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ジョン・ゴフマン博士 (低線量でも危険の研究結果)元米カリフォルニアバークレー校細胞生物学教授、医師
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/376.html
投稿者 ジャック・どんどん 日時 2011 年 6 月 06 日 08:45:43: V/iHBd5bUIubc
 

原子力資料室の資料転載の前に、ゴフマン博士の経歴を紹介

wikiより転載します

ジョン・ゴフマン
ジョン・ゴフマン (John William Gofman、1918年9月21日〜2007年8月15日)は、アメリカ合衆国の化学者、医師、医学者。
経歴 [編集]

1918年 オハイオ州クリーブランド生まれ。
1939年 オベリン大学卒業
1941年 カリフォルニア大学バークレー校大学院在籍中に原爆製造計画「マンハッタン計画」に参加、プルトニウムの分離に関する研究
1943年 触媒法でプルトニウムを抽出。同僚のシーボーグらとともにおこなったプロトアクチニウム232、ウラン232、プロトアクチニウム233、ウラン233発見により、同校より原子力及び物理化学に関する博士号取得。
1943年 カリフォルニア大学サンフランシスコ校大学院医学研究科に入学
1947年 カリフォルニア大学バークレー校で血液中リポタンパク質の分離に関する研究
1954年 カリフォルニア大学バークレー校教授
1960年 カリフォルニア大学バークレー校でエックス線分光化学分析による血液中微量元素の挙動分析に関する研究
1963年 ローレンス・リバモア国立研究所副所長に就任、生物医学研究部門を設立。アメリカ原子力委員会より125〜150名のスタッフと年間200〜350万ドルの援助を受けて癌と染色体損傷に関する病理学的研究、放射線影響の疫学的研究に従事。
1969年 アメリカ原子力委員会の期待に反して、低線量の放射線の影響は少なくとも20分の1に過小評価されているとの結論に到達
1971年 論文「放射線による発癌の疫学的研究」を発表
1973年 カリフォルニア大学バークレー校教授を辞し、原子力の危険性を伝えるため本格的な市民運動を開始[1]
1974年 米心臓病大学により4半世紀の心臓病に関する主導的研究者25人の1人として選出された。
カリフォルニア大学バークレー校の分子・細胞生物学の名誉教授、カリフォルニア医科大学の教授団のメンバー。
2007年 心不全のためサンフランシスコの自宅で死去、88歳
著書 [編集]

アーサー・R・タンブリンとの共著、徳田昌則監訳、東北大学G&T翻訳グループ訳『原子力公害 人類の未来をおびやかすもの』アグネ、1974年
アーサー・R・タンプリンとの共著、小山内宏訳『原発はなぜ、どこが危険か』ダイヤモンド社、1975年
脚注 [編集]

[ヘルプ]
^ ジョン・W・ゴフマン著、今中哲二・小出裕章他訳『人間と放射線 : 医療用X線から原発まで』(原題: Radiation and human health)社会思想社、1991年2月、ISBN 4-390-50185-2、所収の塚谷恒雄「著者紹介」

 

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コメント
 
01. 2011年6月07日 22:06:54: scBnlxLHDA
ジャック・どんどんさん、原発全廃男です。
今日の小出先生のお話、ここに投稿します。汚染水は、1/100万にしないと環境に流せないとのことでした、また、スレッドたてお願いいたします。

 毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの解説で放送されました。国家公安委員長の中野寛成さんのお話もあります(たね蒔きジャーナル3回目とのことです)

 原発事故のニュース、事故原因調査の第3者委員会が初会合、畑村教授が委員長、放射線被曝、地元の自治体の人もいるものの、行政と独立していない、原子力の専門家がいないのです。委員長は幅広い人材を招くと言うものの、疑問符です。委員会は東電や政府の初期対応の検証、その他を行い、東電役員、官僚の聴取も行うとのことです。

