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「柏の放射線 大丈夫?」 小学生校外学習 不安募る保護者
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110528/dst11052821580036-n1.htm
2011.5.28 21:57 産経新聞
東京都文京区が区内の小学4、5年生を対象に行っている千葉県柏市での校外学習について、保護者から安全性に関する問い合わせが相次いでいる。柏市は福島第1原発から約200キロ離れているが、都内などと比べ高い放射線量が検出されているためだ。ただ、健康を害するような数値ではなく、区教委は保護者あての通知を各校に配布し、不安の解消に努めている。
文京区では例年、4月中旬から2泊3日の日程で、飯盒(はんごう)炊飯や地元農家の見学など屋外活動中心の校外学習を柏市内の施設で実施。今年は原発事故の影響で延期されていたが、区が今月、順次実施する方針を決めた。
その後、保護者から区教委に「放射線は大丈夫か」「現地での食事の産地は」といった問い合わせが続出。原子力の研究者らと独自に全国の放射線量を計測、ホームページで公表している近畿大原子力研究所の若林源一郎講師(放射線安全学)にも、女性から柏市の放射線量データを求める電話があったという。
若林講師らの計測結果によると、例えば柏市の5月14〜20日の最大放射線量は毎時0・344マイクロシーベルトで、0・130マイクロシーベルトの文京区や原発により近い茨城、栃木両県の自治体と比べてもやや高い線量を記録。東京大学の調査でも同様の結果が出ており、インターネットへの書き込みが相次いだことなどから保護者が不安を募らせたようだ。
ただ、国の屋外活動制限基準(3・8マイクロシーベルト)は大きく下回っており、若林講師は「健康に影響が出る数値ではない。ラドン温泉に行った程度」と指摘。「実際の健康被害より、健康被害を心配する心的ストレスの方が体に与える影響がはるかに大きい。正しい情報を把握したうえで冷静に対処して」と呼びかけている。
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