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今晩のたねまきジャーナルの要約を原発全廃男さんからいただきました。感謝して転載します。
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ジャック・どんどんさん、原発全廃男です、今日の小出先生のお話で、下水汚泥に放射能が濃縮されている話です、また、よろしくお願いいたします。
毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今夜も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの解説で行われました。東京のリスナーもこの番組に関心を持っており、正確な情報をみんな求めているのです。
まず、原発関係のニュース、1,2号機の停電があり、中央制御室の照明が消え、冷却には影響はなかったものの、エライことでした。汚染水移送作業も中断です。停電のときのデータは不明です。
3号機の圧力容器の温度が上昇し続け、汚染水を浄化する装置まであと1週間かかり、3号機、100℃→181℃になっています。汚染水を減らすための注水を減らしたためで、こちらも大変です。再利用装置の稼動は15日です。20日まで大丈夫と言うものの、雨が降ったらアウトです。
そして、小出先生のお話、5月の東日本下水処理施設の汚泥から放射能検出、東京の汚泥に放射能があること、東京の汚染について、大田区の下水処理施設の空気で2.7マイクロシーベルト/時間のもので、「高い」値である(通常0.05)、50倍の数値です。
計画的避難区域でもこれくらいで、原発から230km離れていても、下水処理場の汚泥はものすごく濃縮されるので、今後、他の場所でも出る、関西でも出るもので、汚泥は空気中の放射能があちこちに飛び、下水に流れ込み、処理場で水をきれいにすると、汚泥に放射能が濃縮されるのです。しかし、東京都は屋外であるから公表しなかったのです。外へ出ると大丈夫と東京都は言うのですが、敷地内にとどまるものではない、コンクリート、セメント、肥料に汚泥を使っているので、汚泥を使ってはいけない、汚泥の処理が必要です。
東京都が公表しないこと、おかしいもので、処理場は放射線管理区域ではない、この値だと管理区域に指定しないといけないのです。作業員も被曝管理なしでやっており、作業員の被曝も心配です。
今後、パニックが起こるからと情報を止めるのはおかしいと近藤さん指摘し、小出先生も同意されました。
焼却した灰、1kgで10000ベクレルのセシウムで、そんなものを小出先生も扱ったことがないのです。とんでもない値です。
セメントとして再利用する汚泥、国は1kgあたり100ベクレル以下なら問題なしというものの、放射線はどんなに微量でも危険であり、10ベクレルでも危険、どこまで社会的に許されるかを決めないといけないが、大田区の汚泥は危険で、処理しないといけないのです。
国が基準を出したのが5月で、それ以前のものはセメントなどに出回っているのです。そのセメントで道路を作ると放射線がずっと出ることになり、建物を作ると、放射能汚染建物を作ったことになるのです。使えば使うほど積算されるもので、1kgあたり100ベクレル、地球上全て福島の放射能汚染であり、もう日本は汚染から逃れられない、しかし、小学校にはそういうものを使ってはならないと言うのが小出先生の見解です。
東京の江東区、保護者の会、汚泥処理施設の近くのグラウンドから高い放射性物質の検出を指摘しており、これについては、汚泥処理施設で焼却をして処理すると、煙に放射能が出る、施設に汚染が広がることはあり得るのです。焼却を止めないといけない、煙の処理のフィルターも必要です。汚泥は毎日たまる、汚泥、灰を置く場所がないのが実情であり、こんなことが起きないように原発を止めたかった、今までとは違った世界に生きることを覚悟しないといけなくなったのです。
本日は以上でした、汚泥の汚染、恐ろしいお話でした、明日もお伝えいたします。
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