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東電 福島第一原発最新映像を公開(NHKニュース)
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/390.html
投稿者 gataro 日時 2011 年 5 月 18 日 08:36:45: KbIx4LOvH6Ccw
 

東京電力が福島第1原発の最新映像を公開した。映像は全部で13分あるらしい。東京電力が自社に不都合な映像を公開するはずもないのだが、現場の様子を知るのに参考にはなるだろう。みんなが知りたがっている3号機の現状を知る映像は、当然ながら、含まれていないもようだ。13分全部の映像を誰か手に入れて動画サイトにアップしてくれないかな。

何せ、東京電力は放射能は出しまくるくせに、データは隠しまくる。本当にくせが悪いんだから。

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110518/t10015952401000.html
東電 福島第一原発最新映像を公開(NHKニュース)
5月18日 7時5分

東京電力は17日、6日に撮影された福島第一原子力発電所の映像を公開しました。映像には、津波や爆発による被害の大きさや、作業員が寝泊まりしている免震重要棟の中の様子も映されています。

公開された映像には、津波の影響で圧力抑制室に水を供給するタンクの海側や下の部分がへこみ、近くには、津波に流された乗用車が横転している様子が映されています。1号機からおよそ500メートル離れた事務本館の近くには巨大な重油タンクが流れてきています。その事務本館は窓ガラスがほとんどが割れ、オフィスには資料などが散乱しています。水素爆発による爆風の影響とみられます。一方、作業員たちが寝泊まりしている免震重要棟と呼ばれる施設では、放射性物質が入り込まないよう、作業員がこまめに出入り口を開け閉めする様子や、体についた放射性物質を落とす作業などが分かるほか、荷物を手渡しでリレーして運ぶ様子も見られます。作業員がくつろぐスペースには、東京電力の同僚から送られた千羽鶴と、「絆」と書かれた励ましの手紙もありました。一方、放射性物質の漏えい防止に向けた取り組みも撮影されていて、緑色の飛散防止剤を特殊な車両で散布する様子や、放射線を発するがれきをコンテナに詰めて撤去する様子も映されています。

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【関連記事】

東京電力、福島第一原発の新たな映像公開(日テレ)
http://news24.jp/articles/2011/05/18/07182899.html

東電、福島第一原発の新たな映像公開(TBS Newsi)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4727467.html

 

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コメント
 
01. エリック・カートマン 2011年5月18日 09:22:26: T4maj2bRinWc2 : MALjFlcLdk

そもそも兵器用じゃなくて、ウランの純度が低いから、
兵器のような核爆発は起らない。
今一番温度の高いのが、3号機で、260度〜300度の間をふらふらして不安定だけれど、時々核分裂が起っているのかもしれない。
それが連鎖的に起る臨界になることを防ぐには冷やすしかない。
現実的にありうる水蒸気爆発も、臨界が起こり、温度がもっと高くならないかぎり、300度程度が水と触れても起らない。
原型を留めていない燃料の取り出しは困難だと思う。
完全に冷やしきった段階で現場でそのまま封印 するしかないと思う。

というのが僕の現状認識なんですが、あっているのでしょうか〜?
間違い等があればお教えください。


02. 2011年5月18日 10:37:12: 0GJJznkobY
>>01
チェルノブイリでは核爆発起きてると思うのですが
原爆ほどじゃないということでしょうか?

