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放射性セシウム減らす調理法は?(MSN産経) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/425.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 6 月 07 日 20:28:21: igsppGRN/E9PQ
 

放射性セシウム減らす調理法は?
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110607/trd11060714370009-n1.htm
2011.6.7 14:36  産経新聞

調理・加工法によるセシウム137の除去率
http://sankei.jp.msn.com/life/photos/110607/trd11060714370009-p1.htm

■肉魚は塩水で内部の水出し 野菜類は水洗いとあく抜き

 東京電力福島第1原子力発電所の事故の影響で、各地の農作物から放射性セシウムが検出されている。市場に出る食品は国による放射性物質(放射能)の暫定基準(規制)値を下回っているが、中には自家栽培の野菜や海や川で釣った魚に問題がないか心配な人もいるだろう。食品の放射性セシウムを減らす調理法を紹介する。(村島有紀)

 ◆煮物、煮付け、酢漬け

 放射性セシウムの構造はカリウム(ミネラルの一つ)と似ており、筋肉を中心に均一に体内に行き渡る。一般に半減期(物理学的半減期)は30年と長いが、体内での半減期(排泄(はいせつ)などで体内から失われる生物学的半減期)はそれより短く、若い人ほど短くなる。国は東日本大震災後、飲料水・牛乳・乳製品は1キログラム当たり200ベクレル、肉・穀類・野菜・魚・卵などは500ベクレルを基準値と設定。基準値を超えた食品は出荷自粛や出荷停止など口に入らない措置を取っている。

 食品のセシウムを減らすにはどうしたらいいのか。

 放射能に詳しい滝澤行雄・秋田大学名誉教授(78)=医学博士=によると、セシウムは水溶性のため表面をよく洗い、煮物や煮付け、酢漬けや塩漬けなど食品から水分が出る調理法で、ある程度除染できる。逆に焼いたり、揚げたり、蒸したりして水分を食品中に閉じ込めてしまう調理法は避けた方がいいという。

 具体的には、肉の場合は冷凍し、解凍してから4〜5時間、塩水(濃度10%)に浸しておく方法がある。魚の場合は、うろこ、ひれ、頭、内臓を取り、50〜100グラム程度に小分けし、塩水(同4〜6%)に1日程度浸し、時々水を交換すると87〜99%取り除ける。葉菜類は、水洗いとあく抜きが効果的という。

 一方、ジャガイモ、ニンジンなどの根菜類は皮とへこんだ部分にセシウムが集まりやすいため、皮とへこみ部分を取り除いてゆでるといい。果物もよく洗った後で、2〜3時間水に浸すと効果がある。

 ◆バランス良い食事

 バランスの良い食事が、摂取セシウムの影響を低減させるという報告もある。

 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(1986年)後、ウクライナの放射能に詳しい医師や専門家が集まり作成した冊子「チェルノブイリ:(未登録外字)放射能と栄養」によると、食事で摂取するカリウムが減ると、放射性セシウムが蓄積されやすくなる。精神的な問題や感染症などで体の抵抗力が落ちても体内に蓄積されやすくなるという。一方で、チーズ、肉、豆類に含まれるリジンやメチオニンなどの必須アミノ酸は、セシウムの蓄積を抑えることが動物実験で分かっている。

 同冊子を翻訳した独立行政法人「放射線医学総合研究所」(千葉市稲毛区)の白石久二雄・元内部被ばく評価室長(61)=農学博士=は「食物繊維にはがん化を防ぐ作用もあり、バランスの良い食事で放射能の影響を少なくできる。必要な栄養素がなければ放射線で傷付いたDNAをうまく修復できない」と話す。しかし、原発事故や震災による被災者は、避難所で配られる食事がおにぎりやパンしかないなど十分な栄養を得られていない。福島第1原発に近い福島県南相馬市の学校などでは現在でもパンと牛乳といった給食提供が続いている。

