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官僚という生き物の特性を理解して、官僚の言っていることを裏読みすれば、日本の行く末がわかります。
特に、今日では原発事故における厚生労働省が発表する正式文書を読み解けば、官僚が東日本をどのように見ているのか?が解ります。
そのためには、まず官僚の生態を知りましょう。
官僚の行動様式は実に簡単です。
・責任を取らないように立ち回る
・あとで訴えられても良いように、曖昧な表現をする
・東大出身者とその家族だけが良ければいい。
・国民に本音を言うと噛み付かれるので、噛み付かれないように誘導する。
・お金を動かす権限がない官僚は、数字をいじくることに始終する。
この5原則を、しっかりと頭に叩き込んでおきましょう。
さて、ここで年間20mSv問題について考察してみます。
菅直人が「浜岡原発を止めろ」と指示したように、「空間線量、何mSv/年以上の地域は避難させよ」と官僚に指示すれば、官僚はそのように動きます。
ところが、政治家からそのような指示がない。
そうなると厚生労働省は、後々自分達が裁判で訴えられないように「年間1mSvを目指す」と言い出した。
「目指す」って何ですか?という問題もあるけど、要は政治家から明確な指示がないので、数字をいじくることに始終するしかないわけです。
上記の行動5原則は、あくまでも平時だけであって、放射能非常事態進行中の今は官僚に期待しても彼らは何も出来ません。
ただ、「年間1mSvを目指す」と言ったからには、国民をそのように誘導してゆきます。
間違っても「年間1mSv以上被曝する恐れがあるので、○○市の方は避難して下さい。」とは言いません。
外灯を暗くして夜間の犯罪を増やすとか、電車の本数を減らすとか、東北道を無料化して通る人の自己責任にするとか、食品の汚染基準を引き上げるなどして、我々が「こんな所に住んでいられない!」と思うように仕向けてゆきます。
菅直人も、それを解っていて何の指示も出さないのです。
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