http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/226.html
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(Catastrophe de Fukushima: l'AIEA réservée sur la gestion du nucléaire au Japon: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110601-lecons-catastrophe-fukushima
日本/震災/原子力
記事発表:2011年6月1日水曜日
最終更新:2011年6月1日水曜日
福島の大事故:日本の核管理について、慎重なIAEA
RFI
国際原子力機関(IAEA)は、良かった点と悪かった点を列記した。日本当局の反応は模範的だった。住民の避難は感動的だった。しかし、津波のリスクは過小評価されたと、同機関は評価している。
RFI東京駐在記者フレデリック・シャルルの報告
国際原子力機関(IAEA)の報告は、福島原発の事故処理に内在する、日本の構造的な脆弱性のいくつかに、強い光を当てている。
東京では、震災の処理が滅茶苦茶と野党から判断され、そのため、福島の事態を悪化させたと強い非難を受けている、菅直人政権に対する不信任案の提出は不可避だ。
IAEAによれば、福島にある諸施設の通信と制御を確保するための、装備を与えられた、緊急時の出動部門がなかったことが、指摘された脆弱さの一つだ。
津波のリスクは過小評価された。発電所を運営する東京電力は、内部技術者による警告を無視した。津波を防ぐための防潮堤はたった5.7mの高さで、発電所は14mの高い波によって損傷した。原子力安全・保安院は、独立の保証を望むならば、経済産業省が所管する必要はないと、IAEAは評価している。
IAEAはまた、一般人や発電所作業者への放射線の被曝を心配している。人々の健康のための監視措置は、避難区域外の放射線に対する措置のように、すべてが不十分だ。
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(投稿者より)
福島原発事故についてIAEAの報告を、フランスRFIが伝えています。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。
記事のタイトルと内容が一致していないようにも思えますが、訳は上述のとおりでいいと思います。報告書は読んでいませんが、日本を非難するスタンスではなく、良かった点と悪かった点を列挙することでバランスをとったのでしょう。その意味で、「慎重」("réservée")ということだと思います。
もっとも、IAEAの査察回数が最大の国は日本だったと聞いていますので、その日本を非難すると、「それではこれまでの査察は一体何だったんだ?」という話になるので、トーンを抑えた、ということは考えられます。
それでも、この事故の背景にある日本特有の事情を、記者は見逃していません。危機管理の不在、見たくないものは無視する姿勢、縄張りへのこだわり。「日本の組織の弊害が1点に集まったとき、福島のような大事故が起きる」と言いたげです。ひょっとして、福島の事故は、日本特有の事情によって起きたのかも知れません。
ただ、さらに意地の悪い見方は、「チェルノブイリはソ連特有の事情のせい。フクシマは日本特有の事情のせい。だから、わが国の原発は大丈夫」と言うための布石があるのかも知れません。しかし、最近阿修羅に投稿された別の記事では、例えば、冷却水となる河川の水不足が懸念され、フランスの原発も安泰ではないようです。
(冷却水が足りなくなりだしているフランスの原発(ROCKWAY EXPRESS )22の原子炉ですでに冷却水の不足の可能性:阿修羅♪)
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/158.html
個人的には、原発(というより、放射能)はもうたくさんです。中電エリアに住んでいるので、浜岡の停止には安堵していますが、この動きが全国に広まってくれないだろうかと思っています。
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