授になってそっくりかえっている。
福島第一原発事故のあとでは、レベルが七に格上げされたあと、福島とチェルノブイリはここが違う、と違いをえんえんとテレビで説明していた。福島原発では、事故後、原子炉がコントロールされている、とか発言もしていたらしい。どこにでもいるんだ、こういうやつが。
どこの国もそうだ、金のもらえる大学で、研究費をしこたまもらっているのが推進派の教授。
http://www.ethlife.ethz.ch/archive_articles/081218_prasser_interview/index
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ベルンからの報道によると、スイス国民議会(下院)は8日、国内にある全原発を順次廃止し、新たな原発も禁止する政府方針を賛成101、反対54、棄権36で承認しました。16日には上院での採決も予定されています。
スイス政府は福島原発事故後、国内にある5基の原発(うち1基はすでに停止)を耐用年数の切れる2034年までに廃止する新エネルギー戦略の基本を発表していました。
下院採決後、スイス緑の党のボイムレ議員は「福島事故で、原発の危険性が浮き彫りになり、継続できないことがはっきりした」と述べました。社会民主党のヌスバウマー議員は「原発からの撤退へ決定的な一歩だ」と評価しました。
スイス政府は、新たに評価された原発維持のリスク、新たな安全基準での稼働維持の費用や解体費用などを考慮すると、長期的には再生可能エネルギー利用が経済的にも原発に勝ると結論を出しています。
これに対し、スイスの経営者団体、エコノミースイスは、原発廃止はスイス経済に打撃をもたらすとして反対し、最終的には国民投票で決定すべきだと主張しています。
一方、バーゼルなどフランス国境に近い住民は、近くにあるフランスの旧式原発の廃止を求め、集会・デモを実施しています。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-06-10/2011061007_01_1.html より転載記事。
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