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2011年06月02日
米紙「福島に比べればスリーマイルは公園の散歩」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110424/amr11042414050003-n1.htm
米紙「福島に比べればスリーマイルは公園の散歩」2011.4.24 14:02
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は20日、福島第1原発の除染や密閉などについて、1979年の米スリーマイルアイランド原発事故のケースよりも長く困難な作業が待ち受けているとの記事を掲載した。スリーマイル事故後に作業に当たった複数の関係者の話を引用した。
関係者らは、短期的には「数週間で雨期(梅雨)が来て、より多くの汚染水が周辺環境に流れ出る可能性がある」として、水素爆発で破壊された原子炉建屋の修復に残された時間は少ないと指摘。また、放射線量が非常に高く、重圧下での長期の作業となるため、熟練作業員の数の確保に注意を払う必要があるとした。
スリーマイル事故後の現場の放射線量は、米原子力規制委員会(NRC)が定める「1年間の上限を1分間で浴びる」ほどの高レベルだったという。
また、福島では建屋を修復し、燃料棒抜き取りのためのクレーンを修理・設置する必要があるが、建屋を再建する必要がなかったスリーマイル原発でもクレーン設置までに5年かかったという。
スリーマイル事故の初期除染作業に関与した当時の技術者は「(スリーマイルでの作業は)福島の状況に比べれば、公園を散歩するようなものだった」と述べ、福島原発での作業ははるかに困難だとの見方を示した。
ただ、関係者らは、福島での作業について、スリーマイルなど過去の経験を応用できる可能性にも言及した。(共同)
1ヶ月半前に流されたニュースです。米国人らしくジョークが入っていますが、この通りだと思います。メルトダウンは起きたものの、水位は2時間程度で回復しています。
スリーマイル島原子力発電所事故(Wikiより)
(中略)
このあと一次系の給水ポンプも停止されてしまったため、結局2時間20分開いたままになっていた安全弁から500トンの冷却水が流出し、炉心上部3分の2が蒸気中にむき出しとなり、崩壊熱によって燃料棒が破損した。このため周辺住民の大規模避難が行われた。運転員による給水回復措置が取られ、事故は終息した。
結局、炉心溶融(メルトダウン)で、燃料の45%、62トンが溶融し、うち20トンが原子炉圧力容器の底に溜まった。給水回復の急激な冷却によって、炉心溶解が予想より大きかったとされている。
詳しくはWikiを読んでいただくとして、福島に比べれば、赤ちゃん同士のけんかみたいなものです。
2011060201.jpg2011060202.jpg
福島では、すでに何ヶ月も燃料が冠水していない状態が続いています。
残念ながらチェルノブイリとほとんど近いかそれより悪い状況ではないかと思います。(スリーマイルは、レベル5の事故です。うわさ話ですが、チェルノブイリの事故が起きた後に国際事故評価尺度(Wiki)(INES: International Nuclear Event Scale)ができ、スリーマイル島の事故をレベル5、チェルノブイリをレベル6と決定しようとした際、米国からチェルノブイリの次の尺度というのは、納得がいかない。一つあけてくれと言われて、レベル7ができたとのことです)
スリーマイル島 1979
チェルノブイリ 1985
INES 1990 から運用開始
2011 FUKUSHIMA では、さらに新しい評価尺度ができるかもしれません。
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