http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/567.html
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(Centrale de Fukushima: les dégâts dans le réacteur 2 sont plus importants que prévu: RFI )
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110519-centrale-fukushima-etendue-degats-est-plus-importante-prevu
日本/原子力
記事発表:2011年5月19日木曜日
最終更新:2011年5月20日金曜日
福島原発:原子炉2号機の被害は予想以上に大きい
RFI
2011年3月11日に地震と津波が発生してから初めて、福島原発の従業員が、5月18日金曜日に、この2重の大災害によって損壊した原子炉の1つである、原子炉2号機に入った。今月初め、彼らはすでに原子炉1号機に入っている。この2事例では、彼らは炉心溶融を確認している。東京電力によれば、原子炉3号機も同じ状態の可能性がある。
RFI東京駐在記者フレデリック・シャルルの報告
核燃料の漏れは、福島発電所の原子炉1・2・3号機から見られ、これまで考えられていたよりも広範囲だ。東京電力によれば、1号機内部では核燃料は完全に漏れており、放射線量の高い粒子の漏れの新たな発生が危惧される。
フリーの専門家によれば、政府による発電所周辺の放射能の記録は、実際の数値よりも低い。セシウムの放出は続いているが、人体の健康に危険を及ぼすにもかかわらず、それが過小に評価されている。
冷却装置に障害
原子炉1号機の炉心溶融は、間違いなく、人的ミスが原因で発生した。原子炉の緊急冷却装置は、発電所が津波による打撃を受ける前に、手動で閉められた。
作業者は温度の急低下を防ぐために、作業マニュアルに明記されたとおりに、非常用復水器のバルブを手動で閉じなければならなかった。非常用復水器は、主要冷却装置に障害が発生したとき、電力が遮断されてから8時間のあいだ、原子炉内部に水を注入する機能を果たす。
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(Trois des quatre cœurs des réacteurs de Fukushima ont fondu, admet finalement Tepco: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110519-trois-quatre-coeurs-reacteurs-fukushima-ont-fondu-admet-finalement-tepco
日本/原子力
記事発表:2011年5月19日木曜日
最終更新:2011年5月20日金曜日
4基の原子炉のうち、3基の炉心が溶融していたと、東京電力はついに認めた
クレール・アルスノー
日本では、福島に打撃を与えた地震と津波から2カ月以上が経ったが、原子力の大事故はまだ進行中だ。それでも、数週間も経ってから、福島はトップニュースを取り消した。大量の放射能の放出が続いていることや、発電所の原子炉の状態も、政府や、福島の運営会社・東京電力の発表よりもかなり悪化していることが明らかになった。
5月5日に原子炉1号機を調査したのに続き、5月17日、東京電力は、損壊した発電所の原子炉2号機に、4人の作業員を送り込んだ。防護服で身を守り、酸素ボンベを背負った作業員たちは、わずか14分しか建屋内に居続けることができなかった。放射能レベルを測定し、被害を評価するためには最小の時間だが、作業員にとっては最大の被曝時間だ。これにより、東京電力は、同社がその後発表したように、核燃料がおそらく溶融しているとの確認が可能となった。
この数週間の、損傷した原子炉に注水を続けるという、温度を低く保つための絶望的な試みにも係わらず、被害はかなり大きいことが明らかになっている。東京電力は並行して、津波によって破損した、4基の原子炉の循環冷却装置の復旧を試みたが、無駄だった。グリーンピース・フランスの原子力企業担当、ソフィア・マニョーニ氏によれば、当然のことだが、福島が事故の最中にあった2カ月前よりも、今の方が、東京電力はこの現実について語ることが容易だ。
東京電力は工程表を維持する
この発表にもかかわらず、東京電力は危機発生当初の工程表を維持すると強調した。つまり、今から7月までに放射能の漏れは軽減され、来年1月までに原子炉の温度は安定すると確言している。福島の大事故は、25年前のチェルノブイリに適用されたのと同じ、レベル7に分類されている。
IAEA(国際原子力機関)の使節が、月末まで日本に滞在し、原子炉の状態と今回の事故が環境に及ぼした結果を分析する予定だ。すでに、地震・津波・福島の事故が経済に及ぼす打撃により、2011年第1四半期、日本は景気後退に逆戻りした。
4月29日には分かっていた…日本原子力技術協会の創設者による説明
M. Ishikawa "Tout le combustible a fondu" by JaneBurgermeister
(石川氏 「燃料はすべて溶けた」:ジャンヌ・ビュルゲルメストル)
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(投稿者より)
フランスRFIサイトに掲載された記事を拾いました。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。
東電・政府発表、そして、マスコミの記事には些末な事項や、読む人を混乱させる記述が散見されます。何が大事で、どうすればいいのかがよく分からないことがあります。
非常用復水器の件も、「人的ミス」と書かれていますが、そもそも、人的ミスを防ぐために、手順を定式化したもがマニュアルです。マニュアルの手順に従えば、人的ミスは防げる。そのためにマニュアルをつくるのです。
マニュアルを遵守した結果、発生した事象が「人的ミス」と定義されるならば、今後、作業者はマニュアルを無視するでしょう。日本メディアにも同様の見解が見られましたが、自分が何を言っているのかを理解した上で、発表していただきたいものです。
要は、マニュアルに不備があった。これだけなら、「想定外」で済まされます。ただ、東電の場合は、震災が発生する以前からすでに、事故を防ぐための数多くの勧告を無視し続けてきました。今回の大災害がその結果である以上、東電が責任を逃れることは、道義上からも許されないと思われます。
「記録を低めに記入し、過小評価している」。これが故意に行われているなら、犯罪的です。将来想定される訴訟の証拠にもなる記録です。政府も東電同様に悪辣だと、言わざるを得ないかもしれません。
フランスIRSN発表による情報広報の更新が、この20日間止まっているようです。「福島の状態が安定するまで発表を続ける」と、以前述べられていた広報です。事態が比較的安定したとの判断でしょうか。それとも、IRSNが判断の根拠にしている、東電・政府発表が信頼できず、広報の作成ができない状況になったのでしょうか。個人的に気になっています。
Bulletin d'information de l'IRSN(IRSNによる情報広報):フランス放射線防護原子力安全研究所
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