http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/415.html
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http://alcyone.seesaa.net/article/207987226.html
☆日本を取材したKBS撮影監督が放射線被曝 染色体異常...「10km統制していた時、80km地点にいたのに被曝した」
(レイバーネット。キム・ドヨン記者。5月4日)
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2011/1304521407526Staff
日本で大地震と福島原発爆発を取材したKBSの撮影監督パク某氏が放射線に被曝 した。今回の福島原発爆発事故で被曝した韓国人はパク氏が初めてだ。
全国言論労働組合KBS本部(本部長オム・ギョンチョル)は5月3日に緊急声明を出 し、映像製作局のパク某撮影監督が放射線検査の結果、日本の原発爆発による 放射線で被曝したと発表した。パク氏は国家放射線非常診療センター(以下セン ター)で実施した不安定型染色体分析法検査で0.148グレイ(Gy)の放射線に露出 したことが明らかになった。
不安定型染色体分析法は、被曝患者が全身被曝したと仮定し、生物学的な被曝 線量を評価する方法で、パク氏の全身線量0.148Gyは、通常の血液検査は正常だが染色体異常が見られる段階の数値だ。センターはパク氏に対して最近数か月 以内に少量の放射線に被曝したことが疑われるという所見を明らかにした。 5Gyを越えるとほとんど2週間で死亡するという。
パク氏は日本大地震惨事の翌日の3月12日、KBS報道本部の取材陣約30人とコン テンツ本部所属のPDとカメラ監督約10人と共に現地に急派された。彼は、福島原発1号機の外壁が崩壊した3月12日から15日まで、原発から40km以上離れている仙台と名取地域に滞在して撮影した。
KBS本部は安全対策に対するKBS使用者側の問題認識の欠如が、こうした問題を発生させたと見ている。彼らは「憂慮が結局現実になった。当時、地震の救助活動をした119救助隊員は、被曝検査で何の問題もなかったが、KBS取材陣だけにこんな結果が出てきた。国内初の汚名を被ることになった形」とし、「パク 某組合員への今後の支援対策と、今後、危険地域の取材に関する根本的な対策 を使用者側に要求する」と主張した。
続いて「当時急派された製作スタッフの一部は放射線被曝検査をきちんと受けられなかった」とし「使用者側は今からでも即刻放射線被曝現況を把握し直して、全面的に再検査と対策を講じろ」と指摘した。
急派当時、KBS内部では安全が憂慮される状況にもかかわらず、事前の安全教育の実施、危険地域の取材マニュアル配布、基本安全装備の支給などが全くなかったと憂慮が提起されていた。
これに関してパク氏は3日、自身のツイッターに「現地では、日本政府が定めた 危険地域の内側には絶対に入らなかった」、「半径10Kmで統制していた時、80km地点にいたのに被曝した」と伝えた。
続いてパク氏は「さまざまな検査結果の被爆推定値はとても低い水準だ。ただ、 この精密調査そのものが不要だ、安全だと声帯が破れるほど叫んだ検査室の医者の顔を思い出す」とし「私は運良く精密検査も受けられたが、この恩恵を受けられない多くの人々は、知らずにそのまま(やり過ごされる)」と話した。
☆震災取材のKBS撮影監督ら、被ばく許容限度超える
(聯合ニュース。5月11日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110511-00000032-yonh-kr
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak47/msg/686.html
KBS新労働組合の全国言論労組KBS本部によると、3月15〜17日に東京付近を取材した撮影監督を検査した結果、放射線被ばく量が103ミリシーベルトと推定された。染色体の分析結果では、1000個の細胞のうち、5個の細胞に異常が見つかった。
これに先だち、3日には別の撮影監督が放射線被ばく(148ミリシーベルト)によって1000個の細胞のうち、7個の細胞が損傷を受けたと診断されている。同監督は3月12〜15日に福島付近で取材した。
