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原発冷却水、14〜6時間途絶 「2、3号機も炉心溶融」
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011051601000995.html
2011/05/16 20:35 共同通信
3月11日の地震直後に福島第1原発で電源喪失などが原因となって原子炉圧力容器への冷却水の注入が途絶えた時間は、燃料のメルトダウン(全炉心溶融)が判明した1号機で14時間9分、2号機で6時間29分、3号機で6時間43分だったと細野豪志首相補佐官が16日、発表した。
1号機だけでなく2、3号機でも長時間、燃料が冷やせなかったことを示している。細野氏は「2、3号機も最悪、炉心溶融していると見ていかないといけない。ただ(圧力容器の)温度から、冷却はうまくいっている」と述べた。
東京電力が17日に発表する工程表の見直しでは、2、3号機で相当程度炉心溶融している“最悪の場合”にも原子炉を冷却できる方法を盛り込む方針だとしている。
細野氏はまた、専門家の指摘に基づき、1号機では溶け落ちた燃料の一部が圧力容器から外側の格納容器に出た可能性があるとの見方を示した。ただ1号機も冷却が進んでいるとし、新たな工程表に対策の遅れは盛り込まれないという。
東電は16日、福島第1原発に、放射性物質を含む水の除染設備の搬入を進めた。配管や電気関係の工事、試験運転を経て6月中にも稼働の予定。
設備は、2号機屋外の立て坑から高濃度の汚染水を移送、貯蔵している集中廃棄物処理施設に設置。同施設には17日から3号機のタービン建屋の汚染水も移送する。3号機は5月上旬、圧力容器の温度が上昇したため注水量を増やしており、汚染水の増加が懸念されている。
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福島第1原発:班目氏、保安院を批判 炉心溶融見解示さず
http://mainichi.jp/select/today/news/20110517k0000m010078000c.html
2011年5月16日 20時15分 更新:5月16日 20時17分 毎日新聞
内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は16日の委員会定例会議後の会見で、東京電力福島第1原発1号機で起きたメルトダウン(炉心溶融)について、経済産業省原子力安全・保安院が見解を示さないことに対して批判した。
班目委員長は「(安全委が指摘してきたにもかかわらず、これまで)制御棒だけ溶けずに残るなど物理学的常識からあり得ない図を持って来ている」と指摘。「もっと適切なイメージを持ってきなさいと言っているが、持って来ないのは遺憾。また(東電が炉心溶融を認めたにもかかわらず)保安院の考えが出されないのが残念だ」と話した。
一方、15日の東電の会見で明らかになった地震発生直後に起きた原子炉圧力容器内の蒸気を冷やす「非常用復水器」の機能喪失については、「東電、保安院から事実関係を聞いていない」とし、津波だけでなく、地震や作業員の操作などが原因で起きた可能性も否定できないとの見方を示した。【野田武】
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