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(回答先: 福島原発事故 子供の被曝許容量はチェルノブイリの4倍相当(NEWSポストセブン) あのソ連ですら子供の被曝許容量は5ミリ 投稿者 中田英寿 日時 2011 年 5 月 24 日 06:40:55)
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http://www.labornetjp.org/news/2011/0523
5月23日、20ミリシーベルト/年の撤回を求める文科省交渉が行われ、福島からバス2台(60名)の代表が参加した。(主催:子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク−以下「福島ネットワーク」)
文科省前には、500名以上の支援者が集まり、交渉中には文科省を完全に包囲するヒューマンチェーンが完成した。
このような大きな要請行動であったにもかかわらず、文科省は交渉場所を小雨が降る屋外に設定し、しかも文科大臣以下政務三役は誰も参加しないという対応であった。
これには福島からの上京団を始め参加者からは大きな怒りの声があがった。(交渉には、福島瑞穂社民党党首、川内博史民主党衆議院議員、森ゆうこ民主党参議院議員、川田隆平みんなの党参議院議員が参加)
交渉にあたった渡辺文科省科学技術・学術政策局次長からは、子どもからの素朴な質問「僕の友達が、放射能の中で遊んでいてもいいのですか?」に対し「安全上問題はない」と答え、あろうことか「100ミリシーベルト/年以下は、健康上問題はない」というとんでもない発言まで出された。しかし、参加者の本当に粘り強い説得で交渉は2時間(予定は1時間)に及び、渡辺氏から以下の点を確認点として引き出した。
@20ミリシーベルト/年は、基準ではない。
A1ミリシーベルト/年をめざす。
そして、政務三役に以下の点を報告し早急に結果を報告する。
@20ミリシーベルト/年の撤回
A1ミリシーベルト/年をめざし、新たな目標値の設定
B除染策の具体化と、国の責任の明確化
今回の交渉について「福島ネットワーク」代表の中手聖一さん(写真上)は、「残念ながら文科省の責任者不在の交渉ではありましたが、ある程度文科省に詰めよることができました。国を動かす第1歩であったことは間違いありません。しかし、これから始まるのだとも思います」とまとめた。
マスコミの参加はこれまでで最高で、この結果が非常に広い範囲に宣伝されることは間違いない。
ここまでできたのは、福島からの代表団の参加の力と首都圏と各地からの支援の集中力であった。
交渉後の院内集会(500名以上の参加、講堂では足りず第2会場が設けられた)では多くの福島からの参加者から、緊迫した一歩も譲ることのできない状況が次々に語られた。またその一方で、「福島ネットワーク」として全国に運動を広げる提言(週末の保養地の提供の要請など)もなされ、今後の運動の方向性も見られた行動であった。
まったなしの闘いはこれからも続く。この闘いの勝利は、福島を孤立させず全国の闘いとしてもっと大きく広げていくことができるかどうかにかかっている。(湯本雅典)
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