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「東電の夏の電力は不足しない・データは語る」 (ちきゅう座)
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/446.html
投稿者 新世紀人 日時 2011 年 5 月 19 日 15:15:59: uj2zhYZWUUp16
 

http://chikyuza.net/n/archives/9738

「東電の夏の電力は不足しない・データは語る」
2011年 5月 17日 時代をみる たんぽぽ舎
<たんぽぽ舎>

「東電が、140万kwを東北電力に融通」
    なんだ!!東電の電力、余裕があるんじゃないか!

 東京電力は、被災した火力発電所の復旧などにより、8月末の電力供給力を従来計画に550万kw上積みし、5620万kwに拡大。供給不足が深刻な東北電力に東電から最大140万kwを融通する。
 東電の供給力については、中部電力の浜岡原発停止の影響が懸念されたが、東電が中国電力などへ支援を要請し、西日本から100万kwの融通を受ける計画は変更しない。
 東電は、5500万kwの供給力確保を目標に発電所の復旧を急いできたが、復旧にめどが立ち、目標を上回る供給力を確保できる見通しとなった。(デイリーニュース 5月13日号の要約)

 編集部:なんだ!東電の電力、余裕があるじゃないか、データを今まで隠してたのか?東電の得意わざは、情報隠し。

「東電の夏の電力は不足しない・データは語る」
   市民エネルギー研究所―安藤多恵子さん講演(5月15日)

 2011年5月15日、明大リバティータワーで「福島第一原発事故で、起きたこと、わかったこと、これからのこと―」と題する講演会が開かれました。(主催:たんぽぽ舎、市民エネルギー研究所、(財)大竹財団、現代史研究会)。
写真家の豊田直己さんからの現地の写真報告では、満員の観客(約250名)は、死に絶えた牛車の多数の牛たちに涙を禁じえませんでした。続く市民エネルギー研究所の小泉好延さんの講演(「福島第一原発事故で起きたこと、わかったこと」)では、貴重な生データ、現地写真の引用によって、これまでの国・東電の事故発表の不足と欺瞞が暴かれました。
 さらに、市民エネルギー研究所の安藤多恵子さんの講演、「東京電力は電力会社の資格があるのか」は、いかに「夏場に電力が足りなくなる」キャンペーンは「ウソ」であり、事業者として東電が資格を欠くとかという事実を、東電数字データによって明白に示してくれました。それによれば、全原発停止とした場合の東電の発電設備量は、停止中の火力の減少分を考慮しても約5497万Kw。それに対し、東電の今夏の発電設備量を市民エネ研が推定した結果は、約5500万Kw〜5700万Kw。その結果、「東電の全原発を停止しても、今夏の発電設備は間に合う」ことがわかりました。これまで東電は、たびたびの電力危機キャンペーンに加え、オール電化などを大々的にうたうことによって、電力需要の喚起を繰り返してきました。一番の問題は、もうけのために絶えず電力の需要を作為的に拡大し続けてきた電力会社側にこそあります。夏場の最大電力は数日、数時間のピークカット対策で間に合うことが、具体的な数字によって示されたのです。こうした東電を、安藤さんは事業者として失格、原子力で破綻した東電に送電、配電は任せられないと指摘。発電と 送・配電の分離と、さらなる電力自由化を強く訴えました。そして、今後の見通しとして、「原発は廃炉へ、電力の地域独占体制を廃止する、需要を減らしながら、未来にとっても無理のない電源構成へ移行すべし」と、道筋を示してくださいました。
 講演はこの後、現地からの報告(柏崎刈羽原発現地・矢部忠夫さん、東海第二原発現地・相沢一正さん)を頂き、盛会のうちに終了しました。

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1410:110517〕


(新世紀人コメント)

今日、興味深いニュースが流れた。
それは、自動車工場が休日を木・金に変更するというものだった。

と言う事は、土・日に自動車工場が電気を使っても一般家庭や行楽地や娯楽施設は電力不足にはならないとの見込みであるという事だ。

つまり、電気需要の大口は生産工場であるという事なのだ。

これは、産業界に電力消費を減らすのではなく工夫をしてもらえば解決できる程度の問題であるという事なのだ。

これは通勤ラッシュの解消にも役立つ。頭は使いようですな。官僚と政府よりはるかに柔軟。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110519/k10015982041000.html

自動車工場 木・金曜日休業へ

5月19日 12時10分

夏場の電力不足に対応するため、自動車メーカーなどで作る日本自動車工業会は、各メーカーが足並みをそろえて、電力需要の少ない土曜日と日曜日に工場を稼働する代わりに、木曜日と金曜日は工場を休みとすることを決めました。

日本自動車工業会は19日、理事会を開き、夏場の電力不足に向けた対応を決めました。それによりますと、ことし7月から9月まで、加盟する自動車メーカーの全国にあるすべての工場で、電力需要の少ない土曜日と日曜日に稼働させ、代わりに電力使用量が多い木曜日と金曜日は工場を休みにします。この取り組みは、政府が東京電力の管内などで一律15%の節電の目標を掲げていることを受けたもので、自動車メーカーだけでなく、取引先の部品メーカーも同じ対応をとる見通しです。今回の対応について、日本自動車工業会の志賀俊之会長は「土曜日と日曜日は電力の供給にも余裕があり、制約のない生産活動ができる。ことし7月以降、各社は自動車の生産を増やしていく計画だが、今回の対策ではコストをかけず節電にも取り組める」と述べました。


