http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/335.html
Tweet |
東電 TV会議の録画があった!
http://gendai.net/articles/view/syakai/130767
2011年6月1日 掲載 日刊ゲンダイ
とっとと公開しろ!!
●この期に及んでまだ隠すのか
これまでの不毛な議論は何だったのか。福島原発の事故をめぐる「海水注入」問題。5月31日の国会でも「誰が、いつ、どんな指示を出したのか」なんて質疑が延々と続いていたが、事実関係が簡単に分かる方法があった。事故対応を協議している東京電力の本店と福島原発をつなぐ幹部社員らの「テレビ会議」の録画映像が存在したのだ。これを公開すれば一発である。
テレビ会議の録画映像が残っていたことが分かったのは政府・東電統合対策室の合同会見だ。録画映像の内容を問われた東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「福島第1原発が中心だが、福島第2原発や柏崎刈羽原発、オフサイトセンターなどについてのやりとりもある」と説明した。
「テレビ会議の録画映像が残っていたことは30日の会見で分かり、5月31日、追加質問が出ました。そもそも上場企業が重要会議の議事録を残していないのはおかしいとの指摘は以前からあった。まして、福島原発の事故対応は、指示の一つ一つが重大な経営判断になる。テレビ会議の録画映像が残っているのは当然で、今ごろ存在を明らかにすること自体がおかしいのです」(経済ジャーナリスト)
松本本部長代理は「消したものがあるのか確認中」と言い、残された録画映像が“一部”と強調するような発言も繰り返していた。東電はまだ何か隠すつもりなのか。
●政府に恩を売るつもり?
「海水注入をめぐる問題では、東電はこれまで、3月12日午後7時4分ごろから原子炉を冷やすための海水注入を始め、午後7時25分ごろに本店と現場とのテレビ会議で『首相の了解が得られていない、との情報を協議した』と説明しています。本当ならば、とっととテレビ会議の録画映像を公開すればいいのです。それが出来ないのは、現場の吉田昌郎所長との怒鳴り合いや、自民党が指摘するような菅首相の“強制介入”などがあったからとしか思えませんでしょう」(前出のジャーナリスト)
映像公開に及び腰なのは政府も同じだ。「まずは検証委員会に(映像を)出してもらい、事態が落ち着いてきた段階で出す(公開)のはあり得るべし」(細野豪志首相補佐官)、「今後の検討課題」(経産省原子力安全・保安院の西山英彦審議官)なんてノラリクラリだからフザケている。東電は録画を出さないことで政府に恩を売る気なのか。カヤの外の国民はたまったもんじゃない。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素12掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。