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汚染水の量と、それをどう捨てるのか [怪物(ゴジラ)化した福島原発]
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日刊ゲンダイ2011/5/18:「日々担々」資料ブログ
福島原発の収束は、汚染水の処理にかかっている。建屋にたまった高濃度の汚染水を取り除かないかぎり、作業が前に進まないからだ。
炉心を冷やすためには注水を続けなければならないが、核燃料に汚染された水はダダ漏れ状態。これまでの注水量から考えると、1〜4号機の建屋には10万トン近い汚染水がたまっている。25メートルプールで200杯以上という膨大な量だ。
「これ以上、海に垂れ流すわけにはいかない。汚染水を浄化して冷却に使う循環注水システムを7月から作動させるというが、梅雨に入ってしまったら、降り注いだ雨も汚染水となってあふれ出し、ますます作業は難航する。循環システムが間に合わないのなら、とりあえず一時的な保管場所を確保して、密閉しなければなりません」(荻野晃也氏=前出)
気象庁によれば、東北地方の梅雨入りは例年6月12日ごろ。もう間もなくだ。そうこうしているうちに、台風シーズンもやってくる。
17日には、汚染水を移す「メガフロート」がいわき市の小名浜港に到着したが、容量は低濃度の汚染水1万トンが限度。高濃度汚染水の行き先は、今のところ敷地内の集中廃棄物処理施設しかない。14日に作業中の男性が死亡した場所である。2週間かけて、3号機建屋の高濃度汚染水を移送する作業が始まったものの、処理施設の容量は1万3000トン。すでに5800トンの汚染水で埋まっている。3号機だけでも、2万トン以上の汚染水が出ているから、全然足りないのだ。
「あまり知られていませんが、5号機と6号機も難題を抱えています。構造上、湧き水がたまりやすいという弱点があり、地階にある分電盤が冠水すれば電源喪失状態になる。すでに湧き水がかなりたまっていて、危険な状態。5月1日からは6号機のそばに小型タンクが仮設され、湧き水を移送する作業が続いていますが、タンクの容量オーバーは時間の問題です」(東電関係者)
定期点検で冷温停止状態だった5、6号機までこんな状況じゃ、お手上げ。テロ国家扱いされるのを承知で、汚染水を海に流すしかないのか。
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