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(回答先: 「原発の発電コストは安い」は疑わしい 投稿者 sci 日時 2011 年 6 月 02 日 23:31:53)
原子力産業界とそれを支援する政治家達は、ばかの一つ覚えのように「原発はとても安全で他のエネルギーより効率が格段によく、他のいかなるエネルギーと比較してもコストパフォーマンスに優れ、とてもクリーンでCO2も発生させない地球にやさしい発電方法である。」といい続けている。だが、もしそんなに他のエネルギーに比較して効率が格段に良いというのであれば、なぜ民間企業や個人投資家が自由に投資して原子力発電所を建設するというリスクを負わないのか?
それは、原発がビジネスモデルとして最初から破綻しており、ビジネスとして成り立たない代物であり、採算の取れない発電方法だからである。したがって、すべての原発は国策といういかがわしい大義名分を掲げ、国民の税金を湯水のように自由に使い、まるで、われわれの血税を無尽蔵にわいてくる泉よろしく使いつくすのである。われわれ個人の懐に攻撃を加えて、国民の一人ひとりの経済的な自立を阻み、国家財政を危機に追い込む為の無用の長物であるというのが、原発の本質であり、彼らの目的である。
アメリカにおいても、2005年のアメリカ国家予算だけで、アメリカ政府は現在稼動しているおよそ103基の原発に対し、なんと130億ドルを投じている。原子力発電所というのは、税金による巨額な補助金なしには機能し得ないとてつもなく効率が悪く、事故が起きた時の天文学的なリスクがあるので、民間の投資家は絶対出資することのないジャンクボンドであり、とてつもなく劣悪なる投資となり、格付け会社から言うと、非効率きわまりなく、投資利回りの全くない、リスクだけが天文学的な、経済合理性のまったくない投資不適格事業なのです。いつの時代も、採算の取れない、経済的な利益のない事業は税金で賄い、その負担を国民に押し付け、結果的として国民に出資(税金として)させているのです。国民に出資させているというのは、われわれの血税でやるしかないとてつもなくばかげた事業だということです。これは原発のある国ならどこにおいても真実なのです。これが原発のもつ矛盾と不条理なのです。
アメリカでは、
「原発で作られた1kWhの電力を買うのに10セントかかるとすると、同じ10セントで、火力発電なら1.2から1.7kWh、大規模工場などのコージェネなら2.2〜6.5kWhの電気を購入することができる。また、同じ10セントを使うなら、効率化対策の導入により、10kWhの電気を節約することができるのだ」
原発の本質
「原発は国民や国家に寄生し、宿主である国家や国民を弱体化させ、破たんさせる」
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