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4月の汚染水放出 発電機水没を回避
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011052002000025.html
2011年5月20日 朝刊 東京新聞
福島第一原発の事故で、5、6号機の原子炉や使用済み核燃料プールを冷やすのに使っていたポンプや非常用発電機が四月上旬に地下水で浸水しかかり、送水できなくなる恐れがあったことが分かった。比較的低濃度の放射性物質を含んだこの水を海へ放出し、故障の危機を逃れたが、海外や漁業者らから批判を招いた。
経済産業省原子力安全・保安院や東京電力によると、ディーゼル発電機は6号機原子炉建屋の地下、ポンプは5、6号機のタービン建屋の地下にあった。地震で壁にひびが入り、地下水が流れ込んでいた。
水位は上がり続け、四月四日の時点で発電機の浸水まで約二十センチに迫った。故障すると原子炉やプールにある核燃料が過熱する恐れがあったため、作業員が手作業で水をくみ出した。
東電は同日午後から地下水など計約一万トンを海に放出。法令で定める限度の百倍から千倍程度の放射性物質を含んでいたが、保安院は緊急の措置として認めた。連絡の遅れから、周辺各国や漁業団体から強い批判が出た。
保安院の西山英彦審議官は「雨が降るとすぐに水没。そうでなくても数時間しか持たないという状況だった」と説明している。
5、6号機では、すでに外部電源に切り替え水による冷却をしている。一方、地下水の流入は今も続いており、東電はこれらの機器の水没を避けるため今月一日から随時、6号機の水を仮設タンクへ移送している。
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