 白石元室長は「“生きる”ための食事はもちろん、放射性物質の影響を減らす食事の提供も国の責任で考えるべきではないか」と指摘している。
 

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コメント
 
01. 2011年6月07日 21:27:01: i6Stp9FBeA
そこまでして、被爆地の野菜を食べる必要もないだろう。
抜いても、何割かの除去に過ぎないだろう。

遠い山地か、外国産を食するに限るだろう。
仕方がないよ。


02. 2011年6月08日 00:01:12: ocoxdRpZPw
3月のころのいろいろな発言が懐かしい
汚染を暗黙に認めている情報ですね、こんな情報の小出しは止めてくれ
食品基準厳しく設定と5月に新聞に載ってたが、カリウム40・炭素14・ルビジュウム87・鉛210・ボロニュウム210のデータのみ
昔他所で核実験していた時話になっていたストロンチュウム90は当然無いんだろうなと素人は思う

>>01
栄養無くなるけど、重金属・農薬等も含め汚染除去には効果あると思います
特に海外産を考えると、効果少ないかも知れんが方法あるだけ良いです
だけど言っているのは内部被曝なんで、どんどん怖い方向に話が行ってる


03. 2011年6月08日 00:39:08: 9o6Iez0MsA
3.11以来私は関東東北の野菜と食品は徹底して避けていますが、
政府やその関係機関の方から、先手を打ってこの類の話が出ないようにと祈っていました。
ここから数歩うまく演出して安全方向に進んだ話をされ出したら、汚染食品を食べ内部被曝をしてきた人たちは、なびいてしまうと思います。
非道な政府財界をして、そんなことはありえない、ただの杞憂ですかね。
こういう事態になってくると、誰が言い出そうが、犠牲が少しでも減ればいいと思ってしまいます。

04. 2011年6月08日 00:49:33: oWbillhalg
調理の水が汚染されているんだから煮ようが茹でようが気休めだ。

沸騰するのだから調理水そのものの汚染濃度が高くなるしな。
それとも沸騰したら蒸発しないようすぐ火からおろし、火の通ってない中ゴリゴリの生煮えを食いなさいとでも言うのか、先生。
そんなことで料理が出来るか。理科実験をやってるんじゃないだぞ。

湯を使う料理ってのは、しっかり芯まで火が通るよう沸騰後10分とか煮て水を蒸発させそれで料理は完成するんだ。
特に煮物などは、鍋にかけた水を1/4くらいまで煮詰めて材料にたっぷり染みこませて作るものなのだらからな。煮詰まり高濃度になった煮汁をうまいうまいと食べるものだ。

もっと料理人の現場に立って実践的な話をしろよ、学者先生。こういう先生は、料理は女房まかせでおそらく自分でしたことないんだろう。

ようは生食だろうが煮炊きであろうが、もうしっかり放射能を食うしかないのさ。


05. 2011年6月08日 00:59:14: oz33FCcPgo
福島市郊外で栽培された野菜から数万ベクレル/kgの汚染が
見つかっている。
こういうものが規制もなく市場に流れてしまっている。

90%除去してもまだ数千ベクレルです。

これを食べろというんですか?


06. 2011年6月08日 01:22:58: 29bMGAk7k6
汚染食品の食べ方が紹介されるようになったか。

01さんに賛成です。
どうせ割り切るなら、東北・関東産は全部捨てたほうがいい。
斑目の言葉を思い出す。割り切り方を間違えると大変なことになる。

「割り切らなければ汚染食品は食べられないというのは事実でございます。で、その割り切った、割り切り方が、正しくなかったということも、我々十分反省してございます」
なんて、後で産経に言われたくない。


