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本日の中日新聞の記事を紹介します。
中電の“大型新人”武豊にメガソーラー
中部電力は、10月稼働へ建設中の
大規模太陽光発電施設
「メガソーラーたけとよ」(7500kw)を
公開した。
メガソーラーでは第1号として
今年1月に長野県飯田市で運転を開始した設備の
7.5倍の出力だ。ただ、夜間や雨天時は
発電できないため、中電は年間発電量を
一般家庭2000世帯分の使用量に当たる
750kw/hと想定。
「安定性に欠ける」として供給力に
数えない方針という。
見方はいろいろあるが、
あっぱれだ。
梅雨でない夏場であれば、
だいたい8割は晴天であると思う。
そのときの対策には効果がある。
浜岡原発は確かに「停止」したが、
停止だけでは危険は取り除かれたとは
言えない。
そのことは福島原発事故を見ても
明らかだ。
浜岡原発のある静岡県西部は、
スズキ、ホンダ、ヤマハなど
日本有数の企業が立ち並ぶ。
またこの東海地区というのは、
中小企業でさえ、世界シェアの大半を
占めるような会社が多い。
さらに、浜岡の西には
東京など関東平野が存在する。
日本の上空は、
偏西風に支配されている。
これらのことだけを考えても
恐ろしいことだ。
さらに原発には、
核廃棄物という決定的な
問題が存在する。
使用済み核燃料は、
千年以上放射能を出し続ける。
その処理方法は未だ解決しておらず、
各原子力発電所敷地内で
冷やし続けているのが現実だ。
これを千年もの長い間
冷却し続けるのか。
原発を運転すればするほど、
この原発から出る処理不可能な
ゴミがたまり続けることになる。
地震、津波、噴火、台風など
天災大国である日本では、
原発は無理である。
無理ならもう迷うことなく、
原発をやめ、新しいエネルギーに
転換するしかない。
そのエネルギーが
もし誰でもどこでも取れるモノであれば、
こんなすばらしいことはないと思う。
ウランにしろ、化石燃料にしろ
限られた資源であるから、
奪い合いになる。
限られた資源であれば、
常に競争に勝っていないと
資源が手に入らなくなる
という「恐怖」に支配されることになる。
そうすれば、さらに世界的に
競争が激化してしまう。
一度立ち止まって
冷静に見れば、
過剰な競争の為、
失われたモノというのは、
限りなくある。
生態系、伝統文化、
さらにいろんな人間同士の
つながりまでも、犠牲にして
競争最優先になってしまう。
すべてがお金によって支配され、
「コスト」ということが最優先され、
本当に人々にとって
大切なことさえないがしろにされてしまう。
これで本当に良いのだろうか。
それより、グローバル化し過ぎた
過度の競争を減らし、
食料もエネルギーも自前で
とれるような生活スタイルに
変えていかないと、
人類はもたないであろう。
さらに集中型大型発電所であるから、
災害があればダメージが大きい。
それが小型で分散していれば、
リスクが分散できることになる。
また、自然エネルギーに転換すれば、
雇用も増えるという例もある。
私たちの地区の中部電力。
私は中部電力には
どうか
「住民と共に生きる電力会社」
であってほしい。
太陽光、風力、地熱、水力、
波、バイオマスなど
ありとあらゆる身近な自然から、
知恵を結集して、
発電を行う。
丘の上では風車が回り、
小さな水路にも
水車が取り付けられ、
日差しの強いところでは、
太陽パネルが並ぶ。
さらにいたるところに
石油を作る藻類の培養する
プラントが点在する。
もしかしたら、
そんな生活スタイルに
20年後あたりに変わっているのかもしれない。
私は是非中電に先陣をきって
もらいたいと思う。
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