http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/900.html
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原発全廃男さんからコメントいただきました。感謝して転載いたします。
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ジャック・どんどんさん、27日の京都のラジオに小出先生が出られたものがメールで来ました。ここに投稿します。
ネットを見たら、5月27日に小出先生が京都の三条ラジオカフェに出られてお話をされていました。以下で、お話が聞けます。
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/27/fm797-may27/
そこから、例によりお話をまとめました。
小出先生、たね蒔きジャーナルと変わらぬ声で、1〜3号機のメルトダウンの意味、原子炉とは3種類あり、ウランのある炉心、それを入れる圧力容器(厚さ16cm)、その外に格納容器があり、これが最後の砦です。メルトダウンは、燃料が溶けて落下したものであり、ウランが融けるのは2800度を越え、放射能が出る状態のことです。1号機は2800度のウランが格納容器の裏に落ちて、格納容器が融けた可能性があります。ウランが格納容器外にあり、放射能最後の防壁が壊れていて、外へ出ている可能性が高いのです。出方は、爆発的な現象で炉心の放射性物質が大気にばら撒かれるのを恐れていたが、放射能は融けて地面にめり込んでいる、最も恐れていた事態とは違うが、長期間に汚染が続くのです。
出されている情報が正しいのか分からず、小出先生もつらいとのMCの話もありましたが、それであきらめないという声明がありました。
2、3号機のメルトダウンは、炉心の半分まで水があると言っていたのに、水位計を見たら水がなく、融けていたのです。2,3号機は水位計を直したら水がなかったとの可能性があり、状況が困難なのです。
今の注水、中断されたということですが、結局水は続けられていたものの、3号機、汚染水の移送がない、また汚染水が増えるので、原子炉内から周囲に溢れて、海に漏れている、これを何とかしないといけないのに、2ヶ月、何も進展していないのです。
冷却システムを作るのは、作らないといけないと言ってきたのに、格納容器を壊して外へ出たら、循環式の冷却回路はもう無理です。2,3号機には、可能性も残っていますが、破局を避けるには冷やさないといけないのです。
分からないこともあり、出てきている放射性物質の様子より、2,3号機の格納容器の破損は、必ず破損している、2号機は圧力抑制室が爆発して穴が開き、3号機の格納容器の圧力が上がらず、もう穴が開いているのです。どこに穴が開いているかは別で不明ですが、2,3号機が1号機同様になる可能性はあるのです。
格納容器の底を融かして地面に落ちるのはまだましで、長期的な汚染はあるものの、空気中に放射性物質がばら撒かれるよりはマシなのです。そのために、冷やすしかない、汚染水の回収も必要であり、冷やすには、続けざるを得ないのに、汚染水が増える悪循環であり、水を除染してまた使えるように出来たら良いのですが、頭で考えるようにはいかないのです。
いつ解決するか、解決のために努力しないといけないとの、小出先生のお話で終わりました。小出先生、東電の出している情報を元に解説しているが、その情報が正しいか不明なのです。分からないことが増えて、分析も出来ないのです。放射性物質は出され続け、落ちていて、子供たちへの影響、大気、水への影響も懸念されるのです。
これがこのラジオの内容でした。
小出先生「とてつもない汚染」、「とてつもない困難」という表現をよくされますが、原発事故に対処している政府首脳に小出先生のお話は伝わっているのでしょうか?リスナーとして、これを書いて置
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