★阿修羅♪ > 原発・フッ素11 > 640.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
政府官僚に告ぐ
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/640.html
投稿者 宮島鹿おやじ 日時 2011 年 5 月 24 日 07:35:16: NqHa.4ewCUAIk
 

以下の動画を見ました。

http://www.ustream.tv/recorded/14169488
http://www.youtube.com/watch?v=IVG0mZaj4Sg

多くの人があなた方に失望しています。

実名で晒されている方々がいます。政府キャリアと呼ばれる方々だと思います。なんで俺だけが、思いもよらぬ不名誉だ、と思われているでしょうか。でも、もしかしたら、今このときが、あなたにとっての「始まり」かもしれません。


このような怒号が聞こえてきそうです。

「起案者はお前だろう。」
「あなたも審議しただろう。」
「決定権者はあいつだろう。」
「文書審査者は誰だ。法的問題に気がつかないのか。」
「協議したときなぜ誰も勧告しないんだ。」
「誰が責任者なんだ。」
「俺だってやることはやっているんだ!」


・・・・・


数年で職場を異動するシステム。
心のこもらない「前任者」からの事務引継ぎ
「知っていること」を前提とされてしまう膨大な関係法令
実に利己主義的な職場の雰囲気
よくわからない「上からの声」
なぜか出世していく連中

あなた方の多くは「初心」を挫かれ、何に対しても無感動になっていて、
そして、笑うときも何かを恐れるようなひきつった「甲高い」笑い声。

むろん、行政組織は政策を執行するための「ツール」です。それ以上のものじゃないともいえる。命令に従う義務がある。しかし、あなたがたはそのツールを「私物化」している連中を目の前で見て知っているのではありませんか。

・・・

「俺だって、女房、子供を食わせていかなければいけないんだ。」

そう、言いたいでしょう。

でも、本当にそうでしょうか。

「馬鹿正直みたいなこと言って笑われたくない」
「職場で、仲間内で、浮きたくない」
「評価を下げたくない」             というのがありますよね。


想像してみてください。

もし、政府官僚のうちの、せめて、1/3でよいから、このように覚悟した世界を

「俺は、公務員だ。公僕だ。民を守る行政官だ。」

「俺は、上司に対しても思ったとおりのことを言う。」

「俺はもう女房と子供さえ食わせていければいい。出世なんかもうどうでもいい。」

いったい、何がどれほど変わるのでしょうか。おそらくは大きく変わると思います。

「この下衆が、何を言っているんだ。人の苦労も知らないで。」と思われるかもしれません。確かに霞ヶ関の内情はほとんど何も知りません。しかし、何が「わだかまっているのか」を、もし、よろしければお話ください。


あなたがたは大いなる力がある。


成し遂げられることは大きい。けれども「見返り(評価・栄達・天下り・・・)」を気にしているから動けないというところはありませんか。良心に従っている公務員を免職させることは難しいはずです。

※身分保障に関する権利(国家公務員法第75条第1項、地方公務員法第27条第2項)

左遷はされるでしょう。その覚悟は必要です。今までがんばってきた「お勉強」の成果が吹き飛びます。でも、それに権威を与えてきたシステムそのものが崩壊しつつあるのではないでしょうか。今、「東大出身」は名誉なことですか。


今まで国は、公害などで民を苦しめてきた前歴がありますね。許しがたいこともやった。それでも、あなた方の中には「これも産業のため、国家のため」と自分に言い聞かせてきませんでしたか。今回の件は「国土」そのものが失われようとしています。もう、何も残りません。生活も産業もすべて消し飛ぶのです。


どうせ、もう、世の中めちゃくちゃです。
墓の中には学歴も貯金も何も持っていくことはできません。
今、一層の奮起を願います。男として。


HEROになってください。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年5月24日 08:24:20: FbUv5Cu4qA
霞ヶ関の官僚は三国志の時代の宦官と同じですから、官僚には何を言っても無駄です。腐敗の極みに達してます県の役人も、町の役人も官僚の通達でしか動きません。
どうすれば、いいのでしょうね。
 

