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日本は核の平和利用を目的として原子力発電を積極的に推進してきたのだが、福島原発事故を受けてさえ原発推進派の本流はその態度を変えていない。純粋にエネルギー問題に対する切り札として原子力発電をとらえているのなら、あるいは発電コストや資源問題や地球温暖化問題などに対応するためだとしたら、ここまで意固地になることはないような気がする。
彼らの本音は、「核抑止力の保持」ではないか。もちろん、このような目的は平和三原則の日本としては口が裂けても言えないので黙っているが、原発推進派の政治家にとどまらず科学者・技術者の中枢にいる人々は、いざとなったら2カ月から3カ月で何とか作る技術を持つことが何より重要と考えている節がある。
しかし、これこそ自己矛盾である。福島原発事故の被害の大きさと原子炉の御し難さを考えれば、原発を持つことこそ、仮想敵国に格好の簡単な且つ至極効果的な攻撃目標を最初からさらしていることになる。なにも核攻撃する必要さえなく、巡航ミサイルか低空からの通常攻撃で核攻撃と同等以上の効果を得られるわけだ。テロリストにとっても、非常に費用対効果の高い方法として注目されよう。
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