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ジャーナリストの木下黄太さんからのメールです。
ブログのコメント欄より転載ですが、宮城県南部の衝撃的な汚染状況と
良心的な生産者の悲痛な訴え
宮城県南部の放射線量 (光鼠)
2011-05-13 14:03:55
私がずっとお野菜をいただいている方から野菜と一緒にお手紙が届きました。
宮城県では、検査をしません。
大丈夫!基準値以下ですと言い張っています。
皆様にご覧頂ければ幸いです。
以下原文のまま・・・・
みなさまへ
地震以来ごれんらくもせずに長い間お休みをつづけ大変申し訳ありませんでした。
また心配してくださった皆様から、とても暖かいお便りもいただき本当にありがとうございました。
当初はライフラインも整わず、また原発事故の様子もつかめなかったため、
2カ月くらいお休みをいただく予定でおりました。
ところが原発のことを勉強し情報をあつめるにしたがって
事態の重大さがわかり見通しがつかなくなりました。
「本当にこの地で農業を続けられるのか、
続けるとしたら、どういう方法があるのか」を自問自答する日々が続きました。
そこで同じ不安を抱える仙南地区の農家仲間と勉強会を始めました。
仙南は福島の北西ラインにありながら、ほとんど検査をしていません。
まずは田畑の土壌や農作物の状態を具体的に知る必要があるとわかり、
関係諸機関(宮城 国の農政局 大河原農政局)に検査をお願いにいきました。
でも思う様な回答はいたたけませんでした。
それで自分たちで計測し、自分たちで判断するしかないと思い
土壌調査を民間の測定会社にお願いしました。
またガイガーカウンターも借りて、仙南地区の空間線量や枯れ草群の
線量を調べ土壌汚染図も作ってみました。(図2)
その結果仙南地区は、福島北西方向の延長図をきれいに描いている事がわかりました。
また5月7日の朝日新聞に公開された土壌汚染蓄積量の地図と、
チェルノブイリの汚染図と比べ、本当に驚きました。
(図1)桁を間違えたのかと思い、いろいろな方に確認をとりましたが本当にその通りでした。
つまり宮城県南部の地区はチェルノブイリの管理ゾーンから一部は希望移住ゾーンに入る可能性もみえてきました。
数値計算からの類雑なので確定はできませんが、
やはりこのことをきちんと確かめ、
野菜についても検査を受けなければいけないのではないかという見解に達しました。
この原発事故の「真実」を知りたいというのが今の一番大きな課題です。
今後は、仙南の方々とつながりを持ちながら、継続的な検査体勢を整え、
この汚染の「真の姿」を知り伝える努力をしたいと考えています。
そのような体制が整いましたら改めてみなさまに御知らせしたいと思います。
ただそれがいつになるかは見通しがつかないため、
もし他のルートで野菜を入手できるかたは、どうぞそちらを優先してくださいますようにお願いいたします
平成23年5月9日
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