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参議院 行政監視委員会
2011年05月23日 | Weblog
http://blog.goo.ne.jp/q0611/e/2db2a9a1c509308899cefe6ce3634678?fm=rss
今日は、私が筆頭理事を務めさせていただいている、行政監視委員会で、原発問題をとりあげさせていただきました。
まずは、その参議院のホームページで見ることができるライブ放映が、
アクセス集中のため、システムダウンしてしまったこと、お詫びいたします。
それだけ、国民の皆さんの関心が高い議題であったこと、そして、その間にシステムダウンしたホームページに代わって、
USTREAMでライブで審議を見ることができたのですが、そのアクセス数が時間を追うごとに増えていって、
私が質問をさせていただいた時点では、17000件を超えていたこと、
それだけ、関心の高さ、そして審議の内容の充実を数字で表していただけたのだと思います。
グーグルの検索ワードも参議院が4位と、非常に高い国民的関心を示していました。
ご参加いただいたのは、原発の専門家でいらっしゃる、小出参考人、後藤参考人、
地震学の専門でいらっしゃる石橋参考人、そして、代替エネルギー提案者として経済界から孫正義参考人、
この、素晴らしいメンバーのご協力で、時間も30分延長するほど忌憚なく原発問題の真実にせまりました。
内容は順次、詳しくご報告させていただきたいと思いますが、各参考人のご意見の要旨は以下の通りです。
小出参考人: 福島原発の事故終息を最優先課題として、反省と検証、今後の在り方はそれからだ。そのくらい、水蒸気爆発を含め、事故の拡大の危険性はある。
広島の原爆に使われたウランは800g、原発一基につきウランは1トンに上る。これは、原発一基に、原爆1000〜2000発を内包する計算である。
ウラン埋蔵量は石炭の数十分の一という資源としても貧弱なもの。
原発の再処理は2050年を迎えても不可能。
政府は、真摯な情報開示をお願いしたい。国民の信頼は、正確な情報の提示にこそ基づくものである。
後藤参考人: 安全のためには、決して関係者の利害が絡んではいけない。政府、関係各業者の利権が長きにわたってエネルギー政策に大きな障壁を築いてきた。
人はミスをするのが当たり前、機械は故障するのが当たり前、という前提に立って、起こりうるミスは当たり前のファクターであると認識しなければならない。
これをカバーするのが技術であるが、人災の部分がある。それは、たとえば自然エネルギーである風力関連に関しても管轄が原子力保安院であるということから、行政の原子力推進、原子力ありきの姿勢が窺えた。
石橋参考人: 日本は、世界一原発に適さない国である。地震大国であり、本質的な安全は原発の排除しかありえない。
2009年の政権交代を機に原発政策を中止して欲しいという要望は提出していた。今回の事故は、原発を推進してきた、また、とめることができなかった不作為の大罪である。
事故調査委員会を含め、国内の有能な人材を活用すべきだ。海外の人材はその後でいい。
次はどこが危険かと言えば、天変地異はどこで起きてもおかしくない前提があるが、原発は古い順に危ない、敢えて言うなら若狭が危ない。
孫参考人: 原発に代わる代替エネルギーとして休耕地を利用した太陽エネルギー発電システムの合法的設置、自家発電の全量買取、ピークシフトのための電力料金体系の構築が急務である。
自主的に測定しているのは政府が測定しているγ値においてはおおむね同数値だが、その他α値、β値も測定しており、合わせると被ばく量は政府発表数値の二倍になる。内部被ばくが懸念される。
というものでした。
私も長年反原発の立場を貫いており、今回は手痛いという言葉では表しきれない痛恨の事故を負い、忸怩たる思いで日々を過ごしています。
また、3月にニューヨーク出張をして、環境自然保護のNPOを率いる、ディビッド・ロックフェラー氏と会談をかさね、また、その後もロックフェラー氏と連絡を取り合っている中で、
化石由来資源の火力発電によるCO2排出削減のために、原子力は有望であったが、代替エネルギー、とりわけ自然エネルギーへのシフトは火急の命題であるとの認識で合意しています。
今回の行政監視委員会の審議内容は、ともすれば政権見解とは異なる見解を示すこととなるやもしれぬ中、
私は、国会議員として、国民の幸福と利益を守る立場として、真実の追求と、情報の提供を最重要課題と心得て、あえてこのような参考人の皆様にご意見を拝聴させていただけるようお願いした次第です。
この行政監視委員会が国民の皆様の多大な関心をいただいたことで、これからこの審議内容をもとに、早急に解決するべき問題を宿題としていただきました。
行政を監視する立法府としての義務をしっかり果たしていきます。
国難を乗り越えるために、国民の平和で安全な生活を取り戻すために、与党・野党、行政・立法、そんな垣根を乗り越えて、私は、皆さんに一票をいただいた国会議員として、死力を尽くしてがんばるつもりです。
3時間超の長丁場ですが、ぜひ、ごらんください。ちなみに、私の質問は、2時間43分18秒あたりから始まります。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
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<投稿者コメント>
「ニューヨークでロックフェラー・ジュニアと会って〜」と言っていたので
トップ写真の左から二番目、赤いタイの人物(デイヴィッド・ジュニア)と思います。
いまだにゴアの嘘を信じて、極悪犯罪人の頂点にいる人々の一人と会って
指示を受けてくるんだから、困ったものです。
同じく孫さんがアル・ゴアの嘘を信じているのも参りますが、おまけに孫氏は
「スマート・メーターを使わなければいけない」と言っていた。
日本の皆さんはまだご存じないでしょうが、この「スマート・メーター」は
私の仲間が「ダム(アホ)メーター」と呼ぶ代物で、要するに電気の使用量を測る
メーターなのですが、現在使われているものをこれに替えると、皆さんは始終
人体に毒である電磁波を思いっきり浴び続けることになり、同時に電気代も
相当値上がりするというトンデモ商品なのです。
大島議員と孫氏がそれぞれ単に騙されているだけなのか、裏があるのか?
誤解しているなら、なんとかそれを解かなければなりません。
とにかく
「国民の平和で安全な生活を取り戻すために〜死力を尽くしてがんばる」
が本当かどうか、フォローしましょう>皆さん。
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