☆福島空港7時間滞在で韓国テレビ監督148ミリシーベルト被曝についての新情報
(ジャーナリスト 木下黄太のブログ。5月20日)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/dc673c3644acae2b2d5189f05580ab2e
きのうはじめて判明したのですが、実はこの韓国KBS取材のコーディネーターは僕の知っている人でした。信頼できる人です。このコーディネーターから僕にもまわしてとメールが来ました。このメールを見ると、ことはどうやら何かが起きていることは間違いなくて、推定148ミリシーベルトの被曝の数字が完全に適合するのかどうかは、見解が分かれるところですが、きちんとした韓国の検査機関での診察による推定だと言う事です。もちろん、推定がはいるため、厳密に正しいかどうかは分かりませんが、全くデタラメということではないものと思います。韓国の「国家放射線非常治療」というところからの診断結果、推定被爆全量が0.148Gy(グレーの誤差範囲は0.027〜0.322)位で、細胞 1000個で、7個の染色体が損傷ということだそうです。染色体に損傷が出ているのは事実。現況の状況から考えて、推定なので最小値は27ミリで最大値は322ミリのゾーンの中の被曝であるということでしょう。幅は大きいですが、どうやらかなりの被曝です。
福島空港に七時間いてこの状況。
しかも彼からのメールで、韓国の検察も一部調べている状況もあるようです。
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私が知っている限りの事実を書きます。
11日に地震が起きて、その日の内にKBSの『追跡60分』では日本に取材チームを送ることを決めました。一番近い被災地に入る方法は、韓国からは福島空港でした。仙台空港は津波で流されていたし、新幹線も東北道も封鎖されていました。その日の内に出発することは不可能だったので、12日の午前10時にソウル仁川空港を出発し、12時10分には福島に着きました。ところがそこから先、行動を共にする迎えの車が来ません。東京を朝6時に出たのに、高速が全部通行止めで、一般道も大渋滞の中、当然なことです。携帯も、なかなかつながらなかったようです。車が着くまで7時間余も待たされたというので、スタッフは夜の8時近くまでずっと空港にいた筈です。移動手段もなく、他の場所へは行きたくても行けません。12日のこの時間に空港で被曝した筈ですので、内部被爆ではない筈です。
彼らは夜を徹して仙台まで移動し、13日には名取、気仙沼、南三陸で撮影しています。ガソリンがなくて大変だったとも聞いています。14日は仙台に戻り、韓国に帰る人たちの取材をした後、もう一度福島から新潟に入ります。東北道が使えず、磐越道も基本的に駄目なのですが、領事館が政治的に動いて、何とか15日の明け方には新潟に着きました。この頃は東京で取材している私のチームと携帯で直接連絡取り合っていましたので、リアルタイムで知っています。そしてまた関越から東京に向かい、15日の夕方の飛行機でソウルに戻りました。そして16日に放送されました。
私は当初12日に青森に入って、八戸の取材をしてくれと頼まれましたが、地震の翌日はすべての交通手段が遮断されていて、唯一飛行機だけ三沢か青森に行く便がありましたが、全部満席で、まったく不可能でした。それでソウルからまっすぐ青森に入るチームの通訳と車の案内、つまりいつも私がしているコーディネーターの仕事は、韓国語が話せる人が居る民団組織に頼みました。民団の各地方本部の電話番号や連絡先は、私がソウルに知らせました。それで私は東京、千葉の様子を取材に来た女性プロデューサーと共に、13日から15日まで市原の製油所が炎上しているところや、浦安、千葉の液状化等を撮影しました。
その後私は26日から4月3日までソウルに滞在し、親しい『追跡60分』の司会者に地震、津波だけではなく、福島、そして浜岡、六ケ所の原発の危険性を訴えて来ました。『追跡60分』では一月後に浜岡の危険性を訴える番組を流しました。
その頃KBSの社内では、労働災害だと仙台に派遣されたプロデューサーから、匿名の訴え記事が労組の新聞に出ていました。放射能で危険な場所に派遣されたのに、ガイガーカウンターも装備も薬も何もなしでは危険過ぎるという訴えでした。朴監督に同行したこのプロデューサーの被爆も心配です。
