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(http://eikojuku.seesaa.net/article/205652592.html)
レアアースは中国に首根っこをつかまれたままだ。
世界のレアアース総産出量の90%を独占する中国。この中国が「輸出を半減(前年比)」させ、輸出価格は10倍に。あまりにも商売がウマイ(短期的には)。
レアアースの度を超した価格高騰に、絶叫に近い悲鳴が世界中にコダマしている。
過度なレアアース依存を脱却しようとする試みも加速している。
レアアースは採掘・生産の過程で、ウランやトリウムなどの「放射性物質」が出る。
中国国内では、レアアースによる「放射能汚染」が深刻で、奇形の動物や、作物が育たなくなった畑などが、たびたび話題にのぼる。
中国産レアアースの「激安」の陰には、弱く口のない被害者たちが山といたのである。
環境被害に関しては、日本も安穏としてはいられない。
毎年、中国から吹く風で、中国の砂「黄砂」が日本の大地に大量に降り注ぐ。
このありがたくない贈り物に、放射性物質までクっついてきては、たまったものではない。
不幸かな。地球の自転によって生じる「偏西風」は、つねに中国から日本に向かって吹き続ける。
地球が逆回転しない限り、日本は中国の吐く「クッサい息」を吸い続けなければならないのだ。タバコの副流煙どころの騒ぎではない。
中国のレアアース輸出の急ブレーキは、産業界には「訃報」かもしれないが、一般民衆にとっては「吉報」なのかもしれない。
放射能の恐怖におびえるよりも、デジタル家電の価格が2倍になるほうが、よっぽどマシである。
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