http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/137.html
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Sott.net ガブリエラ・セグラ医学博士Gabriela Segura,M.D.の5回目完結編です。
W サプリメント・食事編@ は次に、サプリメント・有効物質については次を、
http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/843.html
T・U・Vはヤブロコフ博士『チェルノブイリ 破局の人々と環境への影響』の紹介を含みます。日本ではあまり紹介されていない内容があります。
T前書き・序文
http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/609.html
Uチェルノブイリ 放射線汚染と死者数 イオン化放射線と障害メカニズム
http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/636.html
Vチェルノブイリ 医学的症候群と引き続く放射能汚染
http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/722.html
文中のリンク先については後日要約投稿します。
前半はマクロビや各種ダイエットのような話です。後半、前回の続きのような内容になります。
前半、放射性核種を食べることは、癌で死なないにしても、健康にはよくないという、3.11以前の常識、この間の安全デマのためにともすると忘れそうな簡単な事実、を思い出すに役立ちます。
いつの間にか私たちは、毒含有物を食べることに慣れさせられていませんか。たったの2ヶ月あまりで。
訳
呼吸と瞑想のテクニック
証明された効果的なEiriu Eolas(原文リンク)プログラムは、よく知られたストレス・コントロール技法を含みます。それは迷走神経を刺激し、強力な抗炎症システムである副交感神経系を活性化します。
また、よく知られた情動解放技法を含みます。その技法は、呼吸困難・自己免疫疾患・情緒障害に結びついた症候群に応用することができます。
全身の抗酸化状態の改善によって酸化ストレスを軽減します。そのことにより、慢性的放射線被曝を含む、多数の疾病に応用することができます。
「放射線が原因で病的状態に陥っている人々にとって、社会的経済的な要因は危急で深刻な問題です。不健康状態・奇形と障害を持った子供たち・家族と友人の死・家と大切な所有物の喪失・仕事を失うこと、そして転居は、深刻な経済的・心理的なストレスです。」
Yablokov,Nesterenko,and Nesterenko
Eiriu Eolasプログラムの呼吸エクササイズ(訓練)と瞑想の中で、ギャバ・メラトニン・セロトニンなど抗ストレス・ホルモンのレベルが上昇します。そして、ストレスホルモン、コーチゾルcortisolとノルエピネフリンのレベルが減少します。
このプログラムの利点を学ぶにはここ、(原文リンク)。プログラムは無料で手に入ります(原文リンク)。
食事
放射性核種を減少させる単純なテクニックが幾つかあります。
食品を数回ゆでてからゆで汁を捨てる。
徹底的に洗う。
水につけておきその水を捨てる。
果物の皮と野菜のうわ側を避ける。
塩漬けや酢漬けにして漬け汁を捨てる。
濃い肉のスープを避ける。
牛乳でなくバターを使う、など。
あなたの体のデトックス能力と全身の抗酸化レベルを高めるもう一つの方法は、食品を通してであることをお忘れなく。食品は、このストレスにあふれた次代を生き延びる鍵になります。
有毒な環境下で健康を取り戻すには、デトックス・ダイエットを続けることが決定的です。
私たちの幅広い経験と研究は、穀類と炭素(グルテン)を摂らず、乳製品も摂らない食事により、より健康に暮らせることを示しています。
慢性的な疾患は、しばしば免疫防御システムのアンバランスに関係しています。食品への感受性が、問題の直接的原因ではないにしても、関わっています。
免疫防御システムのアンバランスは、慢性的な炎症を引き起こし、それが疾病に転化します。これが、体の免疫システムのバランスをとるために、排除食事療法elimination dietを行うことが大切な理由です。
私たちの免疫細胞の中には再生に6ヶ月かかるものがあります。したがってあなたの病状が重い場合は、結果を見るために長期間を要することもあります。
しかし、あなたが他のデトックスをする余裕がなくても、適切なダイエットにより、最初の2週間でよい結果を得ることがしばしばあります。
ダイエット方法と流れについてはここ、(原文リンク)。
一人ひとりは異なります。個人の問題を抱えた食品を見極めるには、食品を検査することが必要です。
そのことを踏まえたうえで、シリアル(穀物製品cereals)と乳製品や複雑に処理された食品を食べてはいけません。なぜなら、人間の消化系はそれらを適切に消化するようには作られていないからです。
何を食べるかは、健康を回復するために非常に重要です。ダイエットは適切に行えば、偉大な治療薬です。
ニンニクと玉ネギは、硫黄含有食品として、硫黄が放射性同位体とカドミウム・鉛・水銀などの有毒金属に結合し不活性化することを助けます。
硫黄は腎臓と肝臓が体を解毒するのを助けます。
放射性核種摂取を減らす一番手じかな方法は、重度汚染された食品を避け、低汚染レベル食品を摂取しないことです。
しかしながら、これは簡単ではありません。なぜなら、土壌や農業技術などの違いにより、放射性核種の生体濃縮は各地域でレベルが異なるからです。
