http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/248.html
Tweet |
http://www.asahi.com/international/update/1202/TKY201012020516.html
IAEA事務局長、就任直前「米国側に立つ」 公電暴露
2010年12月3日0時20分
【ウィーン=玉川透】国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長が昨年の就任直前、「重要な決定で常に米国側に立つ」との考えを示し、米国が天野氏の姿勢を評価していたことが民間サイト「ウィキリークス」が公表した米外交公電で分かった。
英紙ガーディアン(電子版)によると、米国の駐ウィーン国際機関代表部が昨年10月に本国に送った公電で、天野氏について「事務局長は全加盟国を代表するが、意見は我々と一致している」と紹介。天野氏が代表部大使に「幹部の人事案件からイランの核兵器開発疑惑への対応まですべての重要な戦略的決定で米側に立つ」と繰り返し示唆したと報告した。
昨年12月の就任以降、イランの核開発疑惑を厳しく追及する天野氏に対し、イランは「米欧寄り」との批判を強めている。今回の天野氏の発言内容を巡り、イランがさらに反発を強める可能性がある。天野氏は2日の記者会見で、加盟国である米国の内部文書流出について発言する立場にないとした上で、「(暴露された)公電は私が書いたものではない。受け取り方は人それぞれで、私自身は間違ったことをしたとは思っていない」と語った。
【福島原発】6/1/水★IAEA(国際原子力機関)という組織について
http://www.47news.jp/47topics/e/213304.php
【新潟日報】<社説>
■IAEA報告案 組織の「限界」が露呈した
東京電力福島第1原発事故の原因解明に向け来日している国際原子力機関(IAEA)の調査団が1日、日本政府に報告書の素案を提出した。
調査団は20〜24日にウィーンで開かれる閣僚級会合で調査結果を詳細に報告する。
素案では、日本が津波の危険性を過小評価していたと強調、原子力安全の規制当局が独立性を保つことなどが必要だとしている。
目新しさはなく、従来指摘されてきたことの繰り返しとなったが、ここまでは妥当である。
政府も東電も真摯(しんし)に受け止め、今後の対策に生かしていかねばならない。とりわけ原子力安全・保安院の経済産業省からの分離独立と原子力安全委員会の見直しは急務である。
しかし、看過できないのは、日本政府の対応に関するくだりである。「避難地域の対応を含めて、組織化されている」と賛辞を贈っているのだ。………
日本の情報提供不足に不満を示し、情報の質と量の改善を求めていたのはIAEAだったはずである。
今回の来日調査も、日本政府や東電からの聞き取りが主だった。故に日本政府への大甘な評価が出てきても驚くに値しない。IAEAという組織の限界を露呈したにすぎない。
忘れてならないのは、IAEAのもう一つの大きな役割が「原子力の平和利用の推進」であるという点だ。
言ってみれば、IAEAも世界における「原子力ムラ」の住人である。評価をうのみにはできまい。(2011年6月2日)<記事全文>http://www.niigata-nippo.co.jp/editorial/
【宮崎日日新聞】<コラム>
■「不安院」なら不要
マグニチュード8・3とされる平安時代の貞観(じょうがん)地震(869年)に宮城県では人々が叫び声を上げながら身を伏せた。家の下敷きになったり、地割れにのみこまれたりした。
同時に、海鳴りが聞こえて津波が押し寄せた、と歴史書にある。………原子力安全・保安院は経産省に属する資源エネルギー庁の特別機関だ。その組織が津波をどう見たかは分からない。事実は別にして保安院が安心・安全を担保すると思って眠れた人も多かろう。
が、保安院はIAEA(国際原子力機関)の言うことも聞いていなかった。原発の立ち入り検査などに疑問を抱いたIAEAは07年安全を守るために独立すべき組織がそうなっていないことを指摘。政府はこれにほおかむりをしたきた。
天災や人災で失われた多くの命が文明を進めた面もある。福島原発の事故原因究明のため、来日調査していたIAEAがきのう日本政府に報告書を手渡した。基本的で当たり前の事が多い。それさえ守れない「危険・不安院」ならいらない。(2011年6月2日)<記事全文>http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=38529&catid=14&blogid=5
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素12掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。