 事故調査委に、強制調査権はないのです。ウソをつくと罰すると強制力は馴染まないと委員長が言っています(=責任を追及しない)。年内に中間報告、最終報告は事故収束後ですが、いつ収束するか分からないのです。

 事故について、IAEAに報告するものを公表、メルトダウン、メルトスルー(溶融貫通)を認めています。原子力安全組織が縦割りと認め、経産省からの独立も打ち出しています。

 定期検査で停止している原発、夏のピークに向けて再開すると海江田大臣は言っています。

 そして、小出先生のお話です。汚染水のことで、たまっている汚染水をどうするか、もう溢れるラインであり、汚染水を浄化する装置を急ピッチで作り、15日完成というものの、期待したいが、東電の対策は期待はずればかりで、難しい。設計上は上澄みの液の放射能濃度が1/1000〜1/10000に薄まると言うのですが、もともとの濃度が猛烈に高く、1/1000にしても環境に放出は出来ないのです。海に捨てられないのです。敷地内の汚染水はものすごい汚染で、低いものなら1/10000になれば流せるものの、大半は1/10000にしても捨てられません。

1/10万〜1/100万にしないと環境には流せない、1/10万にする施設はよそにもありません。技術的に、100あったものを全て捕まえられない、99.9は捕まえられるが、もともと高濃度で、やるほど装置がダメになる性格なのです。装置も汚染されるし、ゼオライトなどの鉱物もすぐに劣化して使えなくなります。1回使ったゼオライトはセシウムで一杯になり、使えなくなる、次のシステム、取替えが必要で、ゼオライトにセシウムが付いてそれに人が近づけなくなる(必ず被曝する)のです。システムで、浄化は出来ないのです。

 小出先生の、コンクリートブロックを周囲に作ること、これも手付かずであり、漏れている汚染水停止には、コンクリートの壁は炉心がメルトダウンで、冷却不能、外から水を入れて汚染水を作るより、壁を作って地下水の汚染を防がないといけない、しかし、今ある汚染水を処理しないと、それも無理なのです。

 浄化装置、溢れる前にと言うものの、これは間に合うではなく、汚染水は海、地下に流れてしまっているのです。コンクリートは割れており、水は外へ出ているのです。汚染水をくみ出さないといけないのです。

 リスナーより、政府がIAEAに報告する文書で、メルトダウンではなく、メルトスルーの意味についてで、小出先生、メルトスルーと聞いて笑われて、融けて貫通した、東電のデータを信用したら炉心の半分は形があると思っていたが、5/15以降、炉心が全部融けてしまい、圧力容器も融けて、格納容器も融ける、それもメルトスルーと言い、それを政府も認めたのです。

小出先生も指摘しており、圧力容器の底にある燃料が格納容器の底に堆積と政府は言うものの、これは判断が難しく、格納容器に水がどれだけ残っているか、であり、水があっても、2800度で融けるウランがあれば、格納容器の底も穴が開いていると、小出先生の指摘です(圧力容器16cm、格納容器3cm)、格納容器に残っている可能性は少ないのですが、政府は認めておらず、対策の遅れになる、格納容器の底が抜けていないなら、循環式冷却の可能性はあるものの、格納容器に穴が開いていたら、冷却はダメです。

 燃料の温度の推測、今はつかない(計測器が死んでいて、正確な情報がない)、格納容器内の放射線量も参考になるのに、70%壊れていたと言っていたのが全滅となり、判断も難しいが、建屋の地下に水が漏れていて、格納容器は底が抜けている模様なのです。

 今回はまた貴重なお話でした、明日もお知らせいたします。


02. 2011年6月07日 22:08:15: scBnlxLHDA
ジャック・どんどんさん、原発全廃男です。
国家公安委員長(現役閣僚)中野寛成さんのお話も来ました、ここに投稿いたします。

 続いて、たね蒔きジャーナル、この番組に良く出ている中野寛成さんの出演もありました。その前に、沖縄へのオスプレイ配備に北澤大臣が前向きであり、平野さんの批判がありました。