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コメント
 
01. 2011年5月19日 15:55:41: u8T2aRIP9Y
そりゃ、電力会社からすれば、現時点において確約できる供給電力しか言わないだろうに。時間が過ぎるにつれて、震災の影響や復旧状況が見えてきたから供給電力量が増えてきたんだろ?
別に情報隠しでもなんでも無いと思うが。

02. BRIAN ENO 2011年5月19日 17:20:17: tZW9Ar4r/Y2EU : GkP4o9Xp4U
以前も紹介したが、確認の為、貼りつける。

下記は経済産業省の資源エネルギー庁の
ホームページからの引用ですが・・

http://www.enecho.meti.go.jp/info/statistics/denryoku/result-2.htm


これに「発電設備利用率」というのがある。
ようするに「原子力」「水力」「火力」がそれぞれ、
マックスの利用率を100%として、
実際にどれくらいの利用率が実績として記録されているのか?
とういうデータである。

たとえば、平成22年の8月を見てみよう

今問題になっている

東京電力は一番電力が必要と言われている
真夏の8月ですら、かなりの余力があることがわかる。

東電設備利用率

@水力 98.2% →1.8%の余力
A火力 63.3% →36.7%の余力
B原子力 59.6% →40.4%の余力


中部電力
(真夏でこの余裕なのである)
(余力というのは仕事をしていないということである)

@水力 93.3% →6.7%の余力
A火力 51.2% →48.8%の余力
B原子力 63.8% →36.2%の余力


ちなみに平成22年の4月のデータをみてみよう

東京電力

@水力 93.3%
A火力 44.8% →火力はなんと55.2%、半分以上が仕事していない
B原子力 56.9%


中部電力

@水力 89.3%
A火力 39.5% →火力はなんと60.5%、6割が仕事していない
B原子力 64.3%

これが事実である。
私の数字じゃない、国のデータである。

貴殿、お住まいの電力会社もご自身で
調べていただければ幸いです。

日本全国のデータでわかりやすい
グラフになっているものもあるから
それも参考にしていただければと思います

http://diamond.jp/articles/-/12199?page=3

こちらも経済産業省の出している
エネルギー統計要覧という、
国が出しているデータである。

最後に東電が管轄する
17基の原発をすべて止めていたことがあるが、
このことをはご存知でしたか?
その時、まったく計画停電はなかったし、
節電しようなんて話もなかった・・
たぶん、こっそり、やったんだろう。
原発なくても大丈夫だと国民に
知られるのがイヤだから・・
ご丁寧にも
東電の公式文書もいまだに残っている
「頭隠して尻課すさず」である
こんな子供だましで国民を
騙そうとしているんですよ・・

http://www.tepco.co.jp/cc/press/03041401-j.html

福島第一原子力発電所6号機の点検停止について


平成15年4月14日
東京電力株式会社

当社は、原子力安全・保安院からの「福島第一原子力発電所1号機における
格納容器漏えい率検査の偽装を踏まえた厳格な検査の実施等について」(平成
14年10月28日)にもとづき、「運転中原子力発電所の格納容器漏えい率検査の
ための停止計画」(平成14年12月12日)を提出し、計画的にプラントを停止し
て、格納容器漏えい率検査を実施することとしております。
福島第一原子力発電所6号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につき
ましては、4月15日からプラントを停止し、準備を整えた上で、格納容器漏え
い率検査を行いますのでお知らせいたします。
これにより、当社の保有する原子力発電プラント17基(合計1730.8万キロワ
ット)全てが停止することとなります。

以 上

<参考>当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機( 46万キロワット) 定期検査中
2号機( 78万4,000キロワット) 定期検査中
3号機( 78万4,000キロワット) 定期検査中
4号機( 78万4,000キロワット) 定期検査中
5号機( 78万4,000キロワット) 定期検査中
6号機(110万キロワット) 4月15日から停止予定
福島第二・1号機(110万キロワット) 定期検査中
2号機(110万キロワット) 定期検査中
3号機(110万キロワット) 定期検査中
4号機(110万キロワット) 定期検査中
柏崎刈羽・1号機(110万キロワット) 定期検査中
2号機(110万キロワット) 定期検査中
3号機(110万キロワット) 定期検査中
4号機(110万キロワット) 定期検査中
5号機(110万キロワット) 定期検査中
6号機(135万6,000キロワット) 定期検査中
7号機(135万6,000キロワット) 停止中

