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福島第1原発事故 国の子どもの屋外活動基準「年間20mSv」めぐり保護者の不安高まる
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00200192.html
05/26 12:59 FNN
原発事故による放射能漏れで、福島県内に広がる土壌汚染の問題。国が、子どもの屋外活動の基準として示した、年間20ミリシーベルト(mSv)をめぐって、保護者の不安が高まっている。
福島市の渡利小学校では、削り取った校庭の表面の土がグラウンドの端に埋められる。
26日は、その場所に印をつける作業が行われている。
福島市の小学校では、26日朝から校庭の表面を削る準備が進められている。
本格的な作業は27日からで、学校を休みにして行われる。
福島市の瀬戸孝則市長は「子どもたちの生活する環境については、1つ1つ、学校表土の問題だけではなくて、これから検討していく」と述べた。
その福島市は、今週から、放射線量が毎時3.7マイクロシーベルト(μSv)を超える学校で、校庭の表面の土を除去することになり、25日夜は、保護者説明会が開かれた。
福島市の保護者は「ここはきっちりと、どのぐらいの線量を目標にするのかというのを、定めたほうがいいんじゃないか」と語った。
一方、校庭の土をめぐり、郡山市は、独自の判断で動いた。
郡山市の原 正夫市長は「試験的に校庭および、所定の表土の除去を行いたいと考えております」と述べた。
放射線量が、国が基準とした毎時3.8マイクロシーベルトを超えた学校の校庭の土を除去した。
郡山市はその後、国の基準より厳しい毎時1.5マイクロシーベルトを基準とした。
12日、幼稚園の園庭には、子どもたちの元気な声ではなく、重機の音が響き渡っていた。
園庭に掘られた穴は、深さ2.5メートルで、この穴の中に表面の土が埋め込まれた。
二本松市は、毎時1.8マイクロシーベルトを基準に、削った土を特殊なシートに包み、敷地内に埋める方法を実施した。
自治体によってバラバラな基準。
この議論のきっかけになったのは、政府内の混乱だった。
こうした中、福島市の中学校では、帽子とマスクを着用して、屋外での部活動が行われている。
福島県放射線健康リスク管理アドバイザーで長崎大学の山下俊一教授は「20ミリ(シーベルト)を上限として、それ以下に、段階的に減らしてくださいということを言っています。そういう意味では20ミリ(シーベルト)は1つのラインです」と語った。
いったい何を信じればよいのか。
保護者や学校関係者の不安は解消されていない。
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