これって、データを記入したオリジナルのメモは紛失して消滅してしまっていると言うことか。公表されたデータは、「経済産業省原子力安全・保安院にはすでに提出していたため、東電は保安院から」取り寄せたものというわけだ。

なんか、チンピラに万札入りの財布を奪われて、警官と一緒に取り戻そうとしたら、そのチンピラから「財布は紛失したが、金はヤクザの兄貴に預けてあったから大丈夫だ、ほら1000円な」って言われてるみたいだな。

よりによって大事な3月11日から5日間のデータのオリジナルが紛失されるか。都合が良すぎるじゃないか。

これで、本当の数値がどうだったかを検証するすべは永遠に失われたわけだ。データの信憑性は東電と保安院しだいだなんて。

ああ、哀れな日本。

こういう理解でよろしいか？

俺が心配しているのは、3月22日だっけ？　からのデーターしか
自治体も採用していない点。
累積被爆などの計算も3月22日以降から。なぜみんなこの間の放射線量を
明確にしろと声を上げないのか？

以下

福島原発から大気中に大量の放射性物質
が放出されたのは３月１２日から１６日の間で、放射性物質は数日後の３月
２２日ぐらいまでかけて原発周辺の地域に拡散したと考えられる。文部科学省
が発表した浪江町の累積放射線量は、毎日の放射線量が多かったと推測される
３月１２日から２２日までの間を外し、その後の３月２３日からの累積値とし
て発表されている。毎日の放射線が、より多かったと考えられる３月１１−２２日
の分をこれに加算すると、すでに浪江町の問題の場所の累積放射線量は、対策
が屋内退避ですむ目安をかなり越えていると推測できる。

田中宇の国際ニュース解説 無料版 2011年4月6日より

想像会話↓

原子力保安院」
「総理！データを捨てるように指示しておかないと累積線量が大変な数値になって、福島県民全員を避難させなきゃいけないことになります。そうなったら、消費税を３０％にしても国家財政が破綻です。」

菅と枝野：
「分かった。企業年金は削減しないというエサでもって、データを消去しておくよう言っておく。」

　東電　「保安院さま。少々やばいデーターですが、いかに取り計りましょうか」

　保安院　「そうよのー。そちに少し悪役を演じてもらおうか」

　東電　「はてさて、もしや○○でしょうか。保安院さまも悪ですなあ」

　保安院　「よきにはからえ」

　東電　「抜かりはございませぬ。しかし、この借りはいつか必ず」

　保安院　「ぬしも悪よのお。わはっはっは〜」

紙ベースでなく、データーそのものも消去して復活できないようにしてあるんだろうな。
毎回毎回、同じ手口。捏造改竄言い訳。
もう嘘をつくにもつき過ぎたのか、騙そうという努力もしない子供の言い訳レベル

今更出せないか、出せば東電に不利になるかの理由で無くしたことにしただけだ。

政府も政府だ。東電の日常茶飯事のミス・紛失・報告漏れに対して、
いつも同じセリフ「さらにないか、調査させる」でかたづける。
一度や二度の失敗・怠慢じゃないぞ、いーかげんにしろ。