02. 2011年5月24日 09:16:03: wJkJexf23g
首都移転とかしか方法はないかもしれないですね。
平城京に都が置かれてときは律令制と仏教を背景を権威にした役人が貴族をないがしろ好き勝手やってました。当時は民主主義ではなかったので国の主権者は地方豪族の代表たる貴族が主権者だった。しかし、実際には律令制によって選抜された役人と仏教を背景にした僧侶に支配されていた。その後、藤原京や長岡京などの変遷を経てなんとか貴族が役人から政治の主導権を奪い返し長く安定した平安時代をむかえました。
役人というのはどうも一度居座った土地に縛られるみたいですから、首都を2,3回移転すると現在の木っ端役人どもはなすすべがなく消滅すると思います。

03. 2011年5月24日 09:22:39: cHLuO708IQ

昨日の文科省の役人たちをみれば、この国が戦前と変わっていないことを
知ることができる。
戦前は、軍人さんという役人たちだ。
いまは、財務省、総務省、文科省いろいろ組織はちがっても
同じ穴の狢だ。
この連中は、国民が何人死のうがなんとも感じない。
「水俣」をみればわかるだろう。「薬害エイズ」をみればわかるだろう。

いま、菅内閣といっしょになって、福島の子供たちを見殺しにしている。

それを変えるのは、それを変えられるのは、
多くの国民が立ち上がることでしかできない。

この官僚主義を変えなければと闘う議員を選び、育てていくしかない。
選挙だけではダメだ。
日常的に支え、批判していく必要がある。


04. 2011年5月24日 10:20:01: TeIDbbZZ5E
小泉竹中ウイルスが、猛威をふるってますね〜中曽根菌が原因でしょうか

05. コーヒールンバ 2011年5月24日 21:31:28: 3q/2p9c4c7KD2 : AEKMSXrVZG
宮島鹿おやじ様

貴方は何者ですか?
このように、私の心の奥の琴線を鷲掴みにする言葉を発する
貴方はどういう方ですか?

私の亡き伯父は広島陸軍病院に勤務中、原爆にあい、コンクリートの瓦礫の
下にいたために、一命をとりとめ、助け出されたそうです。

当時妻と2〜3歳の娘が2人いました。
私の従姉妹たちです。

その後伯父一家は北海道八雲を経て、故郷の余市に帰り、4人の子供を成し、
合計6人の子供を無事育て上げました。

その間、親戚の間では、「原爆」の言葉はタブーだったと、私の祖母がいつか
言っていたのを、私は憶えています。

伯父、叔母は無事天寿を全うしました。
子供たちは今、皆、孫がいる年齢になっています。

全員、すこぶる健康体です。

この事実を今、私は思い出しています。

「自分で考え、自分で決める。」

この言葉を、私の人生の最後に、腹の中にズシンと収まった石の塊だと
思っております。



06. 宮島鹿おやじ 2011年5月25日 04:30:12: NqHa.4ewCUAIk : i2ESwdWN0c
皆様

真摯なるコメント誠にありがとうございます。

大変参考になります。

FbUv5Cu4qA 様

ありがとうございます。
三国志の「宦官」。うーん。確かに官僚の本性を言い当てているように思います。まあ、「寄らば大樹の陰」というか、「実力者の寵愛(評価)を受けたい」というドロドロといいましょうか。この「上司の評価」というものが曲者でありまして、これが現実を見据えたものであれば問題はないはずなんですが・・・。この「倒錯した評価」からの離脱が今回のテーマなのですが、かなり困難だということは間違いないとは思っています。私も、投稿文を書いていて、ああ、これは願望だな、という気持ち半分でした。


wJkJexf23g 様

ありがとうございます。
面白いアイディアですね。歴史的な考察興味深く拝見しました。居座った土地に縛られる・・・なんとなくネコを連想してしまいました。ネコ=なんとなく女性的な感じ=宦官。うーん。


cHLuO708IQ 様

ありがとうございます。
「国民が何人死のうがなんとも感じない」・・・。結果としては水俣も薬害エイズも確かにそうでしたね。そうです。多くの国民が立ち上がる必要があります。もう、いい加減にしろと。


TeIDbbZZ5E 様

ありがとうございます。
今回の原発騒ぎも、大元は、あの人みたいですね。「水かけたらびびって帰った」という投稿がありましたが、いったいどういう人なんでしょうか。

コーヒールンバ様

以前の投稿に引き続きコメントをいただき、誠にありがとうございました。過分なるお言葉まことに痛み入ります。

私は「大いなる力」を全く持たない市井の者ですが、「挫折」や「失敗」から、何かを学べるものと信じ込んでいるだけのものです。そう思うことで「挫折だらけ」の自分を慰めているだけかもしれません。現状では、福島の子供たちのことが気になってしょうがないおやじでありまして、何かできないかとじたばたしている者です。

