09. 2011年5月31日 14:14:45: G1zOwBA2xc
そんなもの、わざわざ新種菌を発見するまでもなく、身近な乳酸菌や光合成細菌を利用して放射能及び放射性物質に対抗しようという動きはとうの昔に出ている。http://grnba.com/iiyama/hikari.html#ws03251 ◆2011/03/23(水) 突拍子もない発想で放射能と闘う! 放射能で汚染された関東平野を『光合成細菌』で浄化する作戦の実行部隊.これを 『関東軍』と命名したら不評サクサク.そこで一般公募で名前を決めよう!となった. なので,名前が決まるまでの仮名を『菅討軍』(by 尾崎清之輔)としたい. これは「菅」という邪悪な放射能を「討伐」する軍隊という意味だろ?>がけ君 さて…, 『菅討軍』は軍隊であるが,ゲリラ部隊である. ゲリラ部隊に前線はない.自分に有利な時と場所で戦闘を開始する! って,コレ,どっかで聞いたことがあるセリフだ….ネットゲリラだったかな? で問題は,「軍」である以上,何と言っても武器だ. 『菅討軍』には「グルンバ・エンジン」という最終兵器がある. これは,『光合成細菌』や『乳酸菌』を無限に培養する!という文字通りの最終兵器 なので,これは最終=最後の段階で話す. いまは,先ず基礎知識である.これは,本に書いてあるような知識ではない. 知恵!あるいは智慧!と言ったほうがいいと思う. この知恵を,『菅討軍』の隊員ならびに志願者の諸君は,短期修得せねばならない. さっそく,講義を開始したい. 私は先日,次のように書いた. 約40億年前.地球上に生命が誕生した.その頃の地球は“地獄”だった. 地球の表面温度は200℃以上,原始大気に酸素はなく,硫化水素と炭酸ガスが 充満していた. 空からは,強烈な放射線と紫外線が降り注いでいて…,“地獄”だった. この“地獄”のなかで,地球最初の原始生命体は,誕生したのだ. そして…, この原始生命体のエネルギー源は,なんと!放射線や紫外線だった. 動物には非常に危険な放射線や紫外線を,原始生命体は利用・活用していた,と. しかし,これ以前に大問題がある. 「どのようにして生命は誕生したのか?」 という“生命誕生の謎”を解明せねばならない. こういう時期なので,簡単に,説明しておこう. 動物にとって非常に危険な放射線や紫外線は,なぜ危険なのか? それは,危険な電磁波や粒子線という危険なエネルギーを放射するからである. ところが!である. この危険なエネルギーこそが,生命を誕生させるエネルギーだったのである! この危険なエネルギーが,原始生命体を誕生させ,育んでいったのである. この原始生命体の直系の子孫が,『光合成細菌』. 『光合成細菌』は,だから,放射線や紫外線が大好き!なのである. 我々は,今後,この放射能・放射線といった危険なエネルギーを利用し活用する! そういう,常識的には突拍子もない,トンデモない発想で,放射能と闘ってゆく…. どういうふうに闘うか? 続きは,夕刻に…. ◆2011/03/25(金) 微生物にとって,放射能は“自然の恵み!” 培養タンク 「菅討軍」(仮称)の神戸工場 「菅討軍」(仮称)の特殊工作部隊は,間もなく『光合成細菌&乳酸菌』の培養工場 を完成させる. 写真の青い3tタンクの上で工作をしているのが,隊長の「がけっぷち」君だ. 彼は昨年,中国広州の私の研究所で,乳酸菌培養プラントのつくり方や培養技術を みっちり学んでいる.彼のようなグルンバ技能士が,日本に6人,中国に8人いる. が,関東平野で放射能浄化作戦を遂行するには,最低500人の技能士が必要だ.