チェルノブイリでの経験が伝えるところによれば、野菜を水に浸したり、ゆでたり、塩漬けや酢漬けにすることで、幾つかの食品中の放射性核種量を数分の一に減らすことができます。
生乳は常に高レベル放射能を含みます。バターやバター油ghee butterのようなプロセス製品はより安全です。
放射性核種は、常に、筋肉組織よりも内臓器官に非常に高く濃縮します。
内臓器官について、セシウム-137が含まれる順を多い方から少ない方へあげると、
肺>腎臓>肝臓>脂身 となります。
チェルノブイリの経験によれば、同じ種類の魚でも、湖や池の魚より川や小川の魚の方が、放射性核種の含有レベルは低くなります。
肉食魚(ナマズ・パイクなど)に比べ草食魚は、放射性核種が4分の1です。
水面近くを泳ぐ魚(小魚・ウグイなど)に比べ、低層を泳ぐ魚(フナ・コイ)は数倍汚染されています。
『食品中の放射性核種を避けることはとても大切です。もしも摂取してしまったら、可能な限り早く体から取り除く努力が大切です。
幼児では、セシウム-137の生物学的半減期は14日です。5歳児では21日、10歳児では49日、10代は90日、若い男性は約100日です。』
Nesterenko,1997
チェルノブイリでの経験によれば、セシウム-137の含有量は、鶏肉>牛肉>ラム>豚肉です。
年長の動物の肉は、時間による集積により、若い固体の肉よりも放射性核種をより多く含みます。
若い動物の骨は、年長のものよりも、ストロンチウム-90をより多く含みます。
卵は、殻>白身>黄身の順です。
豚肉と脂身は最も安全なだけでなく、デトックスと治癒healingにとってはとても健康的な選択だと立証されています。
もっと知りたい方はここを(原文リンク)。
セシウム-137の生物学的特性は安定(放射性で無い)カリウムとルビジウムに似ています。
ストロンチウム-90とプルトニウムはカルシウムに似ています。
これらの性質が身体のどの部分に集積するかを決めます。したがって、それらの放射性核種に対応する生物学的特性を持った安定元素を摂取することで、放射性核種の吸収を減らすことができるでしょう。
カリウムに富んだ食品は、ジャガイモ・ビート(赤大根)・干しぶどう・干し杏・バナナ・茶・堅果(クルミ、栗など)・レモン・干しブルーム。
カルシウムに富んだ食品は、バター・バター油・卵・ワサビ大根・ニラ・ワケビ・カブ・パセリ・イノンドdill・ホウレンソウ。
鉄は、緑野菜・りんご・ヒマワリの種・黒リンゴblack chokeberries。
ルビジウムは赤ブドウに含まれます。
放射性汚染に対する防御ダイエットは、汚染されていない果物と野菜を含めなくてはなりません。特に、リンゴのようにペクチンを豊富に含有し、放射性核種の急速な体外排出を促す物を。
完全に暗くして睡眠をとること
メラトニンの低分泌は、放射能によるダメージを受けやすくするだけでなく、老化を加速し、うつ状態に陥いらせ、体重増を招きやすくします。
メラトニン分泌レベルが低い人は、免疫防御機能が低下し、抗酸化力が減退し、がん細胞の増殖が加速されます。また、腸内細菌が不健康でアンバランスな状態になりがちです。
そこで、完全な暗闇で睡眠をとることは、夜間にメラトニン分泌を高める自然な方法です。
睡眠をとる部屋は、何も見えないくらい完全に暗くなければいけません。
ドアの下の隙間から明かりが漏れてくるときは、タオルでふさいでください。
電子目覚まし時計を何かで覆ってください。ほんの少しの灯りでもメラトニン分泌を減少させます。あなたがその灯りに気がつかなくとも。
その他
天然ゼオライト(火山性堆積岩に含まれる)は、魅力的な特性を持った鉱物です。それは、核廃棄物からセシウムとストロンチウムを抽出するために役立ち、また、重金属のデトックスに食用サプリメントとして使用することができます。
さらに、抗バクテリア特性を有し、免疫系を刺激します。チェルノブイリでも効果的に使用されました。(残念ながら使用法なし--訳者)
有機ゲルマニウム(Ge-132)は、細胞の成長と生存に影響することなく、セシウム-137に曝された細胞を保護します。
典型的には、1日あたり25mgから100mgが使用されてきました。(私のお気に入りのコロン・クレンザーは、有機ゲルマニウムが添加されています。)
活性炭は、放射性物質とある種の毒物を吸収し中性化・無害化する力があります。
研究者の報告によれば、10グラムまたはティースプーン1杯の活性炭は、約3から7グラムの放射性物質や毒物を吸収することができます。
ヨウ素、粘土clays、マグネシウム療法、重炭酸ナトリウムについてのすばらしい情報は次を、(引き続き訳して要約紹介します--訳者)
核汚染に対処するための処置
http://blog.imva.info/medicine/treatments-nuclear-contamination
放射線被曝に対処するヨウ素処置
http://blog.imva.info/medicine/iodine-treatments-radiation-exposure
放射線防護の諸方法ついて、論文目録
http://www.greenmedinfo.com/pharmacological-action/radioprotective
これらすべての情報は、慢性的放射線被曝からあなたを守るだけでなく、この危機的でストレスに満ちた時代において、あなたの気分と心的機能を高めることで、健康を取り戻す手助けとなるでしょう。
以上訳出
自分で理解するだけなら訳さない方が楽ですが、医療スペシャリストや反原発運動母体が組織的に始めるまでは、いろんな意味で、訳して投稿続けます。
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