実は、是非お話しさせていただきたいと思っておりました。私も実存主義、ごく浅くですが、サルトルとかカミュとか読みましたね。懐かしいです。何か戦後の熱気がまだ残っている時代でした。ただ、私の場合、その頃は、そういった哲学やら思想との関わりに重大な問題があって、要するに「かぶれる」というのが正直なところでした。考えているのはあくまで自分であって、そういった論説はあくまで「参考」だと断じるようになれたのはつい最近という情けなさです。その「情けなさ」をよく知っているため、「御用学者」や「宦官のような官僚」のことがなんとなくわかるような気がします。

伯父様の貴重なお話を聞かせていただきました。いろいろな紆余曲折があって今があると思います。私の祖父も先の大戦で「特高に逮捕される」という目に遭いました。今ここでお話ができるのも少なからぬご縁かと存じます。

「自分で考え、自分で決める。」

まさに、そのとおりです。

そして、そのようにしないと、このような事態を招いてしまうという意味で、社会的な礎でもあると思います。



07. コーヒールンバ 2011年5月26日 21:23:50: 3q/2p9c4c7KD2 : AEKMSXrVZG
宮島鹿おやじ様

どうゆうふうにお話を始めたら良いのでしょう?
私は昭和20年生まれの、66歳です。

若い頃はノンポリの文学青年でした。
フランス文学科卒業です。

北海道から東京に出て、10年間過ごしまた北海道に帰りました。
サラリーマン生活を35年過ごし、終わりました。

やっと最近です、政治・経済に関心が出始めたのは。
で、
<それが事実かどうかは繰り返すが自分で認定するしかない。
実はここに一番の悲劇性があるように思う。>

この文章に出会って、「来たー!」と思いました。
「悲劇性」
この一言が我々の存在の全てを現しているのだ!
と直感しました。

これから先はたくさんのお話をできたらいいな、と思います。
また、お便りさせてください。


08. 宮島鹿おやじ 2011年5月27日 01:03:01: NqHa.4ewCUAIk : AJfEVBNiYI
お便りありがとうございます。

私は東京在住です。40台の者ですので、とりあえず若輩者となりましょうか。

自分としては社会思想のようなものを学んできたつもりです。

ただ、そのパターンが、戦後マルクス主義 → 実存主義 → 構造主義 → ポストモダン

といった「きちんと」した順序を踏んでいるのが今から見ると我ながら、「優等生的」で多少腹立たしいように思えます。

とはいうものの、それぞれ、「きちんと」学んだわけでもなく、なんとなくわかったような気がしているだけです。まあ、頭でっかちの西洋かぶれというのが実態ではないかと。

今は構造主義の影響からか、多くの人文思想はその根底に「自然科学的世界観」を内蔵している、という観点を持っています。その観点から「御用学者」という連中に共通する「病理」が摘出できないかと思っています。

先輩、今後ともよろしくご指導ください。
よろしくお願いします!


09. 宮島鹿おやじ 2011年5月27日 01:23:36: NqHa.4ewCUAIk : AJfEVBNiYI
コーヒールンバ様

なお、以下の文については

<それが事実かどうかは繰り返すが自分で認定するしかない。
実はここに一番の悲劇性があるように思う。>

もともとカッコ書きの中、つまり補足説明的な文章であってあまり強い思い入れはないものでしたが、そのようにお目に止まったことはありがたく思います。

それにしても、このような日々が来ようとは。

先日、小出助教が国会で意見を表明されました。私は、広瀬隆の著作などもいくつか読んでいて原発の危険性はかすかに理解していましたが、日常に埋没するのみで何もできませんでした。藤田祐幸さんとい学者さんが、かかる事態を招いたことは「日本の男たち」連帯の責任だとということをおっしゃっています。私は、このことを深く受け止めました。小出氏も藤田氏も「国賊」「非国民」とののしられたこともあったようです。最近、私はそういう「国賊」といった言葉を安直に使う連中が実に薄っぺらい存在だと思うようになってきております。思考の貧困さの表れと感じます。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素11掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素11掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