中性子線は原爆より遙かに少ないかもしれませんが、
放射性物質の量が比較ならないというか、桁違いなので
原発の核爆発の方がトータル的な破壊力では上だと思います。

広島長崎には数年で人が住めていますが、
チェルノブイリは25年たっても住めませんから。


03. Gilles 2011年5月18日 10:50:55: kTehCzGAgxl/2 : U49jqoLJUg
あってますよ。

もともと臨界=すなわち小規模の核爆発を上手に起こすための装置が原子炉です。
なので壊れてしまった原子炉で臨界が起きるというのは、あったとしても極めて偶発的なものと考えていいと思います。
例えば壊れたガスレンジが使えないとか、風呂炊きが使えないのと理屈は同じです。

問題は、壊れた炉や格納容器内に大量の燃料棒があるということで、これが自壊する際に発する熱が溜まり(=ある程度密閉されている原子炉と格納容器内では熱は溜まっていく)、その熱で原子炉や格納容器、あるいはコンクリートの土台などが壊れると大量の放射能物質が外界に出てしまう、と。

だけど、熱と放射能物質まみれの中から燃料をスグに取り出して管理することは不可能なので、それが出来るようになるまで冷却を長期に渡って継続する必要がある。
で、ようやっと冷えたら蓋をする、と。

但し壊れた原子炉と格納容器では完全に密閉できないので、冷却期間中もずーっとジクジクと放射能物質が外界に出てしまう。
これが問題ですよね。現在も飛散防止のための溶剤を散布したりしてますが、その効果が限定的なことは誰にでも分かりますよね。



04. 2011年5月18日 11:13:29: JgyS3UTymo
>>03
ペンチを落として当たっただけで臨界が始まったって話もあるが?

05. エリック・カートマン 2011年5月18日 11:21:29: T4maj2bRinWc2 : MALjFlcLdk
回答ありがとうございます。
そうですよね〜。放射性物質、放射能の漏れが問題ですよねー。

ところで、電力会社のいう、「冷温停止」(冷却水循環させていないと温度があがってくる)ではなく、ほんとうにほっといても温度上昇しなくなるまでにどのくらいの時間が必要なのでしょうか?

放射能の漏れ対策について、
「1号機の水漏れ 圧力抑制室が損傷か (TBS)「冠水」作業は極めて困難に  - 赤かぶ」のところで、昨日
「その「圧力抑制室」サスペンションチェンバーだっけ?
まだなにか必要な機能があるんかな〜。
なければ、ドッとコンクリ流しこんで漏えい箇所を塞ぐわけにはいかんのかいな〜」
と書いたのですが、
今日の日経に、コンクリじゃなくセメントですがその方法が検討されているようです。

「格納容器の圧力抑制室ごとセメントで埋めて水漏れをふさぐ方法が有力で、
高温、高濃度の汚染水があってもセメントが固まるかどうか実験中という。」
という記事がありました。

これが成功すれば汚染水、放射能の漏れを防ぐのに有効だと思います。
その上で、発表当初はなにをアホなことと思っていた、原子炉建物全体を覆う
カバー。爆発が起れば吹っ飛んでしまうので、落ち着いてきた段階でやはり
これが必要かと・・。

その爆発ですが、水素爆発についてのお尋ねが抜けておりました。
圧力容器内、格納容器内での水素爆発は起る可能性はあるのでしょうか?

亀裂で水素が抜けて溜まっていなければいいのですが・・。
しかし軽い水素が抜けるためには、圧力容器、格納容器の上部に水素の
抜け道が必要だと思うのですが、上部は損傷が少ないように思います。
どうなんでしょう・・。


06. 2011年5月18日 15:00:04: FHVyh15Kso
さて、東電がこの時点で映像を公開した事について、突っ込んでみる。

ひとつは、青山繁晴が自分で福島に乗り込んで撮影した映像と、
現地の作業員の健康管理を行った医師が公開した映像、
この2つの映像の公開を受けての「世論操作」という面があるだろう。

青山が撮影した映像よりも酷い状況にはあるものの、終息に向けて進んでいますよ、という事と、
現場の作業員の環境もそんなに悲惨じゃないんですよ、
「東電の社員も『下請け』と『日雇い』に作業を押しつけている」のではないんですよ、
という世論対策の面があるのだろう。