以上の資料は、私のような素人がちょっと調べただけで、
出てきました。他にも
東電や政府が言ってることが嘘だとわかる・・
資料はいっぱいありますよ・・


他にも、いっぱい彼らの出したデータで
「原発止めると電気が足りない!」を
論理破たんさせる資料はありますが、
この辺にします。

まずは、「原発止めると電気が足りない!」
という神話が嘘であることを知っていただくのが、
第一歩です。これにとらわれている人が、
(騙されているのが)
1億人以上いますので・・
「原子力安全神話」の次は、
「原子力止めたら電気が足りない」神話から
1億人を目覚めさせることです。


http://matome.naver.jp/odai/2130431791991816401/2130432011391866303

http://actio.gr.jp/2007/11/19061359.html


03. 2011年5月19日 21:56:28: EJniQ3GxYY
経産省は、電力が不足していないことを分かった上で、計画停電を行ったのですね。

交通事故などで、数名が亡くなっており、また鉄道の間引きで大混乱を引き起こした責任は、いったい誰が取るのですか。

きっと、いつものように役人たちは知らん顔をするでしょう。


04. BRIAN ENO 2011年5月20日 06:36:32: tZW9Ar4r/Y2EU : GkP4o9Xp4U
03様、
確かに17基の原発を止めても、
計画停電や節電の呼び掛けがなかったのは、
事実ですが、
3月11日以降は、
東京電力管内の
火力が動かなくなったところが
あるようです。

ここからは、私の想像ですが、
やはり電力は足りていたと思います。

あの計画停電、
一貫性のない、
あっち行ってフロフラ、
こっち行ってフラフラと、
我々が弄ばれているような
感じでした。

たぶん、足りているのに
計画停電することに、
若干の迷いがあったと私はみています。


05. 2011年5月20日 14:17:51: FHVyh15Kso
3月の計画停電については、震災直後は本当に電力不足に陥りそうだった事は事実だろう。
しかし、需給調整契約の発動などで停電を避ける事が可能だったにも関わらず、
安易に停電に走った事、
さらに、停電を回避すべく努力する所を、停電を恒常化させるべく休眠施設の復帰や民間の発電施設の能力を無視した挙句に、
都内住民に地方に停電の不便さを見せるける事で、民意の分断と過剰に電力不足をアピールした点は、犯罪的だ。

夏に関しても、数字上は電力は足りているだろう。
しかし、これから予想される事は、
火力発電所用の燃料費の高騰から、電力会社に終始悪化による値上げ、もしくは燃料不足による稼働率低迷による電力不足、
といった「電力不足or値上げ」というパニックが演出される、と予想できる。
更に「電気料金の値上げか停電か」との選択が騒ぎになった所に、
「稼働中の原発も定期点検に入らざるを得ず、定期点検が終わった原発は運転ができない」という状況による、
「定期点検で止まった原発分の電力不足をどうするか」=「更なる電気料金の値上げか原発か」という、
「結局、原発は止められないんだ」という刷り込みが行なわれる様になる、だろう。


06. 2011年5月21日 13:01:52: EszHBBNJY2
>>05
>>夏に関しても、数字上は電力は足りているだろう。
>>しかし、これから予想される事は、
>>火力発電所用の燃料費の高騰から、電力会社に終始悪化による値上げ、もしくは>>燃料不足による稼働率低迷による電力不足、
>>といった「電力不足or値上げ」というパニックが演出される、と予想できる。

そうかな?
民間の工場などでガスタービンなどで発電した電力を東電は殆ど利用していない。
1%程度しか買っていない。
東電とほぼ同等の6,000万KWの電力が消えている。

発電と送・配電の分離により、送電・配電は国が、行えば未来にとっても無理のない電源構成へ移行できる。東電や電気が余っている事業者は国に送電費用を払えば良い。


07. 2011年5月23日 19:47:04: FHVyh15Kso
>06氏

設備はある、発電余力もある。
しかし、「原材料(天然ガス、石油、石炭)を買えなければ、発電はできない。
休眠施設に燃料の在庫がどれだけあるのか不明だが、
既に、九州電力が「火力発電用の燃料の購入の目途が立たない」として、
利用者に夏場の節電を呼びかけている。
そもそも、電力会社は「火力発電用に原油などを購入するための予算なんて組んでいない」から。国も公に購入資金の援助を謳っていない。

当然、日本が、直近は火力発電の増加に頼らざるを得ない状況となれば、
「投機筋は動き」原油を始めとする資源価格は上昇する。
原発は「結果的に利権構造に埋もれる形で」ウランの価格が全体に占める割合は少ないが、
それは特殊で(それを持って原発の発電コストが安いというのはナンセンスだが)、
火力はそうはいかない。燃料価格の上昇は、即電力価格に跳ね返る。
少し前にも、原油価格の高騰で電気代が上がった時期があったと思う。ガソリン値下げ隊なんて時期の頃だ。
今も、資源価格の上昇は続いているが、日本は「円高」のメリットでダメージが少なくて済んでいる。

つまり、無邪気に火力発電の施設に余裕あるから、と言っているだけでは、
東電から「原油、石炭、天然ガスの価格が軒並み上がっているので、電気料金を3割値上げしま〜す」って言いだされるのがオチ。
電気料金を3割値上げしてもいいのなら「高い原油を買ってきて」電気をつくりますよ、
値上げが嫌なら節電頑張ってねー(でん子)
そういう筋立てで来るよ、という事。


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