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原発事故の影響で放射線が拡散され、その影響を現時点では必要以上に過敏になっている大人が多い。 ツイッター上でその理由のほとんどが「子供や子供の将来のため」である。 セシウムなどが成長期の子供にとって悪影響を及ぼす可能性が高いとのことであるが、そのほとんどはチェルノブイリ原発事故での報告を当てはめたものばかりだ。
第二次世界大戦の時に広島と長崎に原子爆弾が投下され多くの人々が一瞬にして消え去り、核物質の影響を受けた人も多いが、広島や長崎の人々が他県の人たちよりも異常に癌になる確率が高くなったとか、子供が癌になって死んだ数が多いなどという話は聞かない。 また米ソ冷戦時における核実験を頻繁に行っていた時期のほうが現在よりも、日本も世界もプルトニウムなどの放射性物質の降下量が多かった。
とにかく、現在の状況は放射性物質は危険だということを重点に議論を置くように誘導されているのであり、危険だという証拠にチェルノブイリ原発事故を例に挙げることが多い。 しかしそれ以外の地域の話はあまり出てこない。 副島氏のサイト文(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長の論文)には、世界中どんな人でも年間に浴びる放射線量は平均2.4ミリシーベルトであり、特に浴びる量が多いイランのラムサール地方では年間10ミリシーベルト以上だが、そこで特に癌になりやすいなどの症状はないとのことである。
だから放射線について議論するにはただ単にチェルノブイリを例に挙げて騒ぐだけではナンセンスであり、他の地域の状況も入れて議論するべきである。 だからむやみやたらに危険だ!と騒ぐことは、逆に危険だから福島原発(20キロ圏内)には一般人は全て立ち入り禁止=証拠隠滅という口実を国民が東電や政府に与えてしまっているのと同じである。
私は子供の将来が良いように願うならば、まず大人が正論らしきものと恐怖で混乱されずに、冷静になって全ての情報を見て考えなければならないと思う。 仮に危険だ!逃げろ!と騒いで、逃げたから、もしくは結局は大きな影響を及ぼすまでにはいかなかったという具合になったとしても、その時には真に裁かれなければならない悪は逃げ切り、そしてその時にもノウノウと左うちわで暮らしているだ。
またその時に子供たちが大きくなって、子供たちの将来が良くなるとは誰の保証もない。なぜなら、その悪が逃げ切ったことによって日本政治・行政の中枢に影響力を及ぼしているだろうからだ。 また「防御は最大の攻撃」と言わんばかりにそれだけを正当化しているが、逆の言葉に「攻撃は最大の防御なり"Attack is the best form of defense"」もある。
だから逃げていてばかりではダメなのだ。 その攻撃できるのは子供ではなく大人たちではないのか? 子供たちを逃がしても子供は親なしでは生きられない。 親が子供を今だけでなく将来に渡って守り育てていくには、親(大人)たちが逃げないで戦う事も必要なのである。 だから危険だ逃げろばかり言っている大人は、戦闘放棄しながら文句いっているだけに見えることが多い。
だから福島の人たちも恐怖を煽られて、真に立ちあがり闘う勇気まで奪われてしまっているようにも見える。 だから原発被害も、危機煽り被害も一番受けているのが福島県民(特に原発周辺地域に住んでいて避難している人たち)なのである。 被災者たちに元気と勇気を与えなければならないはずなのに逆効果にもなってしまっている。
国家が国民を守らないならば、国民が国民を守るために英知を集結させていくしかない。それが脱官僚・脱律令思想の始まりなのである。 国民がお互いののしり合ってもちっとも良くはならない。 力を合わせて敵(官僚機構、売国議員、マスゴミ、米国)を打ち砕くべし。
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