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汚染水移送先が“満タン”寸前 6月半ばまで移送中断
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110523/dms1105231608022-n1.htm
2011.05.23 夕刊フジ
福島第1原発事故で、東京電力が2号機外の立て坑と3号機のタービン建屋から高濃度の汚染水を移送している「集中廃棄物処理施設」が、計画収容量いっぱいに近づいた。収容できるのは、あと数日とみられ、行き場を失った汚染水が今後、作業の支障になる恐れがある。
同処理施設は4つの建屋からなる。東電は、このうち水漏れ防止工事をした2つを汚染水の貯蔵に利用することとし、漏水などを考慮した余裕も見込んで2号機立て坑からは1万トンの移送を計画。毎時12トンのペースで23日朝現在、計約8700トンを移送した。今後移送できるのは約1300トンで、計算上は約5日でいっぱいになる。
3号機タービン建屋からは4000トンを移送する予定で毎時20トン、計2700トンを送った。残りは約1300トンで、こちらも約3日で収容できなくなる。
東電は、同施設が計画量満水になれば、汚染水を浄化する水処理施設が稼働する6月半ばまで移送を中断する方針。その間、タービン建屋地下や立て坑内で保管することになる。
ただ、1日平均総計約500トンの注水が行われているなか、原子炉への注水漏れや雨などで汚染水は増加する見込みで、予断を許さない状況が続いている。また、1〜4号機周辺には浄化の必要な汚染水が少なくとも8万トン余りも準備待ちの状態。仮設のタンクも準備しているが、設置は7月上旬になりそうだという。
東電は「浄化装置稼働が予定より遅くなったが、これまでの水位変化から、2週間程度であれば保管可能」と説明。
汚染水が漏れたり、あふれたりしないよう、建屋内の水位や周辺地下水の放射能濃度などの監視を続けるというが、滞留する汚染水が、リサイクル計画実現への大きな足かせとなるのは間違いない。
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