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3号機の不安定さ続く 温度上昇・窒素ガス注入できず(asahi.com)
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/296.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 5 月 16 日 15:31:32: igsppGRN/E9PQ
 

3号機の不安定さ続く 温度上昇・窒素ガス注入できず
http://www.asahi.com/national/update/0516/TKY201105160153.html
2011年5月16日13時54分 朝日新聞

 東日本大震災で被災した東京電力福島第一原発で、3号機の圧力容器の温度が上昇、4月下旬以降、不安定な状況が続いている。東電は12日に新たな場所からの注水を開始、量も増やした。また、3号機では水素爆発を防ぐ窒素ガス注入が遅れている。東電は15日、核反応を抑えるホウ酸を混ぜた水を注入する作業を3号機で始めた。

 東電は圧力容器の温度上昇について、注水用の配管から水が漏れている可能性があるとみて、別の経路で注入を始めた。圧力容器上部の胴フランジと呼ばれる部分では15日午前8時現在で297.5度まで上昇したが、16日午前5時は269度まで下がった。

 やや下の給水ノズルの部分は15日午前5時に139.8度だったのが、一時157.7度まで上がり、16日午前5時は141.3度。東電は「上昇傾向はおさまって徐々に低下している」としながらも、今後の推移を注意深く見ることにしている。

 窒素注入は、1号機で4月7日から始まったが、2、3号機はともに注入口が津波で損傷しており、現在も注入方法を検討中だ。

 ホウ酸水の注入は、原子炉内で核反応が連鎖的に起こる臨界を防ぐ効果がある。臨界のおそれは高くないというが、以前入れた分が、その後も続いた注水によって薄まっているとみられ、念のため足すことにしたという。1、2号機でも実施の準備を進めている。

 以前に注入した海水に含まれていた塩分にも臨界を防ぐ効果があるが、すでに淡水に切り替わっている。

 原発の燃料には低濃縮のウランが使われ、事故後の溶融で圧力容器下部にたまっているとみられる。臨界には燃料と燃料の間に一定の距離が必要で、東電は臨界にはなりにくい状態とみている。

 また、東電は3号機のタービン建屋の放射能汚染水の移送を17日から始める計画を明らかにした。

 1号機の圧力容器は、注水量を増やした結果、15日深夜から各温度計とも100度を切る状態が続いている。(佐々木英輔)
 

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コメント
 
01. 2011年5月16日 17:08:17: tEuMUcieh
東電、溶融で燃料が圧力容器下部にたまっているのを、昨日今日、想定外で
みつけたのに、燃料と燃料の間に一定の距離が必要で、臨界にはなりにくい
だと?。
とけた燃料間の距離がよく判ったな。見たのか?。

02. 2011年5月16日 18:43:33: xJpCaerkhY
ぬるぬるの政府、国民を覚醒させるために、そして原発利権で潤っていた腐れ売国奴にドドメをさす為にも、非情であるが3号機の爆発を望む。
でないと、いつまでたってもサイレントマジョリティーのままだ。

03. 2011年5月16日 20:42:23: dVR395m4Dg
もう原子力村だけでは解決できない。

なぜなら原発は安全だ安全だと言い続け安全対策を強化してこなかったからだ。
彼等には今回の事故を乗り切るノウハウも見識も度胸もない。

もうつまらない見栄やプライドを捨てて原発の危険性を訴えてきた研究者の力を借りるべきだ。


04. 2011年5月16日 22:05:13: 6A1QsVIKOU
NHKニュース
3号機 温度低下も依然不安定
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110516/k10015921561000.html
5月16日 18時50分

2週間余り前から原子炉の温度が上昇傾向にあった東京電力福島第一原子力発電所3号機では、注水量を増やした結果、測定しているほとんどの場所で温度は低下しましたが、場所によっては高いところがあるなど依然として不安定な状態にあり、東京電力では、燃料が十分に冷えていないおそれがあるとして、引き続き、温度の推移を注意深く監視しています。

福島第一原発3号機は、1号機や2号機と同様に、冷却機能が失われたことで燃料の一部が溶融したとみられ、原子炉を冷やすために仮設のポンプで外から水を注入する作業が続けられています。ところが、原子炉が徐々に冷えている1号機と2号機に比べて、3号機はここ2週間余り、温度が全体として上昇傾向にあります。具体的には、原子炉の上部にある「胴フランジ」と呼ばれる部分の温度が、1日の時点で99.6度だったのが、9日には333.9度に急上昇しています。また、原子炉の底の部分の温度も、1日に116.5度だったのが、9日には154.3度まで上昇しています。このため、東京電力では、原子炉への注水を行う配管を追加するなどしたうえで注水量を増やした結果、16日午前5時には、「胴フランジ」の温度が269度、原子炉の底の温度は136.2度などと、全体的に低下する傾向にあるということです。しかし、注水量を増やしても200度以上と温度が高い場所があり、依然として不安定な状態にあることから、東京電力などでは、燃料が十分に冷えていないおそれがあるとして、さらに注水量を増やすことを検討するとともに、温度の推移を注意深く監視することにしています。


05. 恵也 2011年5月19日 15:47:54: cdRlA.6W79UEw : IhxspvAvIg
>> 臨界には燃料と燃料の間に一定の距離が必要で

臨界とは量が集まったら起こるもので、この表現は間違いだろ。
一定の隙間を空けて連鎖反応が一定状態で続くようにしてるのであって、
隙間無しにされると爆発的に連鎖反応がおき、燃料が飛散するだけの話。

広島の原爆のように飛散しないように厚い鋼鉄の中で、無理に閉じ込めて
臨界量にしても1%程度の核燃料しか燃やせなかった。

福島原発の中でも偶然に閉じ込めた状態が出来るのなら、臨界もありえる。
とってこのHPの表現は,著者の間違い!


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