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原発不安払拭できず 志賀の地区説明会終了 [北国新聞]
石川のニュース 【5月29日02時27分更新】
北陸電力は28日、志賀町中甘田公民館で福島第1原発事故を受けた志賀原発の津波対策について説明会を開き、町内16地区での説明会を終えた。北電は意見集約して今後の対応を検討する方針。ただ、住民からは「対策がすべて終了するまで志賀原発は再稼働しないでほしい」との意見も多く、原発への不安払拭(ふっしょく)には時間がかかりそうだ。
「対策が済む2年後までは動かさないということでいいのか」。住民からは、志賀原発の再稼働時期を問う声が多く出た。北電は「皆さんの理解が第一。再稼働を述べる段階でない」との答えを貫いた。
現在、志賀原発1号機はトラブルで停止中。定期検査中の2号機は震災前に6月中旬の試運転を計画していたが、延長は避けられない見通しで、住民側は再稼働にあらためてくぎを刺した。
北電の説明のあり方についても不満がぶつけられた。志賀原発が立つ赤住区に隣接する福浦地区の住民は「福浦でも今後説明会を開いてほしい」。赤住区では北電が定期的に運転状況などを説明、再稼働に際しても必ず会合を開いている。北電は「呼ばれればいつでも何度でもうかがう」と他地区にも説明する姿勢を示したものの、定期開催には触れなかった。
周辺市町の住民への説明を求める意見に対しても、北電は現時点で今回のような説明会の予定はなく、要請があれば出向くとした。ただ、七尾市や羽咋市など市町の担当部局には説明したという。
再稼働の是非を判断する志賀町の小泉勝町長は「対策は十分と思っていない」との認識を示しており、住民の意見については町長談話室やタウンミーティングで聞く方針。小泉町長は短期対策に原子力安全・保安院が「適切」と評価したことにも「今の段階で言うのは不適切」と反発、再稼働に慎重姿勢を崩していない。石川県も福島の状況を見極める考えで、志賀原発再開のめどは立っていない。
一方、説明会では「原発は生活や日本経済に必要」とし、万全の対策を要請する人も複数いた。北電原子力本部の黒田雅信地域社会部長は説明会を振り返り「住民の不安がひしひし伝わった。理解を得るにはまめに説明にあがらねばならない」と述べた。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20110529104.htm
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