07. 2011年6月08日 03:05:11: oWbillhalg
04追加

煮てどののこうなど気休めだから、根本的に放射能料理減らすには福島を中心にした関東東北圏の食材は徹底的に避け、中国品や輸入食材でやることだ。中国品は怖いとかいろいろ言ってた者もいるが、日本は基準は緩めるは出荷許可地域のかけ声だけで全品検査はしないはで、汚染食材を野放し状態なんだから、今や中国産のほうがよほど安全なくらいだ。
セシウム137の基準200ベクレル/kgの水摂取1年間(1.7リッター×365日)だけでも預託実効線量(成人なら摂取時から50年間、幼児なら70才まで)1.6ミリシーベルトの内部被曝だ。http://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ON
内部被曝は水以外、食材や経口摂取の線量係数3倍の呼吸摂取や頭皮吸収などもあるうえ事故は現在進行形だから、セシウム以外にもヨウ素131やその他の核種もあり全部いれたら1年摂取だけでも簡単に簡単に5ミリや10ミリいちゃうだろう。

学者先生は生物的半減期による預託線量の減衰があるから計算より少なくなるとかなんとか言ってるが、これだけ毒物種類と取り込みパターンが多ければそんなものは関係ない。関係ないだろそれに外部被曝が加算だ。。やれやれ。


08. 2011年6月08日 07:12:02: EGaQ73B5yp
ベラルーシ放射能安全センターが無視できない警告を発しているぞ。
   ↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://www.belrad-institute.org/UK/doku.php

The institute of radiating safety “BELRAD” (Institute “BELRAD”) was created in 1990 and acts as independent not state organization. The goal of activity of the Institute “BELRAD” is radiation monitoring of the inhabitants of Chernobyl zone and their foodstuffs, development of measures on maintenance of radiation safety and protection of the population on territories, contaminated by radionuclides by realization of necessary scientific researches, development and organization of implementation of their results in practice.

Main directions of scientific activity of Institute are:
Radiation monitoring on WBC of accumulation of Cs-137 in organism of children and their radiation protection by pectin preparations;
Creation of network of local centers of the radiation control of food stuffs at the population and informing of the population on radiation danger;
Development and manufacturing of dosimeter and radiometric devices of the control of food stuffs for radiological services of Belarus;
Organization of production of pectin food additive “Vitapect”;
Organization of educational centre on radio ecological education of the teachers and parents in Chernobyl regions on radiation protection of children.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www.belrad-institute.org/UK/doku.php?id=publications:newsletter:newsletter_22

Newsletter n°22
“Radiation monitoring of inhabitants and their food stuffs in Chernobyl zone of Belarus”
Series: “Chernobyl accident” (Minsk, 2002).

(中略:一番最後の「まとめ」の、最後の最後にこう記してある。↓)

8.In reports of the United Nations “Humanitarian consequences of accident on Chernobyl NPP. Strategy of rehabilitation” and World Bank “Review of consequences of accident on Chernobyl NPP and programs on their overcoming” medical consequences of Chernobyl accident are biassedly submitted, the received authentic scientific data of the Belarusian, Russian and Ukrainian scientists on negative consequences of action of small doses of radiation on health of the population are not taken into account:
On endocrine system;
On cardiovascular system;
On genetic health of the population;
On the central nervous system, bodies of sight and feelings;
On immune system;
On hormonal system;
On increase in death rate in different age groups, especially liquidators;
On female reproductive system.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


国連の核技術管理機関や保健衛生関係機関、それに世界銀行は
チェルノブイリの原発災害による放射能汚染の悲惨さを
切り捨てながら、オブラートに包んだ甘言で世界を騙す宣伝活動をしている!


09. 2011年6月08日 11:21:44: r5cyrLAbZs
AERAも似たような特集やってたね。戦時中の統制みたいで気味が悪いよ。食品が放射能で汚染されていることが異常だ、というスタンスを国民はもっとかないとね。

10. 2011年6月08日 17:45:39: nJOZMJsVGU
福島の汚染は、関西〜九州と日本列島中に広がっていくのですから
どこの産地のものを食べてもこの記事を無視することは出来なくなる
と思います。

こんな状況なのに全てを東電一企業の作為とし、国が根本的な対策を
何も講じない。
これも異常です。


11. 2011年12月18日 08:41:41 : pXVRzANaPg
各家庭で放射線物質と取り除く機器を開発販売できないのもでしょうかね。
現在できる範囲でね。

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