07. Gilles 2011年5月18日 16:50:27: kTehCzGAgxl/2 : U49jqoLJUg
エリックさん

水蒸気爆発の可能性ですが、少なくとも1〜3号機はその可能性はほとんど無いと思っていいと思います。

先日の東電の発表からは、それぞれの原子炉の水位が無いことが分かったわけで、それはつまり炉の底に穴が開いていて、水とともに溶けた燃料が落ちた(=溶けて落ちた、すなわちメルトダウン)ということが理解できます。

従って、水蒸気爆発が起きるとするならば、既にとっくに、2ヶ月前には起きているわけです。
それが無いまま現在に至ったということで、
 @何から水蒸気爆発が起きる条件は整っていない(いなかった)
 A温度からすれば2ヶ月前よりも下がっているので、更に起こりにくい
と思います。

但し、お水も燃料棒もタップリ入ったままの4号機はどうなるのか分からないですよね。そもそも爆発した原因も不明ということですし。

とは言いつつも水位も温度もキチンと計れているのかは東電も含めて誰も分からない訳で、やっぱり炉内に水があったとか、炉底面の温度はもっと高かったとか、そんなことになるとまたまた爆発の可能性がぐっと出てくることになります。
逆に何らかで今後爆発の可能性が無いということが確定できれば、それこそカバーでも出来るのかなと。

原発事故は、起こってしまえば近づくことすら出来ないということですので、そんなものは造ってはいけないのです。


08. エリック・カートマン 2011年5月18日 17:31:54: T4maj2bRinWc2 : 88x1o1uHBo
Gillesさん、詳しくありがとうございます。

ジルコニウムという金属の被覆管のみならず、
セラミックのような燃料ペレットも溶けるのでしょうか?
僕の原子炉内のイメージでは、
炉の底に亀裂か穴かの損傷ができ、そこから冷却水が漏えいし、
序々に水位が低下する。
そして、水位の低下にともない燃料棒の上の方から水面に露出していく。
露出した上部から高熱になっていき、被覆管が溶けて、
ろうそくのように下に垂れていき、低下する水面に接してじゅじゅ〜っと
冷やされて、一応固体にもどる。
同時にむき出しになった燃料ペレットはパラパラと落下し、
これも低下しゆく水面のなかに落ちて、じゅわじゅわ〜っと冷やされて
炉低に・・。
よくテレビで解説される、燃料棒全体がむき出しになって溶融して
ドサっと落ちるというイメージにはならないと思うのです。

そして、圧力容器の亀裂、穴の大きさによりますが、
一部の燃料ペレットは格納容器のほうへ出たかもしれないけれど、
大半は、漏出しながら低下していく冷却水にふれて、
被覆管は金属の固体にもどり、燃料ペレットと混在して、
圧力容器のなかに、残っている。
そして、冷却水も漏れながらも、注入によって幾分かの水位を保っている。
こんなイメージですが、
ペレットもポロポロと崩れる感じではなく、溶けて流れ落ちるのでしょうか?
溶けて流れるとすると、低下する冷却水水面に触れた場合、
また固まるのでしょうか。

どうしても、バシャっといきなり冷却水が水位を失くすようなイメージ
ではなく、序々に低下するというイメージなので、
被覆管と燃料ペレットが溶けたり崩れ落ちて、
水面に触れ、いびつな形になりながらも、冷え固まって、
圧力容器の底を溶かすほどにはならないように思うのですが、
甘いでしょうか。



09. Gilles 2011年5月18日 19:20:40: kTehCzGAgxl/2 : U49jqoLJUg
エリックさん

セラミックの燃料ペレットは大体タバコのフィルター位の大きさのものですが、当然被管が溶ける温度であれば同様に(同時に)溶けます。従ってよく「燃料棒の溶解」という解説があるように、ペレットがパラパラと一つずつが落ちるというよりも、同じ燃料棒や両隣の燃料棒に入っていたペレットが同時に溶けて、それらが一体となってドロドロと落ちるのです。