上の写真のプラント規模で,『光合成細菌&乳酸菌』の培養能力は,5トン/日. これで一日に1町歩(約1ヘクタール)の放射正物質が処理できる計算だ. ここで問題がある. 「微生物を使って放射正物質を処理する」とは,どういうことか? という問題だ. どういうことなのか? 簡単に言うと…, セシウムやヨウ素等の放射性物質を,『光合成細菌』が食べてしまう! なぜ食べるのか? 放射性物質が放出する“放射線というエネルギー”を利用するために食べる. 人間が死んでしまうような強い放射能でも,微生物は大丈夫なのか? 大丈夫! むしろ微生物は,放射能を喜んで集める. 微生物を使って放射能を回収する実験をしている研究者もいるほどだ. 強い放射能でも,本当に微生物は大丈夫なのか? マジ死なないのか? 大丈夫! 微生物は,原子炉の内部など強烈な放射能環境下でも平気で生存する. 微生物が,どれほど放射能に強いか! コレを見て欲しい. 人間とは逆に,微生物にとって放射能は“自然の恵み!”なのだ.ココを見てみて! ネ? 凄いっしょ! ◆2011/03/29(火) 微生物とっては紫外線も放射線も同じエネルギー 放射能で汚染された関東平野を浄化する作戦! この主役は,『光合成細菌&乳酸菌』だ. 光合成細菌や乳酸菌が,なぜ放射能を浄化するか? これは,飯山一郎が書いたMSGをもう一度読んで復習して欲しい. 飯山一郎は親切な男なので,過去のMSGを読みやすいように整理した. 題して,『光合成細菌』で放射能浄化!. さて…, 微生物や植物は,放射線や紫外線をエネルギー源として活用する. この放射線,紫外線は,じつは電波の一種で,波長の長い順から並べると…, 長波→短波→マイクロ波→赤外線→可視光線→紫外線→ガンマ線(エックス線). ここまでが電磁波で,アルファ線・ベータ線・中性子線などは「粒子線」. いずれにせよ…, 微生物や植物にとっては,紫外線も放射線も同じエネルギー. むしろ紫外線より放射線のほうがエネルギーが強いので,光合成細菌は喜ぶ! という,じつに頼もしい特殊な能力をもっている. 実際に,私は,光合成細菌を培養する際,紫外線ランプどころか,ラジウムやラドン などの放射性物質を光合成細菌や乳酸菌に与える. ここだけの話,じつは,コバルト57やコバルト60など,非常に危険な放射性物質を 使ったこともある.いずれも光合成細菌と乳酸菌は大喜び,大変な増殖率を示した. ようするに,微生物の培養にとって放射能は役に立つ! 有用・有益なのである. 今後…, 有益な光合成細菌を,放射能で汚染された関東平野の農地に散布する. すると,光合成細菌は喜んで放射能を捕食しながら,ドンドン増えていく. 問題は,放射能を体内に取り込んだ光合成細菌を,どう処理するのか? そして,コスト(経費)である. この説明は次回. ◆2011/04/07(木) 放射能は生命誕生のエネルギーだった! きょうは,中国人をはじめ来客が多く,接客に忙殺されている. この間,メールやスカイプやツイッターに問い合わせが殺到していて整理がつかない. 光合成細菌による放射能の除去の話,中国大陸の砂漠緑化の話,廃乳処理の話. 話が錯綜しており,なかなか対応がむずかしい. 申し訳ない.
ここで,少々理屈っぽくなるが,「光合成細菌の放射能利用の原初形態」を述べる. 1.原始地球には海水と岩石しか存在せず,有機的エネルギーがなかったので, 地球最初の生命体は,宇宙からの紫外線や放射線をエネルギー源とした. 当初,紫外線や放射線の破壊力を色素で減じさせ,無機的環境下で光合成 を行うというシンプルな生命体であった. 2.微生物や植物は,炭水化物・脂質・蛋白質等の有機物を必要とせず,紫外線や 放射線をエネルギー源として,炭酸ガスと水から体細胞を合成している. 3.光合成細菌は,水の代わりに硫化水素などの無機物を栄養源として紫外線や 放射線の電磁粒子で炭酸同化して体細胞を合成できる.この際,放射性物質 を体内に吸収すれば,電磁粒子のエネルギー受容率は格段に高まる. ようするに…, 原始地球において,紫外線や放射線という強大なエネルギーが存在したからこそ, 最初の生命体が誕生できたのであり,紫外線や放射線という強大なエネルギーを 利用しつくす光合成細菌が誕生したからこそ,生命の進化の基礎が築かれた,と いうことを,イメージングできるヒトは,私の仲間になれるのですが…. 中国大陸の砂漠緑化の話,廃乳処理の話も,質問殺到です. これは,順々に話をしていきますので,気ながに付き合って下さい. 今回は,面倒な理屈っぽい話ばかりしました.いったん置筆します. 御免. |