それが5月の3日にもなってから初めて精密検査をして、驚くべき数値が出てショックを受けたというのが、今回の記事です。私もインターネットの記事でこのことを知った日本人の友人から、心配の電話を貰って初めて知ったほどです。すぐソウルに確かめましたが、担当司会者は業務上過失障害にあたるのか、検察から呼び出さたと聞きました。
でも一番心配なのは、たった半日飛行場にいただけで被爆したのなら、ずーっとあの附近で暮らしている人たち、避難していても特に若者や子どもたちが、どれだけきちんと検査や治療を受けているのかという問題です。
学校や幼稚園の運動場からどんどん放射性物質が検出されている中、安全だ、健康に心配ないと主張し続ける文部省の態度には非常に疑問どころか怒りすら覚えます。
以上です。
↓
☆献血拒否 放射線被ばく理由に いわき市の男性が抗議
(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110606-00000059-mai-soci
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/407.html
しかし、翌27日、男性の妻から同センターに「放射線で遺伝子が傷ついているかもしれないなどと言われ、献血を断られた」と抗議があったという。
(略)
日赤は4月1日、全国の血液センターに対し、国が定める原発作業員の累積被ばく限度量などを参考に、福島第1、第2原発で累積被ばく量が100ミリシーベルトを超えた作業員については「本人の健康状態への配慮」を理由に半年間、献血を制限する方針を通知した。しかし、一般の福島県民については「通常、100ミリシーベルトを超える被ばくは考えられない」と制限していないという。
☆県、高放射能データ公表せず 3月、福島市などで検出
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201106040444.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/358.html
東京電力福島第一原子力発電所で最初に水素爆発があった3日後、原発から約50キロ離れた福島市内の雑草から、1キログラム当たり100万ベクレルを超える高い放射能が検出されていたことが分かった。
(略)
その結果、5地点から採った計七つの試料のうち、ヨウ素が10万ベクレルを超えたのは五つに上った。川俣町の国道114号と349号の交差点付近の雑草からは、放射性ヨウ素が1キロ当たり123万ベクレル、放射性セシウムが10万9千ベクレル。福島市の国道114号付近の雑草からはヨウ素が119万ベクレル、セシウムが16万9千ベクレル検出された。
☆原発事故「最も憂慮すべきは遺伝子変異」
(3月23日のスイス国際放送)
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=29799892
swissinfo.ch:専門家によれば3月17日と18日の2日間が原子炉冷却の鍵を握る最後のチャンスとされ、成功しなければ炉心溶融が決定的になるとのことでした。世界が日本に対して抱く不安は当然のものですか。
ヴァルター:当然だ。先述したがんの増加を恐れてのことだ。例えば、チェルノブイリでも急性被曝で死亡した人は多くなかったが、事故後にがんで多くの人たちが亡くなった。
しかし、がんのリスクの増加以上にもっと深刻な問題は遺伝子への影響だ。それも世代を越えた影響だ。最新の研究では、少量の吸収線量でも継代的な影響がありうることが分かっている。
イギリスにあるセラフィールド(Sellafield)の使用済核燃料の再処理工場に勤務する人たちの子どもには白血病のリスクが高い。これは父親の吸収線量と関係があり、子どもたち自身は放射線にさらされていない。原発事故だけでなくこうした通常の場合でも、人間ならび動植物の遺伝子に損傷が発生する。こうした事実を知った上で、あえて原子力に頼るかどうかはむしろ倫理的な問題だ。
(略)
それに対し、チェルノブイリの事故後に解体作業者として入った父親から被曝後に生まれた子どもたちには一定の割合の遺伝子(ミニサテライトDNA)に相当数の変異が見られた。遺伝的な視点で見ると、今回の福島第一原発の事故は深刻なケースだ。
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