で、ここからは想像の域に留まりますが、炉内にまだ水がある間はエリックさんの仰るように炉の底にじゅわじゅわーっと溜まったのでしょう。
但しそのじゅわじゅわーの期間は相当短くて、底面に穴が開いた後はもう急速に水は無くなるので、沢山の溶解ペレットがドドッと落ちて、炉の穴から抜けて格納容器内に溜まっている水の中にある、というのが私の理解です。こんな状況で水蒸気爆発が起きなかったことが、とっても不思議なくらいです。(まだ4号機で起きる可能性はありますが)

”何が底に穴を開けたのか?”ですが、これは仮に、狙ったように底部分に穴が開いているとするならば、溶解した燃料が犯人と考えるのが自然ですよね。地震による亀裂ということもあるとは思いますが、亀裂というものは開口部分から入り易いので底部の亀裂というのは考えにくいです。
温度計測のセンサーなんかのための取付穴が底部あったのなら(わざわざ底に作るとは思えませんが)、そこから亀裂が入った可能性も十分あります。でも何千トンも注水しても実は空っぽということは結構大きな穴が開いていると考える方が合理的で、であればやはり溶解した燃料が底部に穴を開けた/もしくは広げたのでしょう。


で、現在溶解した燃料は、京都大学の小出先生によれば「アンパンのようなものをイメージしている。」とのことで、格納容器内の水に触れいている外側はビスケットみたいに固まっていて、その中にまだ比較的アツアツの溶解燃料のアンコが入っているのでは、と解説しておりました。

ちなみにこの小出先生の推測や色々と起こる事柄に対するものの見方は、もう信じられない位に的確で、この先生のおっしゃった通りのことが数日後にニュースになっていくという程です。
Youtubeで検索すると氏のラジオ解説のアーカイブがあります。とても参考になると思います。


10. エリック・カートマン 2011年5月18日 19:50:40: T4maj2bRinWc2 : UITdpqepmk
回答ありがとうございます。
小出先生のことはよく存じております。

圧力容器の底部の温度が、そこそこ高いので、

そのあんぱん状の外はビスケットのように固まって中がアツアツのあんこ状態というか、外側が固まって内部はドロっとした溶岩のような燃料塊が僕は圧量容器の中で形成されていると考えています。

そうですか・・。燃料ペレットも被覆管とともに溶融するのですね・・。
圧力容器底の亀裂のような損傷は、
僕は百本近くの制御棒や中性子計測を挿入する部分に生じたと思っております。

それで、一度は露出し溶融した燃料棒が減っていく冷却水にふれて、
冷やされてまた圧力容器底部で固まり、ある程度、亀裂を塞いだりもして、
と考えていたのですが。

4号機の危険性というのは水素爆発ではなく、水蒸気爆発なのですね?
4号機は、炉心は空で、燃料プールだけが問題ですよね・・。
しっかりと水が張られた写真もあって僕には4号機の危機というのが、
いまいち、ピンときません。
一部にプールの重みで損傷して弱くなった建物が倒壊の恐れがある等書かれて
いますが、中心に炉を包むように円柱状で頑丈そうなコンクリートの構造もあり
結構頑丈そうに思うのですが・・。
確かにプール内の燃料棒は多いですね・・。

いろいろとありがとうございました。


11. エリック・カートマン 2011年5月18日 21:46:40: T4maj2bRinWc2 : UITdpqepmk
事故の過程をイメージしやすい文章を発見しました〜。

被覆管ジルコニウムは1850度で溶け、燃料ペレットは2850度で溶けるようです。
ただし、溶けたジルコニウムがペレットにくっつくとハンダ作用というのが起こり、
ペレットの溶ける温度が500度ほど下がるそうです。

http://homepage3.nifty.com/mohtysolutions/pdf/bokuhaperettohousyanou.pdf

ここで描かれている原子炉内の事故進行過程はわかり易いです。
4号機の燃料プールでの進行過程も僕にはなるほどと思えました。
事故進行時の炉内やプール内が映像として見えるようにリアルです。
納得という感じです。


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