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海水注入の説明 政府と東電は「赤点以下の対応」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110526/dst11052620410031-n1.htm
2011.5.26 20:39 産経新聞
東京電力福島第1原発1号機への海水注入をめぐる問題で、東京電力が実際は注入を続けていたと一転して発表したことを受け、危機管理コンサルタントの田中辰巳氏は「海水注入をめぐり説明が二転三転している政府と東京電力の対応は、点数をつければ『赤点以下』」とコメントした。
■危機管理コンサルタントの田中辰巳氏の話
「海水注入をめぐり説明が二転三転している政府と東京電力の対応は、(情報の集約を含め)危機管理の体をなしていない。点数をつければ『赤点以下』。福島第1原発の所長の判断で海水注入を継続したという結論で、政府、東電の双方に都合の良い幕引きを図ろうとしているが、逆に国民の不信感はより増す結果となった。
所長は、海水注入を継続していることを本店へ報告しなかったのはなぜか。政府は、海水注入を継続しているのか中断しているのか、なぜ繰り返し確認していなかったのか、疑問が多すぎる。
政府と東電は『信用の危機』に置かれていることに気付かなければならない。このままでは国民だけでなく、世界からの信用を失ってしまう。専門家を招くなど危機管理を強化するべきだ。政府と東電は、責任をなすり付け合い、失敗を人に押しつけようとしているようにも感じる」
◇
海水注入「所長を支持」 東電「あきれた組織」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110526/dst11052622390039-n1.htm
2011.5.26 22:38 産経新聞
東京電力福島第1原発1号機への海水注入をめぐる問題で、東京電力が実際は注入を続けていたと一転して発表したことを受け、佐々淳行元内閣安全保障室長は「東電の対応は危機管理の体をなしておらず、これほどあきれた組織だとは…」と語った。
■佐々淳行元内閣安全保障室長の話
「福島第1原発の所長の判断を支持したい。私も警察時代、現場を見ていない上層部から下りてくるむちゃな命令を何度も握りつぶした経験がある。そのまま従うとさらに大変な事態になるためで、今回も処分すべきは所長ではなく、官邸の顔色をうかがって中途半端な指示を出した東京電力の上層部ではないか。それにしても東電の対応は危機管理の体をなしておらず、これほどあきれた組織だとは思わなかった」
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「本店に盾突く困ったやつ」 福島第1原発の吉田所長
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110526/dst11052622320038-n1.htm
2011.5.26 22:29 産経新聞
東京電力福島第1原発の事故収束で2700人の作業員を束ねる吉田昌郎所長(56)は昭和30年、大阪府出身。菅直人首相(64)と同じ東工大で原子核工学を専攻し54年、東電へ入社した。通商産業省(現経済産業省)も内定していたが、大学の先輩の勧めで東電を選んだという。
身長180センチで学生時代はボート部に所属し、社内の評価は「豪快」「親分肌」。原子力技術畑を歩み昨年6月、所長に就任。第1原発での勤務は4回目となった。原子力委員会の専門委員で4月に第1原発を視察した独立総合研究所の青山繁晴社長(58)は東電社員から「自信過剰」「本店に盾突く困ったやつ」との評価を聞いたが、「あの官僚主義から抜けきれない東電にあって、気骨のある人物。現場を知らない本店に口答えをするのは責任感の表れだ」と話す。
青山氏が「余震で津波が押し寄せた場合どうなるのか」と問うと「致命的だ」と包み隠さず答える誠実さを持ち、堤防設置などの対策をすぐに打ち出すスピード感もあったという。
元同僚は「発電所のことは自分が一番知っているという自負があるのだろう。それがときには頑固に見える」。東電幹部は「大変なご迷惑をかけたことに違いはないが、事故が今の状況で済んでいるのは吉田の存在も大きい」とかばった。
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