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福島第1原発事故で大きな被害を受けた農家を支援しようと、福島県で生産された野菜の即売会が20日、東京・霞が関の農林水産省玄関前で開かれ、訪れた客らからは「積極的に買いたい」との声が聞かれた。
農水省や福島県などが主催し、キュウリや生シイタケなどが入った詰め合わせを1袋千円で、千袋限定で販売した。中央省庁の職員らに売り込み、売上金はすべて生産者に還元する。
野菜とコメを購入した鹿野道彦農相は「きょうは買い物をしないよう家内には言ってある。晩ご飯です」とにっこり。即売会のために来たという東京都足立区の無職男性(73)は「今後もこういう機会があれば、積極的に買いたい」と話した。蓮舫消費者・食品安全担当相や、福島が地元の玄葉光一郎国家戦略担当相も会場に姿を見せた。
福島県産の野菜は一部が出荷停止となっているが、出荷制限の対象になっていない野菜も風評被害で販売が落ち込んでいる。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/293654.html
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