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昨日の参議院の行政監視委員会での小出氏に注目が集まっていたが、そこにはナントあの孫正義もいたではないか。委員会が4人の参考人を招致した訳で、そのうちの2人が超有名人という事だったのだ。孫の注目はネット界では大分落ちたもんだ。
しかし、孫は孫である。注目の存在である事に変わりは無い。小出氏の価値があまりに凄過ぎたので、孫は比較対象として割を食った面はある。だが、孫の脱原発への思いに変わりはないと思っている。
孫はとに角巨大な経済人であり、世の中の有象無象との深い係わりの中で道を切り開いてきた人間だ。いろいろと怪しい部分もあるだろう。 しかし一方で火の出るような情熱も間違いなく持っている。そこに期待を置く根拠がある。
そんな孫が同じ場所で小出氏といて、「小出先生」と声を掛けていた場面を見て、凄いものを見たと思った。この両人、何から何まで違う人生を歩んできたと思えるのだが、なぜか今凄い存在になってきたところで顔を合わせる事になった。
この両人の邂逅はネット界がもたらしたと言っても過言ではない。それが国会の場であったのもこれまた凄い事である。
脱原発は今や反原発にシフトアップを始めており、小出氏の存在が決定的役割を果たしている。最早御用学者の全てが国民に見放された今、小出氏の発言は絶対的な重みを持ち始めている。小出氏が原発は絶対的に危険なのだと言えば、誰ももう反論できない。これまでは原子力村が挙って小出氏達を封印して来た訳だが、それが完全に解かれた。原子力村は崩壊した。小出氏のカリスマ性がここで覆いを脱いだ。
小出氏の国会証言は歴史的意味合いすら持つであろう。小出氏達への不当な圧力監視はこの国会証言でジエンドとなった。脱原発を通り越して反原発の大河の流れが小出氏によって作られて行く。
国会で小出氏は言いたい放題言ってくると言っていたが、その通りであった。行政や原発推進派を一刀両断であった。小出氏ほど旧体制のいかがわしさを身を以て知る人間もいまい。植草氏とか小沢クラスだ。
小出氏の反原発は凄まじい。今や日本の原子力の世界の最高権威である。斑目君がデタラメ君と言われる始末である。小出氏の存在は今やレベル7である。
そんな小出氏の国会証言を孫正義が一緒にいて直に聞いていた。この事が孫に与える影響は只事ではない。孫は小出氏に付き従わなければならなくなったのだ。孫は菅と3時間も会食して取り込まれた可能性を排除できなくなった。しかし、小出氏と出会ってしまった。この場が最初かどうかは知らないが、意味する所は限りなく大きい。
孫の力の源はカネだ。誰しもがこのカネの威力に孫を仰ぎ見る。しかし、孫にも不足するものがある。小出氏が正にその部分の巨大な存在であるのが今現在である。小出氏はカネを超越した所に存在の根を張っている。孫の存在感は圧倒的であるが、国会でこの両人が並んだ時感じたものは、孫の上に小出氏がいたというものだった。すぐ隣に並んでいた訳じゃなかったが。
質疑応答の中で孫が「小出先生」と呼びかける場面があった。恐らく孫は小出氏を仰ぎ見ている。孫がカネの力で成し遂げようとしたものを、小出氏は「生き方」で成し遂げようとしている。孫は小出氏を純粋に先生と仰ぎ見れる思いであったと思う。孫もカリスマだが、小出氏はレベルの高さが違う。全くの対照的存在であるこの両カリスマには強い親和力が働くと見ていい。孫は反原発の最大の根拠を小出氏に求める事ができたのだ。小出氏も孫の現実のパワーは尊敬の思いを持って見るであろう。このご両人は反原発で足並みが揃うのである。両極端であるがゆえに無類のパワーを生み出すコンビになる可能性がある。
孫は小出氏に引っ張られるように反原発の道を突き進むだろう。カリスマはカリスマをよく知るものだ。孫は王貞治を非常に尊敬していた。孫の小出氏を見る目に同じようなものがある事は疑いない。この国会での出会いを通して、孫と小出氏の繋がりが始まると思う。本当に尊敬できる人間を得た孫の喜びは想像以上のものがあると思う。反原発の流れを決定付けたであろう今回の国会証言は、2人のカリスマの邂逅の場であった
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