 混迷する政局を現役官僚に問うということで、中野さん、前回は1月半ばに出ていたそうです。リスナーからの質問も殺到しており、皆さん怒っています。

 昔なら国民の暴動の起きる政治不信との指摘に、中野さん、去年参院選で敗北し、菅総理の消費税発言の拙速さなのですが、ねじれで、与党の言うとおりに国会はならない、民主党の与党としてのまずさ、不慣れも混迷に輪をかけたと中野さん反省の弁です。

 で、大連立、前提に国民、被災地のためと言うものの、リスナーより、国民のためと言って欲しくない、自分たちのためでは、との指摘で、大連立しないといけないかは、野党に聞いて欲しい、菅氏はせっかちで、中野さん注意しているのですが、菅氏、周囲に相談せず、唐突に浜岡を止めたり、ソーラーハウス1000万戸と言ってみたり、中野さんも聞いたことのない話が出て、独裁、独走で、悪循環、閣僚に相談してやるべきと注意し、「以後気をつける」と言うものの、直るものと直らないものがあるのです。

 菅氏、人気を冷温停止までと続投発言をして、国民の反感を買っているという指摘で、辞任で合意しつつ、裏切る発言はリーダーとして早く辞めて欲しいというのは、自分が招いたことと平野さん指摘し、旧民社系、菅氏を早く辞めさせろという方向です。

 原発の初期対応のまずさ、情報隠蔽(中野さんも聞いていない、地上放水は警察が行い、菅総理とやりあい、混乱した)があり、菅氏、せっかちにやりすぎているとのことです。混乱が生じて、メルトダウンはあり得ると想定しないといけないのです。

 福島の母親の怒り、世論の反発で被曝線量を低くする、政権は圧力で変わるとの平野さんの指摘に、警察は情報が正確でないと困り、混乱があった、SPEEDIの情報の応用による避難(同心円ではない、風向きによる避難がいる)が必要という中野さん、厳しい反省点との反応です。

 リスナーより、政治家にもっと勉強してくれ、小出先生のお話、実行して欲しいとの要望があり、初期から、今出されている情報だけでなく、政府、東電は情報を公開して欲しいのに、なぜこの声が中枢に届かないのかは、担当に言わないといけないが、警察も混乱させられている、正確な情報を共有させてくれと中野さんも言っているのです。

 

 しかし、中野さんの意図、菅氏には伝わっているかは、この疑念、中野さんもやるせないとの気持ちなのです。政府(自民党時代の原子力の後始末)、安全神話におぼれ、油断があり、専門家が電力会社も含めて配置されていない、安全神話に乗っからず、しっかりした専門家、世界の英知を集めるべきと中野さんの見解がありました。

 大連立、平野さんは疑問視していますが(党の意図を合わせず野合、自公の推進した政策の総括がない)、基本政策の合意なしに大連立はしてならないと、中野さんも同意し、震災対策、原発対策、財政危機、どこまで与野党協議でやっていくか、連立の是非が決まってくるのに、協議なしでやることには中野さんも否定的です。ねじれ解消のための大連立には否定的です。

 自民党に、マニフェストを作って総選挙で勝った民主党、大連立はマニフェスト否定とのリスナーの意見があり、その通りで、党内に駆け引きの材料にされているとの中野さんの指摘がありました。仙谷氏、大連立か公明との連立も考えているが、連立の前に、民主党の中をまとめないと他党との話もできないとのことでした。

 両院議員総会で菅氏の後任を決めることになる、任期途中のものは選挙ではないとのことでした。

 リスナーより、民主党にしっかりした政治家はいないのかと質問があり、これは第3者の評価に任せるというものの、明日の朝刊に、IAEA報告書、シビアにまとめ、菅総理の行動も検証されているというお話があり、ちゃんと検証されないと国民の批判を受けるとの指摘がありました。

 現役閣僚のお話、面白いものでした。お伝えいたしました。


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